瞑想サロン龍宮

琵琶湖のほとりのフリーランス翻訳者兼タントラ瞑想者のつれづれをつづっております。 ホームページは https://www.salon-ryugu.com(改装中)

瞑想サロン龍宮

琵琶湖のほとりのフリーランス翻訳者兼タントラ瞑想者のつれづれをつづっております。 ホームページは https://www.salon-ryugu.com(改装中)

記事一覧

とても正直に

このブログでも何度か触れたことがあるのですが、わたしは機能不全家族に育ったアダルトチルドレンでした。 でした、というのは不正確かもしれません。今もそうなのかもし…

ちょっといじわる

「目覚めを一瞥した」とか「じぶんは目覚めている」という人に、わたしはちょっといじわるな質問をしてみることにしています。 それは「目覚めを体験したあと、エゴや感情…

ただいま

最近ひしひしと、 あぁ、わたしの旅は終わったんだなぁ、と実感しています。 瞑想に出会う前の混沌の日々。 ELM瞑想で現実逃避して、ここにない何か高みを目指した日々。 …

ベーリング海症候群

ベーリング海のカニ漁ドキュメンタリー「ベーリング海の一攫千金”Deadliest Catch“」にハマって、フィル船長にうっかり恋してしまったよ。 ずっとリスニング教材はBBCだ…

したたかにしなやかに

実は大学時代、進化生物学を専攻していました。今でもこの分野はけっこう好きで、卒業後もときどきチェックしていたり📖 この本(「Arrival of the Fittest(邦題:進化の…

そういうところ

瞑想とかスピリチュアルではよく『楽に』といいます。 「楽に」なるのは、自己証明や快や安心を求める闘争を諦めたときです。 残念ながら、じぶんは努力せず、手を汚さず…

ニュートラル&フルセンス

人気のない里山を歩いていると、五感が研ぎ澄まされ、思考がニュートラルギアに入ったかのように待機運転状態になります。 ふと後ろで、カサッと下草が揺れる音がします。 …

スピリチュアルバイパス~概念化の罠

仏教の教えは「方便」だといいます。 生徒の状態に合わせて、指導や説明を変えるのです。 瞑想を始めたばかりの頃は、「空(何もない空間)を見つけなさい、大きくしなさ…

牛を斬る~タントラの夜明け

ふと、タントラのテクニックを公開しようかなぁ、なんて思ったりしてました。 今、目覚める人がぽこぽこと出てきていて、これからはもっともっと増えていくのだと感じます…

瞑想と自己信頼

ブログにボブの批判やらいろいろ書いたから 「ELM瞑想って結局いいの?悪いの?」と聞かれたりするのだけれど、 もしすでに高いお金を出してELMのマントラをもらったのなら…

毒親サバイバル

ディスカバリーチャンネルの大家族アラスカ移住生活シーズン2エピソード12 https://youtu.be/7z0pMZwcrEI うわぁあああ~ 毒親あるあるだぁ~ ベア・グリルスに猫ヘルパ…

花盗人

ふと、タントラに足を踏み入れる人間って、どうしようもなくひねくれていて愚かで業が深いのかもしれないなぁ、と思いました。 ヒナヤナやマハヤナでは救済されなかったわ…

むふふのタントラ

以前、ヒナヤナ(小乗)・マハヤナ(大乗)・タントラ(金剛乗)を海に喩えたことがありましたが、今回はちょっと違う切り口からご紹介してみます。 さて、ある修行者が教…

瞑想、あるいはひそやかな遊び

ボブの下から離れるのと同時に、ELM瞑想・フルフィルメント瞑想の教師を引退することにしました。 今までサロンに遊びに来て下さった皆さまに、心より感謝申し上げます。 …

2021年宇宙の旅

タイトル画像は、タントン・ギャルポという、なんだか可愛らしい名前のチベット人です。 先日、白髪でヒゲの長い、面長のおじいさんがタントラの新しいテクニックを教えて…

卒業

今この時、息づく無数の生命 悠久の過去、存在した無数の生命 その巡りあわせに恵まれ支えられ、その縁のなかでつかの間を生きて消えていく、小さな小さな存在がわたしです…

とても正直に

とても正直に

このブログでも何度か触れたことがあるのですが、わたしは機能不全家族に育ったアダルトチルドレンでした。
でした、というのは不正確かもしれません。今もそうなのかもしれません。

両親や祖父母から精神的・肉体的暴力を受けた心の傷。
彼らのケアに従事させられたがために、失った子どもらしい遊びや喜び。
彼らのエゴを押しつけられたがために、歪んでしまった認知や感情。
瞑想をはじめたいちばんの理由は、
そうした

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ちょっといじわる

ちょっといじわる

「目覚めを一瞥した」とか「じぶんは目覚めている」という人に、わたしはちょっといじわるな質問をしてみることにしています。
それは「目覚めを体験したあと、エゴや感情が以前より強化されますよね?エゴや感情が暴走を始めたとき、あなたはどう対処していますか?」というものです。

コントロールを一切放棄して、無我状態が訪れるちょっと前、エゴは「生存を脅かされる」という最大の恐怖を感じます。
でも、無我状態は一

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ただいま

ただいま

最近ひしひしと、
あぁ、わたしの旅は終わったんだなぁ、と実感しています。
瞑想に出会う前の混沌の日々。
ELM瞑想で現実逃避して、ここにない何か高みを目指した日々。
どちらも遠い夢のようです。

長い旅を終えて、ようやく家に帰ってきたんだなぁ。
そして気づきます。
探し物はもともとここにあったんだ。
だから、もう求めません。

今のわたしにとっていちばん大切なのは、目の前にある日々の暮らしのこまご

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ベーリング海症候群

ベーリング海症候群

ベーリング海のカニ漁ドキュメンタリー「ベーリング海の一攫千金”Deadliest Catch“」にハマって、フィル船長にうっかり恋してしまったよ。

ずっとリスニング教材はBBCだったので、アメリカ英語の発音はハードル高いのですが、
思いきってDVDを輸入しました(YouTubeでシーズン4&5と1の半分だけ、日本語字幕版が観られます)。

古いシリーズは英語字幕すら出なくて、最後の手段でこつこつ

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したたかにしなやかに

したたかにしなやかに

実は大学時代、進化生物学を専攻していました。今でもこの分野はけっこう好きで、卒業後もときどきチェックしていたり📖
この本(「Arrival of the Fittest(邦題:進化の謎を数学で解く)」アンドレアス・ワーグナー著)はけっこう昔(10数年前)のものだけれど、進化の核心をずばっとついていて
「生きものは、その時その時利用できるものをどうにか使って、どうにかこうにか生き延びてきました。そ

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そういうところ

そういうところ

瞑想とかスピリチュアルではよく『楽に』といいます。
「楽に」なるのは、自己証明や快や安心を求める闘争を諦めたときです。

残念ながら、じぶんは努力せず、手を汚さず責任を負わず、他者の努力に寄生して快や安心を得ることを『楽』とかんちがいしている人をけっこうな頻度で見かけます。
快や安心を求めるなら、なにかを得ようともがき苦しむ人となんら変わりません。

それなのに、さもわかった風に人の努力を見下し、

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ニュートラル&フルセンス

ニュートラル&フルセンス

人気のない里山を歩いていると、五感が研ぎ澄まされ、思考がニュートラルギアに入ったかのように待機運転状態になります。
ふと後ろで、カサッと下草が揺れる音がします。
動物の音です。
カエルかなぁ、トカゲかもしれない。もしかしたらネズミやリスかも?
姿を見たいなぁ。
リサーチモードになって注意を向けると、ピタリと音がやみます。
いったん集中を解いてパノラマモードに戻ると、カサカサカサッとまた音がします。

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スピリチュアルバイパス~概念化の罠

スピリチュアルバイパス~概念化の罠

仏教の教えは「方便」だといいます。
生徒の状態に合わせて、指導や説明を変えるのです。

瞑想を始めたばかりの頃は、「空(何もない空間)を見つけなさい、大きくしなさい」といわれます。「空に安らぎがありますよ」と。
何もない、何ものでもないはずの「空」があたかも実存するかのようにいわれます。それを信じこんでクソまじめに実践を続けると、あら不思議。空を感じられるようになります。
さらに空が大きくなり、深

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牛を斬る~タントラの夜明け

牛を斬る~タントラの夜明け

ふと、タントラのテクニックを公開しようかなぁ、なんて思ったりしてました。
今、目覚める人がぽこぽこと出てきていて、これからはもっともっと増えていくのだと感じます。
目覚めが当たり前の時代がやって来るのだろうなぁと。

目覚めって、ブラフマン意識(阿頼耶識、大いなる一)との一時的な合一と、それに伴う一時的なエゴの消滅の経験だとわたしは解釈しています。
「一時的」ってところがポイントで、その余韻(バル

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瞑想と自己信頼

瞑想と自己信頼

ブログにボブの批判やらいろいろ書いたから
「ELM瞑想って結局いいの?悪いの?」と聞かれたりするのだけれど、
もしすでに高いお金を出してELMのマントラをもらったのなら、元が取れるまでしっかりやりこんだ方がお得だと思うよ。
いいことも悪いことも自分でちゃんと体験しないと、お金がもったいないんじゃない?
クンルンだろうとマインドフルネスだろうと何だろうと、必ずいいことと悪いことがあるはずだよ。
少な

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毒親サバイバル

毒親サバイバル

ディスカバリーチャンネルの大家族アラスカ移住生活シーズン2エピソード12
https://youtu.be/7z0pMZwcrEI

うわぁあああ~
毒親あるあるだぁ~

ベア・グリルスに猫ヘルパー、外科侍に続いてハマっていたブラウン家のアラスカサバイバル生活シリーズ。
大草原の小さな家のぶっとびバージョンみたいで面白いと思っていたら、まさかの毒親登場・・・(今回は、アラスカでにぎやかにサバイバル

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花盗人

花盗人

ふと、タントラに足を踏み入れる人間って、どうしようもなくひねくれていて愚かで業が深いのかもしれないなぁ、と思いました。
ヒナヤナやマハヤナでは救済されなかったわけですから。

ブッダ「リラックスして手放しましょう」
わたし「いいえ、よく見たらちっとも手放されていません。分離しただけでした」
観音「人を救ってあげましょう」
わたし「それって傲慢じゃないですか?」
とあまりに物わかりが悪いので、さすが

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むふふのタントラ

むふふのタントラ

以前、ヒナヤナ(小乗)・マハヤナ(大乗)・タントラ(金剛乗)を海に喩えたことがありましたが、今回はちょっと違う切り口からご紹介してみます。

さて、ある修行者が教えを請うために先生を訪ねました。

ヒナヤナ「ようこそ、今まで苦しかったですね。実はその苦しみは幻想なんですよ。ちょっとひと息つきましょう。今から丁寧に教えていきますね」

マハヤナ「よくぞここまでたどり着きましたね。現実は幻想だと、もう

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瞑想、あるいはひそやかな遊び

瞑想、あるいはひそやかな遊び

ボブの下から離れるのと同時に、ELM瞑想・フルフィルメント瞑想の教師を引退することにしました。
今までサロンに遊びに来て下さった皆さまに、心より感謝申し上げます。

今あるヤントラと教本の在庫(けっこう高い!)が切れるまでは教師を続けようかなぁ、と迷ったのですが、やっぱりわたしはもう瞑想を売りたくありません。
瞑想にお金や競争(○○人に伝授したとか、師匠に認められたとか)がからむと、とたんにつまら

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2021年宇宙の旅

2021年宇宙の旅

タイトル画像は、タントン・ギャルポという、なんだか可愛らしい名前のチベット人です。
先日、白髪でヒゲの長い、面長のおじいさんがタントラの新しいテクニックを教えてくれたのですが、しばらく誰だかわからないままになっていました。
チョギャム・トゥルンパの本から解説を得ていたので、カギュ派の誰かかなぁ?と思っていたのですが、ティローパやナローパ、マルパ、ミラレパの肖像画とはまったく違う顔立ちでした。
今日

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卒業

卒業

今この時、息づく無数の生命
悠久の過去、存在した無数の生命
その巡りあわせに恵まれ支えられ、その縁のなかでつかの間を生きて消えていく、小さな小さな存在がわたしです。
ただただありがたし。

お社に手をあわせるとき、そんな感覚が湧きおこります。
これってもしかすると、日本人独特の感性なのかもしれないなぁと思いました。
以前、アメリカ人の瞑想の師匠を案内して寺社を回ったことがあります。(「何でまた?」

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