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私がフーリンキャットマーク様の2023秋M3新譜『とべるって言って』を聴いた感想


はじめに(読み飛ばして良い前置き)


えー。
フーリンキャットマーク様の2023年M3秋の新譜『とべるって言って』が10月29日にリリースされてから、この感想を投稿するまで。
1ヵ月もかかってしまいました。

時間がかかってしまった理由が2つあって。
その理由を感想前の前置きにしようと思って書いてみたんですけど。
書き終わって文字数を数えてみたら、前置きだけで1,500文字くらいありまして。
なので、あの、本当に飛ばして良いです。

余談ですが、日本人が文字を読むときの平均時間は1分間に400~600文字らしいです。
なので、この前置きの文章だけで、読むのに2~3分かかることになります。
「御託は良いから感想文だけ読ませてくれ!」という人はこちらから感想に飛んでください。

では、感想文を完成させるまでに1ヵ月も費やしてしまった2つの理由を述べさせていただきます。

まずひとつ目の理由。
単純に、私が長い文章を書くのに慣れてなかったです…。
10年以上、Twitterでしか文章を書いていない自分には、140文字以上は上手く書けない。
この書き方で想いが伝わるのだろうかと不安になり、
書いては消し書いては消しの繰り返しで、全然完成しない。
いつか、この程度の文章量なら、ちょちょいのちょいで、軽く書けるようになりたいですね。

そしてふたつ目の大きな理由。
秋M3から帰宅して、『とべるって言って』を1周聴いて。
「うん!Twitterに感想書きたいけど140文字じゃ収まらない!聴いて感じたことを全部noteとかにまとめて書こう!」と決意しました。

そして、感想を書くために、今回のアルバムを何度も繰り返し聴きました。
日々の生活の中で、1日10ループ以上はしていると思うので、この1ヵ月、誇張なしで300周以上は聴いたのではないでしょうか。
異常ですね。

でも、何度繰り返し聴いても感想がまとまらないんです。
聴くたびに新しい発見があるし、新しいことを感じるし、その日の気分とか、体調とか、天気とか、時間帯で、同じ曲でも全然感じ方が変わるんだなって思いました。
感じたことを言語化するのってすごく難しいですね。

例えば、「自分があまり好きじゃないものに対する感想を書きなさい」と言われたら、「こういう部分が好きじゃなかった」「ここがこうだったら好きだった」みたいな感じで簡単に言葉にできると思うんですよね。
マイナスの部分って、見えやすいから。

でも、自分が大好きだと感じているものに対する想いを文章にしようとすると、「自分はこの曲のどんな部分を好きだと感じているんだろう…?」「好きだという気持ちは変わらずあるはずなのに言葉にできない」という感情の迷路に入ってしまいます。

迷路の中にある「好き!!!」という感情を何とか捕まえて分析するんですけど、感じ方が日によって変わってしまうから、毎日ゼロから新鮮な気持ちで「好きなものをなぜ好きと感じるのか」を捕まえて分析して捕まえて分析して、また捕まえて。
好きな想いを言葉にするのは、すごく難しいなって思いました。

でも、その難しさが楽しくて、フーリンキャットマークさんの曲を聴いた時の自分の感覚にフォーカスし続ける日々で、人生が豊かになってる気がしています。

そんなこんなで、書いたり消したり書いたり消したりして、1ヵ月経っちゃいましたが。
とりあえず形にしないと何も始まらないし何も終わらないので。

長すぎる前置きはこれくらいにして、
フーリンキャットマーク様の新譜「とべるって言って」の感想を書かせて頂こうかなと思います。

長文、乱文、怪文。
「そんなこと創ってる人も、歌ってる人も、意図してないと思うよ」という、妄想まみれの文章かもしれませんが。
今の自分が、このアルバムを聴いて感じた気持ちを、文字として記録したいという一心で、自分のために精一杯書いた文章になります。

きっと投稿した後に、たくさん加筆修正するんだろうなぁ。

ということで、生暖かい目で読んでいただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。


それでは、感想スタート!


と、勢いよく、曲ごとの感想に進みたいところですが。

もしかしたら、フーリンキャットマーク様の曲を聴いたことないけれど、「Saltyがなんかnote出してるから読んだろ」的なノリでこの文章を読んでいる人がいるかもと思ったので。
そんな人たちのために、軽く紹介を。

今回、自分が感想文を書かせていただいた
とべるって言って」は、2023年10月29日のM3秋に
フーリンキャットマーク」というサークルからリリースされた
新アルバムです!!!!!

こちらのサークルは、コンポーザーの谷高マーク様と、
メインヴォーカルの鳴紗様たちによる、アキシブ系音楽ユニットです!
(好きです)
今回のアルバムジャケットは、国道12号様が担当しております!
(ジャケットかわいい素敵)

今回の新作は沢山のゲストボーカルをお呼びした
とても豪華な一枚となっております!

https://huringcatmark.booth.pm/items/5179514

と、オンライン販売ページで記載されている通り、
すごく豪華なアルバムでした!

気になる方はyoutubeに上がっているXFDだけでも聞いてください。

もっと気になる方はboothなどでオンライン販売もしてるとのことなので、
興味本位で購入ボタンを押してみてください。

この文章を読んでいる人の中によく会う知人友人がいて、
ちょっとでも気になったらSaltyが現物を持って聴かせに行きますので気軽に連絡してください。

ということで、今回のアルバムは、フーリンキャットマーク様だけでなく、たくさんのゲストクリエイターの方々が関わっている、大変豪華なアルバムになっています!

以上!紹介終わり!
ここからようやく曲ごとの感想です!
感じたこととか思ったことを書きました!
よろしくお願いします!


1.とべるって言って(feat.鳴紗)

Music&lyric:谷高マーク 様
Vocal:鳴紗 様
Guitar:平茸(Aftergrow) 様

聴いて感じたこと思ったこと
・1曲目!新譜の表題曲!
・ギターとベースのかっこいいイントロから、「Fly~♪」という鳴紗さんのコーラスが始まって、これまでの「かわいい女の子がおしゃれでかわいい曲を歌うような感じではなく」サウンドの雰囲気的にも、ポップなサウンドの合間にクールなギターの要素が入っていて、かわいいだけじゃないクールな炎が灯っている曲なのかなと感じました!
・イントロが終わって、Aメロが始まり、鳴紗さんの素敵な歌声を聞きながら歌詞カードを追っていく中で、「この曲はジャケットイラストの女の子(以下:とべるちゃん)の背中を押す応援ソングなのかな?」と私は感じました
・とべるちゃんが、自分自身も悩みながら、自分を鼓舞しながら、「とりあえず前に進め!」と背中を押してくれるようなそんな曲で
・正直不安ばかりだけど、「あるかもしれないチャンスを掴むために飛び出すんだ!だって君にも私にも翼が生えてるでしょ!」というメッセージを私は感じました

★個人的ここ好きポイント
・ラスサビ前と後にあるギターソロの途中から鳴紗さんのヴォーカルが入ってきて、ギターとの掛け合いみたいになるところが好きです!
・とべるちゃんが勇気を出すための心の炎が歌とギターで点火していくようなイメージが湧きました!
・もしも、この曲にアニメMVがつくとしたら、ギターソロからヴォーカルが入っていったタイミングで走り出して、走っている途中で背中に見えない翼が生えてきて、落ちサビのラスト「目を覚まして今すぐ」でとべるちゃんの顔アップでカメラ目線で一気に飛び出す!
・そんな想像を膨らませながら聴いてます。

★個人的こんな時に聴くと良いかも
・仕事に向かうのが憂鬱な朝の出勤時
・眠いけどやらなきゃいけないことが終わらない徹夜時
・不慣れなことにチャレンジしているけど不安でいっぱいな時
・総じて何かを頑張っている時
・とべるちゃんも頑張ってるんだから、自分も頑張ろうという勇気が貰えます
・怖れや不安を断ち切って、とりあえず飛び込んでみよう、やりきってみよう、書ききってみようと思えるそんな曲です
・正直このnoteを出すのも不安だったし怖かったけれど、「着地点はどこでもいい、そこに答えがあるの」という歌詞に勇気をもらって書ききって投稿しました
・これからも、私は勇気を振り絞りたいときにこの曲を聴くんだろうなぁ


2.ナソルペ(feat.うぐ)

Music&lyric:谷高マーク 様
Guest Vocal:うぐ 様
Guitar:うっちー 様

Mix&mastering:こまっティ from アタリメ 様

聴いて感じたこと思ったこと
・2曲目!
・ゲストヴォーカルのうぐさんのソロヴォーカル曲!
・全体的にチルなサウンドに、ウィスパーボイスの極みのようなうぐさんの歌声、癒されますね~
・タイトル的にも、歌詞の内容的にも、某有名な女神の異聞録的なゲームがテーマになってる曲なんですかね?
・私は転生してるほうのシリーズも、そのあとのシリーズも未履修で、この曲がどのシリーズのどのタイトルをテーマにしているのかわからなかったので、いつかマークさんに聞ける機会があったら聞いてみて、そのタイトルをプレイしてみたいなと思いました!

★個人的ここ好きポイント
・うっちーさんのギターがめちゃくちゃ好きで、特にギターソロが曲の雰囲気にあっていてオシャレで綺麗だなぁ~と、何度聴いても聴き惚れてしまいますね
・歌詞カードの最後にあえて書かれていないと思われている「おまじない」をいう部分がかわいくていいなぁと思いました

★個人的こんな時に聴くと良いかも
・元になったものが某ゲームであっているのだとしたら、プレイした後に聴くのが一番エモいんだろうなと思いつつ
・自分は普通に癒されたいときに聴いています!布団の中で聞いているとスッと寝落ちしている瞬間があるんですよね~


3.traveling(feat.鳴紗/中村さんそ)

Music&lyric:谷高マーク 様
Vocal:鳴紗 様
Guest Vocal:中村さんそ 様
Guitar:うっちー 様

Mix&mastering:こまっティ from アタリメ 様

聴いて感じたこと思ったこと
・3曲目!
・ゲストヴォーカルの中村さんそさんと鳴紗さんのコラボ曲!
・宇多田ヒカルさんの「traveling」のcoverで、BPMがかなり上がったアップテンポな感じ
・オリジナル版で印象的なイントロの「トゥルルル↑トゥルルル↑トゥルルル↑トゥルルル↑」みたいなメロディがなく(伝わらなそう)その代わりにオシャレなギターが!やっぱりうっちーさんのギターが一番好きです
・ヴォーカルのお二人のパートの分け方が会話にみたいで、聞いていて楽しい気分になりますね
・コーラスが綺麗で、コーラスに耳を傾けるとすごい癒されます

★個人的ここ好きポイント
・イントロの、うっちーさんのオシャレなギターから中村さんそさんと鳴紗さんが笑いあう声が入っていて、楽しい二人旅が始まりそうというワクワク感があってめっちゃ好きです!
・タクシー乗り場で待っている時間、どちらかが、ふと視線を向けたのに対して「ん?」「ううん、なんでもない」「ふふっ、そっか」「えへへ、なんか楽しみだね」というような、ワクワクするやり取りをこのイントロのボイスだけで表現してるのかなと想像して、もう楽しくなっちゃいますね!

★個人的こんな時に聴くと良いかも
・金曜日の仕事終わりの帰り道!
・仕事の疲れが吹き飛んで、楽しい気持ちで帰ることができるのでお勧めです!


4 渋谷嫌いのモンスター(feat.もな/ノーストリリア)

Music&lyric:谷高マーク 様
Guest Vocal:もな(ノーストリリア) 様
Guitar: 平茸(Aftergrow) 様
Mix&mastering:こまっティ from アタリメ 様

聴いて感じたこと思ったこと
・4曲目!
・ゲストヴォーカルのもなさんのソロ曲!
・もなさんの芯のある爽やかな歌声もあって、爽やかなギターロックチックな曲だなと思いました!
・この「渋谷嫌いのモンスター」にもモデルがいるんですかね
・マークさんが書く歌詞は、歌詞の中に出てくる人とかキャラクターが活きているように感じるので、「きっとモデルやテーマになった人やキャラクターがいるんだろうな、誰だろうな~」と想像するのが楽しいなと思う今日この頃です

★個人的ここ好きポイント
・歌詞の前半の部分は、私が個人的に渋谷がそんなに得意ではないので、自分がモンスターだと思って聴くと、田舎から東京に出てきて、渋谷に迷い込んじゃった自分を見つけて肯定してくれる歌詞だなと思いながら、今は聞いてます!
・それ以外の部分は、ちょっと難解で、全然まだ紐解けていないので、もっと聴きこまないと歌詞の真意に到達できなそうだなと感じています
(いつか紐解きたい…!)

★個人的こんな時に聴くと良いかも
・渋谷とタイトルの付く曲は渋谷で聞くべし!(めっちゃ人が多いときに)
・というのは半分冗談で、都会の人込みとか喧噪に「ウッ」ってなった時とかに、聞くと良いかもと思いました!


5.第99の方程式(feat.ことの)

Music&lyric:谷高マーク 様
Guest Vocal:ことの 様
Mix&mastering:こまっティ from アタリメ 様

聴いて感じたこと思ったこと
・5曲目!
・ゲストヴォーカルのことのさんのソロ曲!
・タイトルも歌詞も難解で、理系じゃない自分には何が何だかという感じでしたが、サウンドも歌声がとんでもなくかわいい、「かわいすぎるなんだこれ溶ける」って感じで聴いてます!
・4曲目よりも歌詞が難解で、この曲の歌詞の真意を自力で紐解くことはできないかもと思いました

★個人的ここ好きポイント
・もじぴったんや塊魂のような往年のnamcoのヴォーカル入りのゲームミュージックみたいな全体的なサウンドが好きです!
・ここが好きというよりも、全体的な曲の雰囲気が本当に、聞いていて「耳心地がいいな~溶けそ~」と思っています

★個人的こんな時に聴くと良いかも
・フワフワしたいとき
・なんかすごく浄化されるので、お昼ご飯食べたあとの頭がフワフワしてるときに聴くと、フワフワがマシマシで溶けていく感覚が味わえるのでお勧めです


6.天空少女(feat.鳴紗)

Music&lyric:谷高マーク 様
Vocal:鳴紗 様
Mix&mastering:こまっティ from アタリメ 様

聴いて感じたこと思ったこと
・6曲目!天空少女!好きです!
・鳴紗さんヴォーカルバージョンだと、サブスク限定音源として2020年にリリースされていましたが、初出はおそらく2016年M3でリリースした「メランルージュメロディ」で天川かぐさんが歌っているものなのかなと思っているのですが合ってますかね?天川かぐさんバージョンは未履修なので、いつか聴き比べてみたいなと感じました。
・サブスク限定の天空少女は何度も聴いていたので、このアルバムの天空少女を聴いた瞬間に「あれ?ドラムのカウント始まりだったっけ?」「え!マークさんがコーラスで参加されてる!」というアハ体験ができて、テンションがすごく上がりました!
・この、同じ曲で同じ人が歌っていても、収録されているCDなどによって全然違うアレンジだったり違うサウンドに進化し続けていくところがフーリンキャットマークさんの魅力だと個人的に思っているので、いつか別のnoteでまとめたいなと思っています!
・題名の語感はナンバーガールの透明少女から来てるらしく、「この天空少女にはモデルがいるけれど秘密」と過去にマークさんがツイートされていたのですが、何度も進化させてリリースしているこの曲は、きっとマークさんにとって特別な曲で、この曲のモデルになっている天空少女もマークさんにとって特別な方なんだろうなと思っています

★個人的ここ好きポイント
・今回の新譜内の天空少女の見どころはやっぱりマークさんのコーラスかなと思ってます!
・曲を作っているマークさんの声が入ることで、天空少女の存在が縁取りされて、クッキリしてきたように感じています!

★個人的こんな時に聴くと良いかも
・こんな時に聴くと良いというより、個人的にこんな聴き方をしてますというのが、聴いて感じて思ったことの中でかなり書いたように、「天空少女のモデルはどなたなんだろうな~」という感じで、天空少女に思いを馳せながら聴くと、甘酸っぱくてキュンキュンして楽しいのでお勧めです!


7.恋をしちゃいました(feat.彩水/アタリメ)

Music&lyric:谷高マーク 様
Vocal:鳴紗 様

Support Vo:彩水(アタリメ)

聴いて感じたこと思ったこと
・7曲目!
・ゲストヴォーカルの彩水(アタリメ)さんと鳴紗さんのコラボ曲!
・ハロプロのタンポポの「恋をしちゃいました」のcover曲ですが、オリジナルに比べてかなりジャジーな感じなアレンジになっていて、すごい良いですね!
・自分は世代ではないため、今回このcoverきっかけでオリジナルの方を初めて聴いたのですが、歌詞にキュンキュンしますね
・まだガラケーで連絡手段がメールと電話だった時代の情景が浮かんできて、懐かしい気持ちになりました
・そのオリジナル版が、少し今風だけどオールドな感じもするジャジーなアレンジになって、お二人の素敵な歌声が入ることによって、なんか甘酸っぱい感じが増幅されていて、もう最高でした
・イントロから溶けました

★個人的ここ好きポイント
・ヴォーカルはもちろん好きなんですけど、個人的にはこのアルバムの中で一番ギターを含めた演奏がおしゃれで好きです!
・クレジットにはなかったですけど、個別録音でマークさんが全て演奏されるんですかね…?
・めちゃくちゃ耳を澄ませて何度も聞いたんですが、生演奏のセッションのような遊び心が多い演奏にしか聴こえないので、これをマークさんだけで作っていたとしたら、とてつもないこだわりだなと感じました…!

★個人的こんな時に聴くと良いかも
・平成初期の時代にあった、初恋くらいの昔の恋愛を思い出したい時に聞きたい曲だなって思いました
・メールの着信音で胸が高鳴っていた時代を思い出して、この曲の時代のような、あの頃みたいな恋がまたしたいなと思いました


8.traveling(鳴紗solo)

Music&lyric:谷高マーク 様
Vocal:鳴紗 様
Guitar:うっちー 様

聴いて感じたこと思ったこと
・8曲目!鳴紗さんのソロトラベリング!
・3曲目のコラボからヴォーカルを鳴紗さんのみにしたバージョンかなと思っていたのですが、イントロのアレンジから全然違う!
・オリジナル版で印象的なイントロの「トゥルルル↑トゥルルル↑トゥルルル↑トゥルルル↑」のメロディから始まり、かっこいいギターから鳴紗さんのコーラス!
・私は本当に鳴紗さんの歌声と歌い方が好きなのですが、個人的にすごく好きだな感じている歌い方の要素が多く詰まっていて、何度聞いても新しい発見がある、素敵なcoverだなと思いました
・マークさんと鳴紗さんで始まって、道中で色々な方がゲストとして参加された、このアルバムの最後が、マークさんと鳴紗さんのtravelingで終わるのはすごくエモいなと思いました
・本当に魂が込められている素晴らしいアルバムですね

★個人的ここ好きポイント
・上でも書いた、自分が好きな鳴紗さんの歌い方なんですけど、ブレスの使い方が本当に巧みで素晴らしいなと感じております
・特に、サビ前のメロディの部分をあえて細かいブレスを多めにしてリズムを出しているのかなというのが、意図していないのであれば天才ですし、意図しているのであればすごいこだわりだなと感じました!
・ヴォーカルのブレス周りについては、鳴紗さんの歌い方もあると思うんですが、マークさんが意図的に残している部分かなとも思っており、昔と今のフーリンキャットマーク様のサウンドの変化を象徴する魅力部分なのかなとも個人的に思っていまして、でも、この変化について自分が思っていることを書き出すと長くなりそうなので、これも別noteでいつかまとめようと思っています(やるぞ!)
・あと、サビ前の部分は鳴紗さんのコーラスも神々しくて好きです、もはや聖歌であり賛歌だなと思いながら聴いてます

★個人的こんな時に聴くと良いかも
・このアルバムの曲を1曲目から順番通りに聞いていって、一番最後に鳴紗さんソロのtraveling聴くのが一番良いと思います
・それがこのアルバムのストーリーなのかなって、勝手に思っています


最後に(まとめ)

まとめというか、なんというか。
どう締めようかという感じなのですが。

今回の新譜『とべるって言って』の曲順や構成、オリジナル曲の歌詞やcoverしている楽曲の歌詞的に。
今回のアルバムは「旅路と旅立ちのストーリー」になっているアルバムなのかなと私は解釈しました。

今回の新譜を何百周も繰り返し聴いていく中で、これまでのフーリンキャットマークさんの旅路から、新たなフーリンキャットマークさんの形への旅立ちのストーリーを勝手に感じたという、個人的な解釈です。

そういえば2023年11月30日現在、フーリンキャットマークさんは新しい体制で一緒に音楽を作ってくれる女性ヴォーカルを募集しているそうです。

こちらから、マークさんが現在募集をしているnoteに飛ぶことができます。

募集期間は12月10日頃までとのことなので、募集条件に当てはまって興味がある人や、もしくは条件に当てはまっている人が知り合いにいるよって人はぜひ紹介してあげてください。
かわいい子には旅をさせよです。

さて、これからのフーリンキャットマークさんは、どこに向かってどんな旅をするのでしょうか。
不安と楽しみが混在しているような、表題曲のとべるちゃんのような気持ちになっているのでしょうか。

人が旅をする目的は、到着ではない。旅をすることそのものが旅なのだ

ゲーテ(ドイツ劇作家)

突然のゲーテ。
厳密には、ゲーテが書いた言葉ではないらしいですが。

「この東方アレンジがすごい!2020-2021」の「女の子ダイヤル」からフーリンキャットマークさんを知った新参ファンの私には、フーリンキャットマークさんのマークさんと鳴紗さんが、どのような想いでコンスタントに良質な作品を作り続けるという大変な旅を続けているのか、想像することしかできません。

ただ、辿り着く先がどのような場所だったとしても、フーリンキャットマークさんがこれまで歩んできた旅路は人生にとってきっと価値的なものであるし、これからの旅の途中で価値的な体験をたくさんしていくんだろうなと思います。

そんなフーリンキャットマークさんから新しく生まれる作品が、今からとても楽しみです。

着地点はどこでもいい、そこに答えがあるの

フーリンキャットマーク「とべるって言って」

とまあ、フーリンキャットマーク様の旅路に思いを馳せるというところまで飛躍してしまいましたが。どうまとめましょう。
はたしてこれは、新アルバムの感想なのでしょうか。

よくわからないですね。
よくわからなくなってしまったので、最後に一番慣れている140字以内で収まるような形でまとめて、このnoteを締めようと思います!

『新譜リリースまで本当に大変だったかと思いますが、素敵なアルバムをリリースしてくださって、ありがとうございました!毎日新鮮な気持ちで楽しく聴かせて頂いております!新しい体制での新作も楽しみです!これからも応援しています!』


更新履歴
2023/11/30 投稿


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