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2023.1.27 財務省の暴走とフランス革命の虐殺劇の共通点

財務省とタッグを組んだ岸田政権の“恐るべき増税ラッシュ”により、

・年金の給付期間の5年の延長
・消費税のインボイス
・雇用保険の約7割増
・酒税の35%引き上げ
・森林環境税創設による住民税の増税

このように国民負担が増え続けています…。

更に今新たに防衛費増による消費税増税の検討など、このままでは日本経済、国民の生活がボロボロになってしまうかも知れません…。

しかし、なぜこのように、岸田政権は増税することしか頭にないように思えるのか?

その根本的原因は、今の日本だけを見ていても本質は見えてきません。

実は、人類の歴史の中に、その秘密が隠されています。

今の岸田政権のように、国民をひたすら苦しめようが、それを止めようとせず、自分たちの理想を追い求めた革命が過去にありました…。

それは、世界を変えた革命とも言われるフランス革命です。

フランス革命は身分が低い市民たちが、『自由・平等・平和』を掲げて奮闘し、王政を倒した人類の歴史を変えた革命です。

しかし、フランス革命が達成され、王を処刑台に送った後、予想だにしなかったことがフランス国内で起きてしまいます。

その後、僅か数年の間に約50万人が罪無き罪で逮捕拘束され、1万6千人が裁判の後に処刑され、更に4万人は裁判さえすること無く即刻死刑にされたのです。

なぜ、自由と平等を目指した革命の後、このような恐怖が支配する世界へと変わってしまったのか?

このフランス革命には、人類が何度も繰り返してきた“失敗の本質”が詰まっています。

それは、遠い他国の昔の話ではなく、今の岸田政権の腐敗の理由はもちろん、30年間失敗し続けた平成時代の日本にも犯してしまいがちな失敗の本質が隠されていたのです。

今回は、このフランス革命という歴史を通して、今の日本政治の腐敗について書き綴っていこうと思います。


首都パリの地下に広がる死の帝国

華の都と言われるフランス・パリの地下には、この世のものとは思えない、背筋も凍る巨大空間が広がっていることをご存知だろうか?

地上から130段の螺旋階段を降りた先には、全長500kmとも言われる謎の地下空間があり、その入り口の門には、薄気味悪いこのような文字が刻まれている。

「Arrête ! C'est ici l'empire de la mort(止まれ!ここは死の帝国である)」

パリの地下に広がる死の帝国。

通称『地獄門』と呼ばれる入り口の門を潜ると、驚くべきものを目にする。

それは、正に死の世界と言えるような異様な光景。

約600万人とも言われる“人骨”が地下空間の至る所に並べられており、数え切れないほど無数の骸骨がひしめいている。

そして、両側の壁を埋め尽くす頭蓋骨たちに見降ろされる異様な光景が果てしなく続いている…。

では、この空間は一体何なのか?

それは、カタコンブと言われる世界最大級の地下墓地だったのだ。
フランスでは基本的に死者は土葬されるが、遺体は土の中で分解せず疫病の流行や地下水汚染なども生じていた。
その問題を解決するために1787年、地下の大空間を墓地とするカタコンブという墓地が誕生した。

カタコンブの異変

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