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谷の底から

今年の折り返し地点になる月になってので
この半年を簡単に振り返ってみることに。
仕事のメンバーが変わり、新鮮な環境で不安な中も新たな展開!とか
家庭菜園デビューをし、収集つかなくなっている面白さ、とか。

思い出せないことも複数ありつつ半年でもいろいろありますわなぁと
腕組みしながら頷いてしまいます。

一番大きな事としては、やっぱりというべきなのか
猫ちゃんの体調不良が2回(昨年末~1月と今月)あったこと。

それまでは何の心配もなかったので、こんなことが起きるなんて
青天の霹靂とはこのことです。ドーンと谷底に突き落とされた気分。

谷底で自分の無力さを呪い、出来ないことはできないと区別をつけて
出来ることをやるしかないと覚悟(と迷いを繰り返しながら)
そしてちまちま取り組むという事をしていたわけです。

その谷底でちまちま取り組んだことが、こんな形でつながるモノなのね。
という事が最近ありまして。

4月から職場で一緒に働く方で「19匹猫ちゃんと暮す」猫暮らしの大パイセンのような方がいらっしゃいます。
そんなわけで朝は猫ちゃん談義に花が咲きキャッキャする癒しタイム。

その方の猫ちゃんズの一人が腎臓の値が悪化してしまい、療養食に切り替えたけど食べないんです。と困ったように話されていました。


まさに、年はじめ我が家の猫ちゃんの
こんなもん食べないから、ストライキ。を思い出しました。

腎臓の値が上がっているので少しでも療養食をと必死の飼い主こと私
VS
不調が軽くなって、うまいもんもってこい、ちゅーるよこせ!の猫ちゃん

いつもの獣医さんも「療養食おいしくないんですよね…」とぽろり。
猫ちゃんのQOLを保つなら腎臓の状態をキープしたいし
でもおいしくないし、おいしいものあげたいのはやまやまだし…

谷底でもがきまくる私。

そんなわけで、この時期は「猫の腎臓病療養食でうまいもの探し」
かなり精力的にやっていました。
有名どころの療養食、ちょっとニッチな海外メーカー…などなど
少量購入できるところはポチッとクリックし、毎日配達される日々。

その中でフィットしたものがあり、定期購入したら
「粒大きすぎて噛みにくくてイヤ」と猫ちゃん再度ストライキ。
ギャー

やっと見つけた「香りよし、味まぁまぁ、粒の大きさ大満足」
という療養食にたどり着きました。奮闘しながら猫ちゃんは悪くない、
なかなかくみ取れない自分にもどかしさ全開。

療養食ジプシーの経験があったので、19匹猫ちゃんの方の話を聴いて
確かに苦労するよなぁ…あかべこの如く頷き続けていました。

ちょっと待った。

赤べこピーンと来ました。これは何かのお役に立てんだろうか。

猫暮らしパイセンに療養食ジプシーで得た情報提供と
2種類の療養食を良かったら試してみませんか?と提案し、是非!ということで翌日お渡ししました。

そしたら一種類、気に入ってくれたようなので購入されたとのこと。
よかったー。そしてその購入した療養食は家の猫ちゃんが
「ツブ大きすぎていやだ」と未開封のモノがあるのでお譲する約束をしました。


谷底にいる時
「暗いトンネルから抜け出せないのではないか」
自分ができることをやりつつも、谷底でずーとうろうろして
私は何をしているんだろうかと呆然とすることも数知れず。

谷底での呆然が今こんな風につながっていくのは不思議な気持ち。
呆然とした甲斐があったのかな、とちょっとだけ悪くないなとおもっちゃいました。
ただ何度やっても谷底での呆然は辛いなぁー

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