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瑣末な日々のアラカルト 1


最近noteで毎日更新されているともだちの日記がほんとうによすぎて、毎日愛読しているうちに心がポッカポカに充電されて、わたしも日記を書きたい!!!というポジティブでエネルギッシュな気持ちが膨らんで膨らんで、ついに本日破裂してしまったので、かる〜い気持ちでnoteに日記をつけはじめようと思う。

(ちなみにこの日記の子はインターン先の同期の、年齢は2歳下の子で、まず本人がめ〜〜〜ちゃくちゃ愛らしくてパワフルでやりたいことにまっすぐで、ほんとうに魅力的な子なんだけど、その人柄が濾過されずそのまま文章に出ていて、軽やかで純朴でコミカルでご機嫌な視点がサイコ〜~〜に最高なので、全人類はとっとと見て、と思っています ちなみにわたしも1日登場していて嬉しい)

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タイトルは、「瑣末な日々のアラカルト」。
ひとくちで食べ終えてしまう1品料理のような瑣末な日々だけど、集めてみたらそれっぽく見えるかな、という意味を込めて。

とかカッコつけて言ってみたけど、正直「日記を書こう!」と決めた瞬間になんとなくポンと出てきただけの文字列です!!! プークスクス!!! なんなら「アラカルト」の使い方ほんとに間違ってないかググった。そんなもんだよね。

ただし、アラカルトは美味しくなきゃいけないので(ググっただけでアラカルトを知った気になるな!)、誰よりもわたし自身がたのしく書けそうな、余裕のある時にしか書かない、無理はしない、ということにする!  自分、Z世代なんで!
ただ、今日から気が向いているうちはなるべく毎日続けようと思っている!   ゴリゴリ保険です、ダサい!!!

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230626_桃はエロいだけじゃない

今日は、ちょうど1ヶ月前くらいから半同棲をはじめた、彼氏の家で朝を迎えた。

わたしの彼氏は映画を観た日に、突然荷解きしたての段ボールを頭から被って映画泥棒の真似をしだす、極めて愉快なひと(ちなみにこれは昨日の話)。
最近は、クレカとか保険証とか通勤定期とか、とにかく大切なカード系がぜーんぶ入った定期入れをどっかに落として、しばらく焦って落ち込んだあと、「これがないとなにも証明できないんだ、つまり……おれは何者でもないということ!!   あらためて気づけてよかった!!」と言っていた。めちゃくちゃいい。

これからもふたりでカッカと笑って、近所のお店を開拓して、家具もすこしずつ揃えて、わたしたちらしい愛おしさを育んでいければいいなと思う。


今日は2限に大講義の授業があって、ちゃんと行こうと思った。
けど、化粧と髪のセットをしているとぜんぜん間に合わなくて(永遠の思春期なので大学4年生にもなって毎日顔面フル装備ととびっきり好きな洋服で通学しています、はやく思春期卒業してぇ〜!)、そもそも行くのをやめようか迷った。いつものカスパターン。
渋りに渋った末、結局授業には20分遅れて行った。大講義で遅刻したらぜったいに定刻到着人間たち(揶揄しているように言ってしまったけど揶揄されるべきは完全にこちらです)から多量の視線を浴びるのに、ちゃんと重たい扉をあけて偉かった。

今日は古井由吉さんという方の『妻隠』という現代文学作品を分析する授業を受けた(丸ごと初耳、教養不足ですみません)。『妻隠』と書いてつまごみ、と読むらしい。ムズ! パソコンでつまごみって書いても正しい変換出てこないし。妻ゴミって出てきちゃう。ここまで含めてなにかの現代風刺ですか?(どういうこと)


正直最近は仕事が忙しすぎて、大学の時間も作業をしないと、いろんなことが回らないしなによりひとに迷惑をかけてしまうから、ほぼほぼ授業を聞けていなくつらい。作品名さえ読めない小説の分析を、仕事の片手間で理解できるわけがないんだよな。

そんなストレスフルマルチタスク授業のなかでかろうじて心に留まったのが、『妻隠』においては、桃が「セクシャルな象徴を帯びた語(引用)」であると同時に、安心感だったり食べることだったりのメタファーとしても描かれているということ(具体的には、主人公が高熱のときに唯一食べられたものが桃だったりする)。桃がセクシャルなものの象徴なのはなんとなくわかるけど、それ以外のことも表してるなんて、なんとなく珍しいなと思った。あと、わたしは作者の古井さんのことをマジでなにも知らないけど、古井さんはもしかして、人を信じたい寂しがりやさんなのかな、とも感じた。

というのも、実はわたしも、人間の三代欲求に触れると安心する節がある。商用主義、資本主義によってあらゆる欲求がかさましされたチクチク現代において、三大欲求が動物としていちばん正しい営みな気がするから。動物的な人間らしさに触れて、どんなひとも温かいんだと思うと、ちょっと泣きそうなくらいうれしい。

だから、エロいモチーフ(セクシャルと言いなさい)から表面的なエロだけじゃなくて、ひとを頼ることとか、命のつながりとか、安心感とか、もっと深くてあたたかいものを感じている古井さんは、わたしと同じく寂しがりやなのかもな、と思った。それ以外のことはほんとうになにも聞けていないし、予備知識もゼロなので、見当違いなことを言っていたらすみません。


あとは最近たまごっちを育てていて、今日も肌身離さず持ち歩いていた。最近のたまごっちは着せ替えができたり、友達とツーしん(通信)ができたり、メタバース空間に行けるんだよ。時代すぎる。着せ替えは昔もあったっけ?

わたしはけっこうキュートなものがすきで、まだ白くてスタンスの定まっていなさそうな赤ちゃんたまごっちにリボンのアクセサリーをつけてあげたり、部屋のトーンをピンクにしたり、ハートのドレッサーを置いたりしていた。そしたら今日、「ももっち」という、いかにもかわいい、ピンク色のたまごっちに進化した。
リボンがめちゃくちゃ似合ってて正直好みだけど、こちらの選り好みでたまごっちの自由な成長を阻害してしまった気がして申し訳なくなる。将来もし子どもができたらそういう押し付けはしないようにしなきゃね。

ももっちはももっちのくせにロブスターロールが好きで(これもよくないな)、ロブスターロールだけは食べる前、頭上にハートを浮かべてくれる

ただわたしが持っているたまごっちの世界においては、コーンフレーク以外のご飯は全部課金しなきゃいけなくて、ロブスターロールは170ごっちポイント(たまごっち内の通貨)を払わないと買えない。お金はゲームセンターに行ってゲームで遊ぶともらえて、そのゲームの成績に応じて金額が変化する。わたしもこうやって日銭を稼いで暮らしたい。

わたしは割と手先が器用なので、ゲームセンターでは毎回最短時間で満点を叩き出し、ドチャクソに金を稼いでロブスターロールを買い溜めしている。これが狡猾に厳しい世の中を生き抜いてきた大人の力だよ。怖がらないでももっち。

こんな感じでもっといっぱい書きたいことがあるけど、もう3000字を超えてしまったし時刻はなんと午前1時37分なのでおわりにします。ちなみに、誤字脱字、伝わりづらいところがないか見直して校正してたら2時22分になりました。キリがよすぎて嘘っぽいけどほんとだよ。にゃんにゃんにゃん。さらに見返してたら2時39分になりました。明日、6時半起きなのですが...???

完璧主義すぎてぜんぶ根詰めて頑張ろうとするから、すぐ息切れしちゃうんだろうな。こういう自分の性格は嫌いじゃないけど、睡眠を犠牲にしすぎていてたぶん早死にするので、もっとかしこく幸せに生きたい。


ともだちの日記を読んでいて、「わたしも日記に書けるようなシンボリックで素敵な毎日を過ごしたい!」と思っていたけど、振り返ると実は毎日たくさんのことを考えてるんだな。素敵ではないかもしれないけど。
今日の瑣末な出来事でした。

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