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2024年7月15日 Grazy Crazy!!#9 VS 第拾一次百鬼戦争 Day3に出演したフーリンキャットマークさんのライブを観た感想


はじめに

なぜ私が文章を書くと、こうも長くなってしまうのでしょうか。
総文字数 11,535文字 らしいです。

やばいですね。

この日感じた感情が薄れないうちに、未来の自分がこの文章を読んだとき、この日のことを思い出すための日記のようなものになればいいなと思いながら。
感じたことをとにかく文字にしていたら、こんな文字数になっていましたが。
さすがに長すぎるので、前回のnoteと同じように目次をつけておきます。

長文になりますが、読んでくださるがいたらお付き合いのほどよろしくおねがいします。

あ、先にネタバレをすると最高のライブだったので。
最高のライブのアーカイブが8月5日までたったの2,000円で視聴可能らしいので、まだ見ていない方や、もう一度見たいという方はぜひ購入して視聴してください。
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2024年7月15日 15時頃 下北沢駅

祝日の月曜日。
下北沢駅の改札を出た私は、フーリンキャットマーク様が出演するライブイベント『Grazy Crazy!!#9 VS 第拾一次百鬼戦争 Day3』のために。
ライブハウス「下北沢ReG」へと向かいました。

15時30分頃 ライブハウス

ライブハウス前には、既にたくさんの人だかりがあり、
スタッフさんの呼びかけで通し参加の人からチケットの番号順で入場が始まり、その後Day3のみ参加の人が入場が始まり、私はDay3のみの3番目で入場しました。

入場してすぐ、ライブハウスのロビー物販に、まるで即売会イベントのようなブースを構えているマークさんがいたので、すでに告知されていた当日限定の『Moon light magic』を購入したかったのですが、フロアの前のほうを何としても確保したかったので、一声「ライブ頑張ってください」と挨拶だけしてフロアへと向かいました。

ステージ向かって最前列は通しの方々で埋まっていたものの、2列目の真ん中付近を位置取ることができましたが、後ろを振り返ったらすごい数の人の波で、一度その場を離れたら二度と戻ってこれない気がしたので、ドリンクチケットも交換せず、物販にも向かわずに、物販の『Moon light magic』が残っていることを祈りながら、ライブの開始を待ちました。

16時頃 ライブイベントスタート

幕が上がって、少女理論観測所さんからライブがスタート。
そこから、ちょこふぁんさん、イノライさんと続き、フロアは大盛り上がり。
ひとつひとつのサークルさんライブの感想を書きたいところではあるのですが、とてつもない文量になってしまいそうなので、割愛させて頂きつつ。
ただ、どのサークルさんも生のステージを見るのは初めてだったのですが、全サークルすごい熱量でとても楽しいライブでした。
特に少女理論観測所さんとイノライさんのような、ガッツリロックをライブハウスで聞いたのは10年ぶりとかなので、前の方でもみくちゃになりながら手を上げて声を出して、学生の頃に戻ったような気分になりました。
楽しかったです。

18時頃 フーリンキャットマークさんのライブ開始

幕が上がり、小声で鳴紗さんが挨拶し、ピアノのイントロがスタート。
「なるほど~、1曲目はこの曲か~」と心の中で腕を組んでうんうんって頷いてました。

★1 Lovely hot spring

ピアノとパーカッションと歌のみのアコースティックバージョンでした。
静かなイントロから、会場は手拍子。
「ピアノソロ入ります!」で、素晴らしいソロパート。
こういう曲の楽器のソロ終わりは思わず手を叩きたくなってしまうのですが、そういうフロアの雰囲気ではなかったので、音が出ないように拍手の動作だけしてました。
イントロだけでなく、サビと間奏でもフロアはみんなで手拍子をして。

ここまでのサークルさんとはまるっきり毛色は違うのですが、それまでロックで盛り上がってた人たちも巻き込むようなフロアの一体感や雰囲気を感じて「今日は素敵なライブになりそうだ」という予感が、この時からすでにありました。

★MC①

マークさん「僕は今日はウィンドチャイムを鳴らす人になります」
鳴紗さん「近いな…」

ライブハウスのステージのフロントから見る満員のフロアは、すごく近く感じるのかなぁと思いつつ、「頑張ってください~」と心の中で声援を送っていました

★2 女の子ダイヤル

おそらく、フロアにいる人の中で知ってる人が一番多い曲だったのではないでしょうか。
イントロの電話のピポパ音から周りがどよめいて、一瞬でフロアが温まるのを感じました。
鳴紗さんの斜め後ろでマークさんが手拍子をしたり手を振ったり、手を変え品を変え会場を巻き込むようなパフォーマンスをしていたので、振り返って思わず笑ってしまう鳴紗さん、この関係性が素敵だし、マークさんが会場を盛り上げよう盛り上げようと色々工夫しているのが見てとれてすごく良いな~って思いました。
2番で思わず鳴紗さんの「なにそれ!?」「それなにぃ?!」という心の声が出たのもツボってしまいましたが。
間奏はシンセソロからギターソロ、ギターの音が少しだけ小さかったですが耳をすませば素敵なメロディが聞こえてきて、とてもよかったです!

アウトロの「トゥルルトゥルル」でマークさんが「みんなも歌って~」とコールをして
会場の特に前方のほうはみんな歌っていて、鳴紗さんからの「楽しい!」という声も聞けて、楽しそうに歌っていてすごく楽しい気持ちになりました!

女の子ダイヤルが終わり、次の曲はなんだろうと思いを馳せていたら。
すごいエモいギターの音が鳴り、エモいドラムのシンバルから、エモいシンセも入ってきて、曲と曲を繋ぐ演奏が始まったわけなのですが。
その演奏の雰囲気から、一瞬で「あたしまにあ」を想起して、「え!嘘!まさか!次の曲ひょっとして!」と思い、思わず口に手を当ててしまったのですが、
ほどなくしてドラムのカウントが入って、激熱イントロが始まって一気にノリノリになったのでした。

「まあ、今日のライブの雰囲気的に、静かな曲をやるとしてもあたしまにあはおそらく無いよなぁ」
「でもさっきの曲間の演奏の音色にはあたしまにあみたいなエッセンスがあったから、いつか生演奏で聞いてみたいな~」と、この時はそう思っていました。

★3 プラチナドリーマー

思考が一瞬わき道にそれましたが、ドラムのカウントから激熱イントロが始まり一気に脳内リセット!
「シャララシャララ!」で、もうノリノリ!
テンポやリズムの感じが、すごくライブに合う疾走感ある楽しい曲だなぁと感じました!
サビのマークさんのコーラスも素敵!
「クルクル」のところで思わず手元で指を回してしまいました。
ラスサビ前のキメが気持ちいい!
ラスサビでベースラインがメロディアスになるのも素敵!
ラスサビふた回し目のキメもバンドメンバーの方々楽しそうで、目で見ても耳で聴いても気持ち良い曲でした!楽しかった~!

★MC②

マークさん「改めましてフーリンキャットマークです~」と紹介があり。
少し真面目なMCが続いたのですが、途中からまさかの急ハンドルで高校野球の話が始まり「マークさんのMCだ~」と唯一無二のMC力に脱帽しました。
「高校野球好きな人挙手~」で会場でそこそこ手が挙がっていてウケました。
やっぱりみんな野球好きなんですね。

マークさんから次からの3曲は「しっとりとしたシティポップみたいなゆっくり聴いてもらえる曲をやってから、段々激しめな感じな曲になっていくので、聴いていただけたらと思います」という予告があり、私は「チクタクアンソロジーから、マリオネットメトロポリスになって、ダイヤモンドレートシティでフロアぶち上げみたいな感じかなぁ~」と予想していましたが。
直後、人生最高の形でこの予想が裏切られるとは思いませんでした。

★4 あたしまにあ

曲のタイトルを言わずに、マークさんがバンドメンバーに合図を送って。
イントロのギターの一音目を聴いた瞬間、その曲が何なのかに気づいて。
胸から込み上げるものがあり、目頭が熱くなって、思わず両手で口元を覆っている自分がいました。

まさか、今回のライブでひらがなの方の「あたしまにあ」が聴けるとは。

生演奏でのこの曲の歌唱の際の鳴紗さんの声だけではない目線での表現やライブならではの歌唱のアレンジが素晴らしくて、本当にずっと感動していました。

ずっと曲の雰囲気は静かなままなのですが、2番に入ってから最後に向けてアレンジや演奏や歌唱表現で熱量が上がっていくのを全身で感じました。

“ママを追いこして、可愛くなる”

この部分でライブアレンジされた歌唱があり。
そこから間奏に向けて、青く揺れる炎のように内なる熱量が上がっていくような鳴紗さんの歌唱から、鳴紗さんのスキャットと共に間奏に突入しギターソロ。
もう胸がいっぱいでした。

“あたしは果たしてわたしなのか?”

一貫して静かな曲調のまま、熱量はドンドン高まっていき、ラストのサビに突入。

“果てしないな、一世紀だけじゃ足りない、記憶を消さないでよ、あたしまにあ”

ここもライブアレンジされていて、それに呼応するようにスラップするベース。
鳴紗さんの歌唱終わりで始まるアウトロのピアノソロと共にベースもどんどん激しくなったら、ピタッとベースの音とピアノのソロが終わり、冒頭の静かなギターとシンセに戻っていく…。

シンプルだけど強い曲だからこそ、アレンジする余白が多くて、そこを上手く使って上がっていく熱量を表現する、同じアレンジやソロは二度とないであろう今日この場限りの生演奏と生歌唱に立ち会うことができて、全身が震えるくらい感動しました。

大好きなこの曲を、このライブで、このアレンジで聴くことができて本当に良かったです。
一生忘れられない思い出になりました。

聴きながら、脳をフル回転させて、この感動が色褪せないように目と耳と脳に焼き付けたつもりですが。
フーリンキャットマークさんの曲の中で一番大好きな曲の、気持ちの乗った生演奏と生歌唱を、ライブハウスのフロアの中でも特等席みたいな位置で見て聴けたことが、あまりにも感動的すぎて。

そんな機器は持ってないですし、絶対にやっちゃだめなことなので仮に持ってたとしても絶対にやらないですけど、GoProみたいに自分の場所からの目線を記録するカメラとかがあれば見返したいくらい最高な瞬間でした。

いつか、電子化が進んで、自分の脳のメモリがデータ化して取り出せる世界になったとしたら、この光景は絶対に取り出して、何度も見返すんだろうなと思います。

“一世紀だけじゃ足りない、記憶を消さないでよ”

本当にそうだなぁと。
脳の記憶をデータとして取り出せるようになったときに、この瞬間の記憶や感情や感動が薄れてなければいいな。
そして寿命の果てにある世界に、そのデータを持っていくことができたらどれほど良いだろうか。
そう心から思いました。

曲が終わったら、涙をこらえながら手が痛くなるくらい拍手をしていました。
本当に感謝しかないです。
ありがとうございました。

★5 星の砂漠のマルクパージュ

3拍子のカウントから、始まった星の砂漠のマルクパージュ。
これも大好きな曲なのですが、直前のあたしまにあの衝撃がすごすぎて。
イントロ中は、もう心がどこかに飛んで行って、放心状態でした。
歌い始めで一気に、ライブハウスのフロアに戻ってきました。

この曲もバンド編成だからこその熱量が表現されていて最高でしたね。
特に”時の傍観者、言の葉を、抱きしめて、幻に、終わる前に、消える前に”の部分。
一気に歌もバンドも一気に盛り上がっていったと思いきや、ラスサビ直前でスッと下げて、ラスサビで畳みかける感じ。
お見事としかいえないパフォーマンスでした。

★MC③

ここのMCでマークさんから「ダンスナンバーでなんたらなんたらシティ」というお話があり、知ってる人は全員「あ!!!」ってなったかなと思っています。
ナンバーガールとZAZEN BOYSの話が挟まりつつ。
マークさん「4つ打ちでフロアを沸かすぜって感じ」
鳴紗さん「難しいな…」
マークさん「まあ好きにノッてくれれば良いかなと、楽しい曲なんで」
という予告があり、次の曲のカウントが始まりました。

★6 ダイヤモンドレートシティ

鳴紗さんとマークさんの動きに合わせてみんなで手を左右に!
楽しい!
Aメロの鳴紗さんの淀みない歌唱と、その裏のバンド演奏のキメとマークさんの動きに併せて拳を上げる!
気持ちいい!
Bメロの早口パート、マークさんに合わせて手は左右に!
噛まずにリズムにノッて歌いきる鳴紗さんすごい!
間奏から2番のAメロもずっとキメに合わせてマークさんと一緒に拳を上げていたら!
鳴紗さんの「え?なにそれ」とBメロ直前のリズムに乗った「なにぃ?」という本音が出ていてすごく良かったです!
Bメロの早口パートも直前の困惑を見せずに、しっかり噛まずにリズムに合わせて淀みなく歌いきっていたので、聴いていてすごく心地よかったです!
間奏前の静かになる部分でマークさんに合わせて手を前後に!
ドラムが入ってくるところで手拍子!
間奏でまた手を左右に!
鳴紗さんがフロアの動きにずっと困惑していたのが見て取れて面白かったですね。

ラスサビで迷路に入りかけたけど、しっかり一旦聴いて持ち直していて一安心!
鳴紗さん「あにゃ~」という反応があったものの、歌いきっていて!
アウトロ中に鳴紗さん「間違えた~!」という反応が見れて、楽しかったです!

そりゃあ、目の前のフロアの大勢の人たちがずっといろんな動きをしてたら、迷路にも入るよなと思いつつ。

もうこの曲はずっと楽しかったし、ちょっとしたミスはライブならではだと思いますし。
ミスへの反応もフォローも味わい深くて、「楽しい~~~!よかった~~~!最高~~~~!」って感想です!
楽しかった~~~!

★MC④

マークさんから次で最後の曲というアナウンスがあり。
「え~~~!」から「今来たばっかり~」というお決まりの流れにはならず、まさかの高校野球の話になり、さらにそこからモンゴル相撲の話に繋げるのはさすがマークさんのMC繋ぎ。

フーリンキャットマークにとって胸熱な曲ということで、MC中の楽器のメロディと本日の物販で販売していたCD的に最後は『Moon light magic』だろうなと思っていたのですが!
まさかまさかの、シークレットゲストでちょこさん!
鳴紗さんの服と合わせた衣装なのか、色合いや雰囲気が似た服装で登場されて、横に並んだ姿が姉妹のようで良い画だなと見ていて思いました~。
この曲の乗れるポイントについて鳴紗さんが説明している中、助け舟的にマークさんが被せて何度かカットインしてきて、鳴紗さんが「被せてくる!」「うー!」ってなってるのが面白かったです!
最後、鳴紗さんが「2番終わりで絶対わかります!」からのちょこさんとせーのでタイトルコールがあり、ドラムのカウントが始まりました。

★7 Moon light magic

この曲も大好きな曲のひとつなので、生演奏で聴くことができて本当に嬉しかったです。

1番は鳴紗さんからスタート、2番はちょこさんからスタートというパート分けで、どこか和を感じるジャジーな雰囲気で曲が進んでいき。

2番の歌終わりで、照明も少し暗くなり、曲が落ち着いていったところで。
鳴紗さんの「いきますよ~」という合図の直後、ドラムのシンバルから、一気に照明が明るくなり!
鳴紗さん、マークさん、ちょこさん、フロア全体で「はい!はい!はい!はい!」と思いっきり拳を上げて声出してました!

そしてアウトロで激熱コールの「はい!はい!はい!はい!」から、マークさんによるメンバー紹介とラストMC!
曲終わりと共に、幕が閉じて、MCが終わってフーリンキャットマークさんのステージは終了と思いきや!
まさか、幕が降りた後もMCを続けるとは思いませんでした。
マークさんMC最高!伝説!
これが常識を塗り替え続けるフーリンキャットマーク!

元々のアーカイブではブツ切りになっていたのですが、
7/18の再配信では、マークさんの伝説的MCが最後まで入っていてすごく良かったです。
現地で爆笑しました。

19時頃 フーリンキャットマークさんのライブ後

次のモジャン棒さんのセッティング中の間に、自分は使っていなかったドリンクチケットでドリンクを引き換えて『Moon light magic』を購入しに物販に行きました。
ライブを終えたマークさんが早くもいらっしゃったので、挨拶をして物販を購入して感想を伝えたのですが。
ほぼ放心状態だったので、上手な日本語が喋れてなかった気がします。
「言葉にならない」って感覚を久しぶりに味わいました。

最後のまとめ(アーカイブを見て気が付いたこと)

この感想noteを書きながら、購入したアーカイブを何度もリピートしたのですが。
ふと気が付いたら、手を止めて聴き入っており、「あ!やべ!書かなきゃ書かなきゃ!」となってました。
それを繰り返した結果、ライブから1週間経ってようやく感想書き終わるという、どんだけ時間かけとんねんという結果になってしまったのですが。
いや~、何度聴いても最高のライブですね。

そんなライブのアーカイブは購入したら8月5日まで視聴可能とのことなので、ここまでの長文をもし読んだ方がいたら、もう勢いに任せて買っちゃいましょう!
ここまでの文章を読めた人なら、後悔なく楽しめると思います!

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そういえば、アーカイブを何度も見ていて一つ気が付いたことがあったのですが。
フーリンキャットマークさんの出番が終わった後に映っていた配信画面のセットリストだと、1曲目は『女の子ダイヤル』だったんですよね。
『女の子ダイヤル』から『Moon light magic』までの曲順は一緒で、実際のセットリストの1曲目だった『Lovely hot spring』一番最後の7曲目として表示されていました。

セットリストを提出した後に、「やっぱり最後はMoon light magicでぶち上げるぜ!」となってセットリストを変更したのか。
配信画面に表示されているセットリストがミスで、最初から今回のライブのセットリストが予定だったのか。
それとも、色々あった結果、『Lovely hot spring』を本来想定していた形で7曲目に演奏することができなくなったため「最初にアコースティックでやろう!」という決断になったのか。
とかとか、考えるのが好きな性格なので、色々思考を廻らせちゃうのですが。

私の中では「本来の想定だと、配信画面に表示されているセットリスト順だったから、プラチナドリーマーの前の曲間演奏で、本来3曲目だったはずのあたしまにあに繋がりそうな曲間の演奏が入ったのかな?!」とか想像してます。

ま、全くそんなことないかもしれませんが(๑´ω`๑)

不確かな推測よりも、絶対的に確かな感情の話を最後にすると。

今回のライブで、私の中で絶対的に確かだったことは。
・色々あって心も身体も大変な中、聴き手に最高のライブパフォーマンスを届けてくださった、フーリンキャットマークのマークさんと鳴紗さん、バンドの皆さん、スペシャルゲストのちょこさん、皆さま全員素晴らしかったということ。

・アコースティックで静かに始まって、最後に「はい!はい!」コールで大盛り上がりで終わった今回のセットリストが最高だったということ。

・『あたしまにあ』をライブで、生歌唱生演奏で聴くことができて、人生最上級の感動と喜びを感じたこと。

・ライブで歌と演奏を届けてくれた、フーリンキャットマークさんに特大の感謝を感じているということ。

などなど、他にも書ききれないくらいたくさんありますが。
推測や可能性の話はいくらでも否定できますが、自分が感じた感情や感動は絶対的に確かだし、誰にも否定できないというところで。

今回のライブで、フーリンキャットマークさんが好きだという気持ちと、これからもずっと応援していこうという気持ちが強くなりました。
これは絶対です。

フーリンキャットマークの谷高マークさん、鳴紗さん。
これからも応援し続けます!

以上になります!
こんなとんでもなく長いライブレポートを読んでくださった方!
もしいたとしたら、ご清覧ありがとうございました!


更新履歴
2024/07/22 投稿




あとがき

※ここからは今回のライブレポートではなく、未来の自分に向けた自分語りみたいな文章になるので、読まなくても大丈夫です。

-0-

今回の2024年7月15日のライブは、3度目のライブ現地参戦でした。

フーリンキャットマークさんはかなり長く活動されてますし、長く応援されてるファンの方々に比べたら、私はかなり新参ファンだと思うので、もっと昔から応援してたらもっと生で見たり聴いたりする機会も多かったのかな~とか思ったりもしますが。

ファンになってから、現地に参加しているライブが、自分の人生の中ですごく貴重な宝物のような思い出になっているので。
記憶が色褪せずに、感動を覚えているうちに、書き残そうと思います。

-1-

私がフーリンキャットマークさんのライブに初めて現地参加したのは、2022年11月に大塚で開催された『Guitar Pop Restaurant vol.49』でした。

「この東方アレンジがすごい!2020-2021」で「曲の雰囲気がかなり好きなサークルさんだなぁ~、こんなアレンジをするサークルさんもいるんだなぁ~」と思って。
それからサブスクで曲を聴き漁っていたフーリンキャットマークさんが近場でライブをするという情報がTwitterに流れてきたので。
「その日は何も予定ないし、聴きに行って見ようかな~」と軽い気持ちで足を運んだ結果。

フーリンキャットマークさんのライブが終わって。
気が付いたら物販で大量にCDを購入していて。
気が付いたら家にいました。
生歌唱と生演奏のフーリンキャットマークさんの衝撃が大きすぎて。
「すごかった…すごすぎた…」という言葉で脳内が埋め尽くされて、魂抜けたみたいな状態で、帰巣本能だけで家に帰ったんだと思います。

ライブ後の魂抜けた状態で、覚えている感情や記憶の情景としては。

出番の直後、魂抜かれた状態で、浮遊感に身を任せて物販に向かい、CDを大量に購入しロビーの椅子に座って虚空を見つめていたんですけど。

出番終わりのマークさんが、メンバーの方と歓談をしながら楽屋口のほうからロビーに出てきて、自分が座っていたロビーの椅子の隣に腰掛けられて。
少ししたら出番終わりの鳴紗さんもロビーに出てきて、マークさんに一声かけて、そのまま扉を開けて、陽の光が差すライブハウスの外へと小走りで向かっていった姿を覚えています。
ドラマや映画のワンシーンみたいで、すごくエモーショナルな光景でした。

先ほどまでステージの上にいて、自分の魂を持っていった方々が、そこまで広くないライブハウスのロビーにいて、すごく画になるシーンになっている状況を目の前で見た私の内心は、ほぼパニックみたいな状態になっていて。「ライブ最高でした!」という、たった一言すら言うことができず。
「こんな良いシーンで声をかけちゃいけないかもしれない!」「なんなら自分は、エキストラのモブとしてもこの場にいちゃいけないかもしれない!」とか変なことを思って、その場にいていいのかわからなくなり、逃げるように帰宅した気がします。
こうやって自分の心の動きを思い返すと、魂が抜けた人の思考ってわけわからなくて怖いですね。

その日までの数年間、周りの人たちに対して、カッコつけて。
「最近は本も漫画も音楽も映画もさ、全部電子で買っててさ、どんどん家の収納から物が少なくなってるんだよね(笑)」
「いやいや(笑)そんなミニマリスト?とか断捨離ブーム?に乗ってるわけじゃなくてさぁ」
「まあ合理的に考えて現物を手元に持っててもかさばるだけだしさ、本もCDも今後の人生で二度と買うことはないんじゃないかなぁ?(笑)」
とか言ってました。
物を持たずに、デジタル化していく現代人を気取って、そんな自分カッコいいと思ってたんですよ。

そんな私が、たくさんのCDを抱えて、家について思ったことは。
「今日のフーリンキャットマークさんのライブ、本当に最高だったな…」
「ライブ最高でした!って本人言える状況だったのに、言えなかったな…」
「買ったCDにサイン頂けないか聞けばよかったな…」
「CD買うことなんて二度とない!とか周りに言ってたのに、今たくさんのフーリンキャットマークさんのCDが目の前にあって。心がすごく満たされてるな…」
という素直な気持ちでした。

それから色んな即売会に参加するようになり、今ではクローゼットや収納の中が、フーリンキャットマークさんに限らず、たくさんのCDやグッズやポストカードやステッカーなどで溢れています。
自分が好きなものを、現物でたくさん所有することが、こんなにも心の栄養になるなんて思わなかったです。

-2-

2度目の現地参加は、2023年4月に川口で開催された『Tri Pianista 2』という東方のピアノライブでした。
厳密にはフーリンキャットマークさんとしての参加ではなく、鳴紗さんがゲストボーカルとして参加されたという形になるのですが。
鳴紗さんの歌唱でフーリンキャットマークさん楽曲を演奏されていて、マークさんのMCも聞けたのでほぼフーリンキャットマークさんのライブという脳内カウントということで…。

さておき、この日は鳴紗さんがライブの直前に足を痛めていたということで、満身創痍の状態だったようなのですが。

小さめな箱で、控えめなバンド編成で、お客さんが全員席に座っているというごまかしが効かないような状態だったのですが。
その中でもしっかりと聴かせてくる鳴紗さんの歌唱に心を動かされました。
最高でした。

最高の歌唱をした後、少し引きずっている状態の鳴紗さんに、会場の皆さんが声をかけて、賛辞をおくっている様子がすごくドラマティックで画になるシーンだなと思って。

この日も「この綺麗なシーンに自分は映らないほうが良いな」と思って、1度目のライブと同様、すぐに帰宅したのを覚えています。

-3-

3度目の現地参加は、2023年9月にところざわサクラタウンで行われた「あつまれ!東方ステーション2023」と、なるはずだったのですが。

ライブ直前のタイミングで、新型感染症に罹患してしまい、参加を断念。
ゼリーと解熱剤を経口摂取しながら、モニター越しにライブを見ていました。

すごく大きな会場で、素晴らしいパフォーマンスで、セットリストもすごく熱くて、会場の人たちが盛り上がっている様子を配信で見て。
配信上でコメントもして、とても盛り上がって感動したのですが、「この歌唱を現地で生で聴けなかったこと」がすごく悔しくて「次のフーリンキャットマークさんのライブには、絶対に体調管理をしっかりして参加できるようにする!!!」と決意したのを覚えています。

日常の不摂生を正して、体力を付けるために。
お酒を辞めて、運動を始めました。
外食も少なくして、自炊を継続して、野菜とか納豆を意識して食べるようになりました。

それから、約10ヵ月。
待ちに待ったライブが2024年7月15日に行われると5月くらいに発表がされ。
チケットも早い番号で取ることができ。
当日、体調万全な状態で参加することができたので。
「あつまれ!東方ステーション2023」のリベンジができて個人的にすごく嬉しかったです。

-4-

人生の善し悪しの基準は人それぞれ違うと思いますが、フーリンキャットマークさんを知る前の自分と、現在の自分を比べた時に、心も身体も善い状態になり、「善い人生」を過ごせている自信がありますし。

そういった自分の人生を大きく向上させるコンテンツに出会えるというのは、そうそうないと思っているので。
私は本当に幸運な人間だなと思っています。

幸運で幸福な日々をこれからも過ごしながら。
自分が好きだと思うものを、自分でも表現していきたいなという気持ちがあるので、新しいチャレンジもしていけたらなと思っています。

未来の自分、頑張れ~。

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