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難関試験合格への軌跡を聞く(名言あり)

フルタイムでお勤めをしながら、コーチングを学びながら、そしてマーケティング講座を受講しながら、合格率10パーセント、超難関といわれる税理士の国家試験に合格した方がいます。
マーケティング講座同期のちーちゃん。
なんと、合格までの期間は、12年間!


12年も税理士試験を勉強し続けるとはどういうことか、その軌跡をお話いただくイベントがありました。

参加して、まず感じたのは、
「周囲の人に、受験を宣言するって、こんなに大事なんだ!」ということ。

誰しも、頑張っている姿を見せるのは恥ずかしいですよね。
出来る事なら、何食わぬ顔で日常を過ごし、受かった報告だけサプライズで言えたらカッコいいな。という気持ちが頭をもたげます。
でも、ちーちゃんは、そうはしませんでした。
家族、職場の人に宣言したのです。

そうすると出来ることは、
家では、机の上に、テキストとペンを出しっぱなし。
職場での昼食も、ランチスペースに行かず、机でささっと食べて、残り時間を勉強に充てる。
通勤時間のバスの待ち時間にテキストを開く。
と、地味に、無駄なく、隙間時間を利用しつづける事が出来たのですね。

でも、それを12年・・・
心が折れそうですが、
宣言すると、周りの方は応援してくれる。とおっしゃっていたのが印象的でした。

質疑応答の際、さらっと回答してくれた言葉にも、名言がたくさんありました。ご本人は当たり前のように話されていましたが、聞いた側は、じわじわと染みてくる言葉の数々でした。

■名言その1
暗記は、一度で覚えようと思わない。
薄い紙を重ねるように、何度も記憶を重ねる。
ちなみに、理論(法規の条文集。分厚い)は、15回は読んだ。
(1回読んで、覚えた気になる私・・それでは忘れて当然なのね!)

■名言その2
暗記シート(緑と赤の)は、部分しか覚えられず、全体が見えないので使わない。 
(全体を覚えなきゃ意味がないという考え方が、ただ試験に受かろうとしていない。真に理解し、活かそうとしている人の発言!)

■名言その3
毎年8月に試験があるので、趣味などは12月まで。
1月からはシャッターを下ろす。
(7月からじゃないですよ。1月から!)

繰り返しますが、これを12年続けているちーちゃん。
経験に基づく言葉の重みがすごい。

私は、ここまで頑張った経験がないので、あくまで想像ですが、
継続する中で、自分が信じられなくなったり、
このまま続けるべきか悩んだり、
悔しかったり落ち込んだり、たくさんあったのかなあと。

でも、ちーちゃんは、
謙虚に、素直に、
覚えられない時は、先輩に暗記方法を聞いたり、
コーチングで話して、気持ちを整えたり、
忙しいけれど、勧められたコーチング講座、マーケッティング講座を受けてみたりと、
なんだかとても、柔軟で、

結果的に、それが全て良い方向に進んだのだなぁ。と気づきました。

謙虚に、素直に、柔軟に、ありのままに。
そして何より、
モチベーションの源は、人の役に立ちたいという思い。
そう考えると、税理士合格=ちーちゃんありのままの結果と言えます。

合格してすぐに、恩返しがしたいというちーちゃん。
もうこのイベントだけで、充分恩返しに値すると思いますが、
これからの活動を妄想するとワクワクします。
そして、ただひたすらに努力する姿こそが、真摯に心に響くと知りました。

ちーちゃんありがとう!
改めて、本当におめでとう!

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