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2020.5.28 あの有名慰安婦の嘘が発覚?

慰安婦ハルモニ、「今さら嘘だった」って言わないですよね?

去る4月15日の韓国総選挙で、挺身隊問題対策協議会(挺対協)代表のユン・ミヒャン代表が与党である「共に民主党」の比例区用の政党である「共に市民党」比例代表で立候補し、当選してしまいました。

挺対協といえば、ご存知の方も多いと思いますが、世界中に慰安婦像を建てる活動をして来た団体です。

報道によれば、挺対協は2015年の日韓慰安婦合意に対抗し、元慰安婦を対象に独自に福祉事業を行うために設立された「正義記憶財団」と組織統合して、「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)と名称変更して活動を継続しています。

今回の総選挙前には、ソウル市からの支援金に両団体の代表として重複して申請していたことが発覚して騒ぎになりました。

このスキャンダルで立候補を取り下げるかと思いきや、いつの間にか当選していたので、これでまた反日活動に勢いがついてしまうのかなと懸念していました。

そうしたら、なんとユン・ミヒャン元代表と、元慰安婦のイ・ヨンス(92)さんが大喧嘩を始めてしまいました。

イ・ヨンスさんといえば、世界中で挺対協の先兵として大活躍した有名慰安婦です。

2017年11月にトランプ大統領が訪韓した際、大統領府で催された晩餐会に招待され、トランプ大統領に抱き着くパフォーマンスを演じたのを記憶している方も多いでしょう。

そのイ・ヨンスさんに何があったのかは分かりませんが、ユン・ミヒャン代表を猛攻撃しました。

「30年にわたり騙されるだけ騙され、利用されるだけ利用された!」

「(日本大使館前の水曜集会について)憎悪と傷ばかり教え込んだ。寄付も被害者のために使われたことがなく、どこに使われたのか知らない」

「(ユン氏の当選について)私欲のために的外れなところに行った」

「日韓合意で日本が10億円支払ったことも元慰安婦に知らせなかった」

これに対して、ユン・ミヒャン元代表は、自身のFacebookに如何に自分とイ・ヨンスさんが親しく、日韓合意の日本政府支払いについても共有していたこと、立候補のことも彼女に祝福されていたことなどを書いてやんわりと反論しました。

ところが、その投稿の中に気になる表記がありました。

1992年に、ユン・ミヒャン元代表が初めてイ・ヨンスさんから電話をもらった時のことを回想しているのですが、イ・ヨンスさんが蚊が鳴くような声で
「私は被害者ではなく、友達なのですが」
と言ったと書いてあるのです。

これは朝鮮日報の記事にも載りました。

え?
それって、イ・ヨンスさんは元々慰安婦ではなかったという意味でしょうか?

拙生は韓国語が分からないですが、重要なポイントだと思い韓国語の原文を韓国語話者にチェックしてもらいました。

すると確かにそう書いてあるようです。

まさか、イ・ヨンスさん、今更自分は慰安婦ではなかったと言うのでしょうか?

イ・ヨンスさんと言えば、証言内容がよく変わることで有名ですが、その活動も相当目立つものがありました。

公刊されている資料によると、イ・ヨンスさんは1928年韓国の大邱(テグ)生まれ。
1944年に慰安婦として台湾に連行され、1947年まで慰安所で拷問を受けたとのこと。
なんと、戦争が終わってからさらに2年も慰安婦をやり、かつ拷問を受けたのでしょうか?

その拷問ですが、新聞赤旗日曜版2016年12月4日号には、イ・ヨンスさんの証言として記述があります。

『私は16歳のとき、日本軍に台湾に連行されました。慰安所の部屋から逃げ出そうとする私を軍人は思い切り蹴り、刀で右太ももをそぎました。私の両手に電話線のようなものを巻きつけました。体にビビビビッと電流が流れ、私は「オンマー(お母さん)」と叫んで意識を失くしました』

イ・ヨンスさんのパフォーマンスとして特に有名なのは、2007年に米下院で可決された「慰安婦問題の対日謝罪要求決議」(米下院121号決議)の審議の席上、米国議員たちの前で1時間にわたって泣き叫びながら証言を行ったことです。

その後も、世界を股にかけて慰安婦問題に関する講演、抗議活動、慰安婦像設置運動などに従事し、サンフランシスコ市で行われた慰安婦像設置に関する公聴会にも登場しました。

公的資料によると、イ・ヨンスさんは1992年に元慰安婦として名乗り出た当初、
「国民服を来た日本人の男から、ワンピースと革靴をもらってうれしくてついて行った」
と証言していたのですが、

その後は
「日本の軍服を着た男たちによって家から拉致された」
というような、強制連行ストーリーに変遷して行きます。

イ・ヨンスさんにお尋ねしたいです。

これは全部、ご友人の話だったのでしょうか?
まさか、いくらなんでも今更それはないですよね?

ユン・ミヒャン元代表は、なぜそんなことをFacebookに書いたのでしょうか?

イ・ヨンスさんがもし偽慰安婦だったら、ユン・ミヒャン元代表も共犯ということになります。

そのユン・ミヒャン元代表も、あれだけ反米を主張しながら娘をアメリカの大学に留学させている矛盾を指摘され批判を受けています。

また、彼女の夫とその妹が、過去に北朝鮮のスパイ容疑で逮捕されて起訴された件も蒸し返されています。

これで反日団体の正体が露わになったということでしょうか?

最初から、
「生活に困窮している元慰安婦をみんなで支援しよう」
というような活動であるべきだったのに、自分たちを完全な被害者、日本を完全な加害者と規定して、一方的に糾弾し問題の解決を妨げ、利権構造を維持しようとし、その為に高齢のお婆さんたちを利用しました。

そのあげく、30年間も協力したお婆さんと仲間割れし、
「散々騙されて利用された」
と非難されると、
「実は本人は慰安婦ではなかった」
と暴露してしまったのでしょうか?

それが事実なら、あまりにも悲しすぎます。
慰安婦問題では、多くの日本人が世界中で迷惑を被り深く傷つきました。

イ・ヨンスさんとユン・ミヒャン元代表には、本当のことを証言して頂きたいと思います。

全てが嘘だったのなら、そう証言してくれれば世界はその勇気を称えるでしょう。

そして、慰安婦問題は今度こそ、不可逆的に解決されることでしょう。

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