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田舎の考察 ”田舎の経済学”

今日はお金にかかわるのでちょっと下世話な話に思われるかもしれませんが、生活していく上で大切な経済の話です。

たぶん田舎は都会よりもまわりとの連携があるので、信頼関係をもとにして物々交換とかでものが回るから、そんなにお金はかからないのだろう、と思われがちですが、たとえ田舎であっても今の日本社会ですのでそんなわけにはいかないのです。

日々のスーパーでの買い物や、ガソリン、電気ガスなどのエネルギーはもとより、当然、社会保険や税金もすべてお金を使わなければいけないです。

そういえばコロナ初期に話題が出た「お肉券」はどうなったんでしょうか?あれをいじったtwitterで「これから税金はお肉券で払います」には笑ってしまいましたが、本当に野菜などで税金が払えたら面白い世界にならないですかね。(それは年貢か)

話をお金のことに戻します。2020年現在で北海道の最低賃金は時間額861円です。

そして、ちょっとぐぐって見つけた北海道の平均年収は4,246,358円(2019年しらべ)だそうです。

この金額が多いか少ないかを考えるのは、そのひとなりの暮らし方が大きく関係するのでそれぞれにお任せしますが、スローな暮らしをしたいなと考えるにあたって問題になってくるのは、どこの経済圏でお金を回さなくてはいけないのかといったことではないでしょうか?

一般的に、人口が少ない地域の一番の問題点はお金を使う人が少ない、つまり出回るお金の総量が少ないということです。そうすると一度に手に入れられるお金も少なく、しかもそれを速い速度でぐるぐる回しあう必要があるわけです。

極論は、その日に必要なものはその日に手に入れる「宵越しの銭は持たない」江戸っ子スタイルといった様子で、まさに信頼関係に基づいた生活。これはスローライフの目指すところのような気もします。それならば手に入れるお金が多くなくともよさそうです。

が反面、一時に大きく出ていく金額のものは手に入れられないので、やはりある程度は手元に残したいなと欲が出てしまいます。あと都会などからの流通によるものを手に入れるのも「宵越し」ではなかなかダメなような気がしてします。

ここのジレンマといったところをみんなバランスを取ろうと四苦八苦しているのですよね。たぶんこのあたりの考えは都会とか田舎とか関係ないのかも。

そんなときにコロナちゃんのおかげでテレワークというものが広がりつつあります。もちろん富良野ではテレワークを取り入れる必要があるわけないのですが、もし勤め先が都会の会社であって、田舎でテレワークできたら。。。

これは田舎と都会の両方の経済圏を手に入れられるのでは!すわっ就職活動だ!?
そんな妄想も描いたのですが、致命的な欠点に気が付きました。

田舎には光回線が来ていない。あか~ん(>_<)

NTTさん、ここはひとつ早めのブロードバンド対応をお願いします。

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