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2020.7.14 ヒトラー級の極悪人 習近平

明らかになる中共の民族絶滅政策

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皆さん、『フォースターニング』という本をご存知ですか?

トランプ政権の首席戦略官だったスティーブン・バノン氏が
「バイブル代わりに読んでいる」
とされ、広く知られるようになりました。

この本に書かれている内容を超ざっくり言いますと、
「歴史は80年周期で繰り返される」
という内容です。

「そんなバカな!」
と思うのが普通ですよね。
しかし、著者のウィリアム・ストラウス氏とニール・ハウ氏は、この本の法則を使って数々の予測を的中させてきました。

拙生も
「ホントに?」
と思い少し調べてみました。

わかったことは、
「歴史は繰り返そうとするが、80年前の失敗を認識すれば修正することもできる」
ということです。

たとえば、2008年にリーマンショックから起こった
「100年に1度の大不況」

正確には79年前ですが、世界中で多くの人が
「80年前の世界恐慌の再来だ!」
と考えました。
ところが、その後の経過は異なりました。

1929年のアメリカ大統領は古典派のハーバート・フーヴァー。
当時、彼はこの恐慌を事実上放置して危機を深刻化させました。

2009年に大統領になったバラク・オバマは、1929年の教訓を得て、大規模な金融緩和を行い、年間200兆円規模の財政赤字を出しながら企業を救済していきました。

結果、アメリカは2010年から成長軌道に戻り、以後2019年まで成長を続けました。
オバマ前大統領は、過去から教訓を得たことで、歴史を繰り返しませんでした。

さて、1939年、第2次世界大戦が始まりました。
それから79年後の2018年、米中の覇権争いが始まりました。

また「歴史を繰り返そうとしている」感じですね。
しかし、主役とライバルは代わっています。

79年前の主役とライバルは、イギリスとナチスドイツでした。
今の主役はアメリカで、ライバルは中国です。

つまり、アメリカは現代のイギリスで、中国は現代のナチスドイツです。
そうなると、
習近平 = 現代のヒトラー
ということになります。

これを見て、
「大げさ過ぎる」
と思う人も多いかもしれません。
「ヒトラーはユダヤ民族を絶滅させようとしたが、習近平はそこまで酷くないだろう」
と。

しかし、今の習近平とヒトラーを比べると、ヒトラーはユダヤ人を絶滅させようとし、習近平はウイグル政策でウイグル人や自治区の住民を拘束しています。

2018年9月11日付のBBC NEWS JAPANの記事には、
≪国連、中国政府がウイグル人100万人拘束と批判

中国政府が新疆ウイグル自治区でウイグル人を約100万人、テロ取り締まりを「口実」に拘束していると、国連は懸念を強めている。

国連人種差別撤廃委員会は8月末、最大100万人のウイグル人住民が刑事手続きのないまま、「再教育」を目的とした強制収容所に入れられているという指摘を報告した。

8月半ばにスイス・ジュネーブで開かれた同委員会の会合では、信頼できる報告をもとに中国政府が「ウイグル自治区を、大規模な収容キャンプのようにしてしまった」と委員たちが批判。≫
とあります。

いろいろ情報が入ってきますが、「再教育」って一体どんなことをしているのでしょうか?

ウイグル人は、イスラム教徒。
一方、中国共産党は「無神論」です。
共産主義は「無神論主義」なので、宗教は原則禁止されています。

チベット人は、
「チベット仏教を信仰しているから」
中国共産党に大虐殺されました。

ウイグル人は、
「イスラム教を信仰しているから」
再教育させられています。

つまり中国共産党は、ウイグル人を「再教育」して、彼らが「イスラム教」から、「習近平教」に改宗するように脅したり、洗脳したりしています。

それでもなお、ユダヤ民族絶滅を画策したヒトラーよりは「マシ」と言えるでしょうか?

ところが、この問題が注目されるようになったことで、新しい事実が出てきました。

拙生も6月初旬には、とある筋から実行されるであろうという情報を入手していましたが、7月8日付のニューズウィークに、
≪ウイグル女性に避妊器具や不妊手術を強制――中国政府の「断種」ジェノサイド≫
という驚愕の記事が出ました。

この記事によると、中国政府はウイグル人女性に「不妊手術」を強制しているとあります。
一部引用しますと、

≪中国西北部の新疆ウイグル自治区では2017年以降、ウイグル人、カザフ人などテュルク系の少数民族が最大で180万人強制収容所に入れられた。

これはホロコースト(ナチスのユダヤ人大虐殺)以降では世界最大規模のマイノリティー排除の暴挙である。

亡命ウイグル人らはこの動きを「文化的なジェノサイド(集団虐殺)」と呼ぶ。≫

≪強制収容所に入れられていた女性たちが所内で注射を打たれ、その後に月経周期が変わったり、無くなったりしたことを語り始めたのは2018年以降のことだ。

収容される前にIUDの装着や不妊手術を強制されたという証言もあった。

公表されたデータを見ると、2018年に新疆ウイグル自治区における人口の自然増加率(出生と死亡の差。移住は含まない)は急減している。

ウイグル文化の中心地であるカシュガル地区とホータン地区の人口の自然増加率は2015年の1.6%から2018年には0.26%と、実に86%も減った。

一部のウイグル人地域では、2018年には死亡数が出生数を上回った。
2019年には自治区全体の出生率は24%低下し、とりわけ少数民族地域では30〜56%も低下した。

一方、中国全土の出生率は2018年から2019年にわずか4.2%低下しただけだ。≫
とあります。

現代の世界では、ナチスドイツのようにガス室で殺すようなことはしないでしょう。

しかし中共は、
「ウイグル人女性が子供を産めない体にすること」
で、「民族絶滅政策」を実行しています。

ですから、どこかのメディアが、

中国共産党 = 現代のナチス習近平 = 現代のヒトラー

というのは、まさにその通りだと言えます。

考えなければいけないのは、中国が覇権国家になった場合です。
日本は、中国の支配下に入る可能性が非常に高まるでしょう。

チベット仏教の長であるダライ・ラマ14世は、インドに亡命しました。
天皇陛下は、アメリカもしくはイギリスへ亡命せざるを得なくなるかもしれません。

中国語が標準語になり、日本語の使用は禁止されるかもしれません。
日本人女性は、「不妊手術」を強制されるかもしれません。

神道、仏教、キリスト教、その他諸宗教への信仰は禁じられ、違反する人は強制収容所行き。

これは、現段階では「ファンタジー」にすぎないかもしれません。
しかし、ウイグル人にとっては今「まさに現実」に起こっています。

皆さんは、そんな地獄のような日本に住みたいですか?
拙生は住みたくありません。
ですから、今しっかり戦わなければなりません。

しっかり戦うといっても、やるべきことは一つです。
「現代のナチスドイツである中国ではなく、現代のイギリスであるアメリカにつく」
これが一番大切です。

もちろん今のトランプ政権は、中国に対し制裁を科すと仄めかすだけで、弱腰なところが目立ってアメリカ嫌いな人もいるかもしれません。
ですが、少なくともアメリカは民族絶滅政策はしていません。

確かに、昔は土地を奪うためにアメリカ先住民を虐殺しました。
しかし、「昔やっていた」入植地時代と中国共産党が「今現在やっている」こととでは大違いですよね?

監視されながら生活する国と、ある程度自由に生活できる国
皆さんならどちらがマシですか?

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