見出し画像

2019.5.31 祖父は殺人者なのだろうか・・・

115年前と言えば、遠い昔のことのようにも思えますが、この年に起こった日露戦争は現代にも大きな影響を与えています。

皆さんが今まで習ってきた歴史と言えば、
「日本とロシアがその昔、戦争しました。日本が勝ちました。」
くらいなもので、教科書で言うと1ページも使われていません。

でも、そのたった1行2行の出来事の中には、先人たちの壮大な葛藤や苦悩、ドラマが詰まっていて、それが現代の日本社会の基盤をつくり、私たちを作っています。

それら一つ一つの事を知れば、今まで何の関係もないような過去の出来事だった「点」と「点」がつながって「線」となり、その線が自分のところまでつながっている事に気がつきます。

そうすれば、私たちはもっと自分自身や日本という国に対して、誇りや愛情を持てます。

でも、私たちはそのような教育を受けていません。


日本を占領した占領軍GHQは、日本人に「罪悪感」を植え付ける洗脳工作「WGIP」の一環として、左翼的な教育方針をとった日教組に教育を牛耳らせました。

そして、「愛国心」を「悪」だとレッテル貼りして、子供たちが日本を嫌いになるような教育をしてきました。

普通は、どの国も自国を好きになる愛国心を育むような教育をするにも関わらず……。

そして、私自身もその教育をしっかり受けてきた世代です。

日本は悪い事ばかりしたと学校で教育され「罪悪感」を植え付ける教育を受けてきました。

「お前のお爺ちゃんは殺人者だ」というような教育が平気で行われていたのです…。

新聞、テレビ、メディアも「プレスコード」と呼ばれる、いわゆる検閲「書くと潰されるリスト」によって、基本的には日本の歴史の批判しか流せなくなりました。


ですから、私たちは自ら学ぼうとしない限りは、本質的に自国の歴史の事を全く知らないわけです。
これは海外に行くと非常に恥ずかしいことです。

ですが、それも仕方ありません。

なぜなら、私たちが教わった歴史は「罪悪感を植え付ける」事が目的で、自国の歴史に誇りを持つ事ではなかったからです。

そして、歴史をしっかり教わることなく、ただ受験のために年号だけを覚えさせられたわけです。

本当の歴史は必ずしも美しくありません。
むしろ醜い話で満たされています。

しかし、それを知る事で、本当の意味で今の世界を知り、自分自身を知った「強く自立した」人間になることができるのではないでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?