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③家庭訪問のやり方を間違えると不登校が長引く

今回の記事は「②学校に行き始める子供たち」の続編です

意外と続いているので【うちの子の不登校事情】マガジンにまとめています。

話が通じない学校は家庭訪問の仕方に注意!

いま、私の子供たち2人が不登校である。

息子は給食登校をしていて、

娘は一時期、学校の先生方にお迎えに来てもらって学校に行くようになった↓↓

けれど、

たまに娘が1日2日休んだ翌日に

「どうして昨日学校に来なかったの?ずっと待ってたのに…」

という先生方の家庭訪問の仕方が子供の心の負担になりつつあるから、

やり方を変えてもらったほうがいいな…と思って早めに学校に連絡を入れるのだが、

いつも「お母さん、大丈夫ですよ!心配しないでください」と先生に言われて終わるのだ。

いやいやそういう問題じゃないから!

先生方の娘を学校に誘うセリフが娘の心の負担になりつつあって、

不登校経験者の視点からの

不登校の子供がどういう言葉に躓きやすいのか?という説明と

子供の心の負担になりやすい言葉を使うのをやめてほしい

という話をしたいのに、

先生方には、「母親が心配している。不安がっている」という受け取り方しかされないことには頭が痛くなった。

「お嬢さんは学校に来ているときは元気に過ごしているので何も心配ないですよ!安心してください」と…

私は不登校を経験しているので、子供の学校での不安なことはそんなにない。

どうしたら子供は学校に行くようになるのかがわかっているので

あとはそれを行動に移すだけで、今まさにそれをしていて、

あとは学校の協力があれば子供は学校に行けるのに、

それを学校は、子供の不登校をどうしたらいいかわからない不安で心配ばかりしているお母さんと見ていて、私の不安を解消することばかり働きかけてくるのだ。

不登校で一番不安になっているのは子供自身だっちゅーの(# ゚Д゚)‼‼

親の私が不安だとか心配だとかそんなのは問題じゃない‼‼

子供をよく見てよ!子供を‼‼

いくら言っても通じない。

家庭訪問のやり方を変えてもらえずどんどん家庭訪問の仕方が強引になっていった。

いつも教頭先生や学校相談員の先生が訪問するのだが、

30分くらい家の前でずっと待っていたり、

子供たちが嫌がっていて、「今日は無理そうなのでお休みします」とお休みすることを伝えても「どうにかして誘い出せませんか?」

娘がギャン泣きして泣いていて嫌がっているのに、「どうにか連れてきてもらえませんか?」

また、「玄関が開いてたから入っちゃった。テヘ!」みたいなノリで勝手に入って来たり…

あまりにも嫌がる娘に「それじゃあ○○ちゃんが担任の先生に電話で断ってよ」先生は休ませる権限がないから…と本当に子供の前で担任の先生に電話をかけたり…

それをすべてひっくるめて学校との話し合いで子供の心の負担になっていて怖がっているからやめるように言うと、

「そんなこと私たちはしてないですよねぇ!」と教頭先生が担任の先生と言い合って、いかにも私が常識外れの変なことを言っているような態度を取ることにはハラスメントを感じた。

特に、

20分以上ずっと玄関越しにいて「わかった!もう誘わないから顔だけ見せて?」と言いながら、その言葉に安心して出てきた子供に「せっかく出てきたんだから学校へ行こうよ!ね!学校楽しいよ~」というだまし討ちをするのは、子供の心が傷ついているので辞めて下さいと言えば、

「そんな!私たちはただ娘さんのためだけを思って誘っただけです」といかにも何もしてません的な言葉に内心キレた。

確かに、朝の家庭訪問をお願いしていたし、鍵が開いていたら家に入ってもいいとは言ったが、子供を先生方の都合で好き勝手に無理やり連れて行こうとするのはやめてほしかった。

先生方は、自分たちのやり方こそが子供たちの心に負担を作っていてそれこそが子供が学校に行きたくなくなる行為なのだという自覚が全くない!

不登校の子供がどんなに不安がっているかというのがわからないようで、神経を疑うことばかりしてくることには閉口した。

しかも学校からは、母親としての私がわざと子供たちを学校に来させないようにしているのではないかというわけのわからない疑いがかけられていて、話し合いの度に学校からは非常識なお母さん扱い。

せっかく先生が大好きな娘だったのに、

先生方の都合しか考えられてない家庭訪問により学校の先生が苦手になってしまい、また学校に行かなくなった。

こんなの当たり前だよ!恐怖しかないって!!

また登校拒否→現在は学校をずっとお休みしている状態である。


なんで学校の先生にこちらの気持ちや要望が全然伝わらないんだろう?

なんで学校は子供の不登校を母親のせいにしたがるんだろう?

なんで学校は不登校の原因探しをいつまでも続けて、子供がどうしたら学校に行けるのか考えないんだろう?

疑問だらけである。

よくよく先生方の話や行動を観察していると、どうやら学校は子供の不安よりも母親である私の不安を解消しようと頑張っているのだ。

ここで私は気付いた。

これ、クレームの多い会社やお店に似てるよね…!?って。

クレームが多い会社の従業員はお客様のクレーム対応をきちんと処理しないからクレームが多いことに気付いていない。

【従業員の気持ち】

また今日もクレームが来た。

    ↓

自分の仕事で手一杯なのに迷惑。でもとりあえず話を聞かないとクレームになるので話だけは聞く。

    ↓

話を聞くだけで満足するからお客様の望みを叶えない。

    ↓

それこそがクレームの元なのに…従業員は気付かないのでまたクレームになる。

    ↓

上層部からどやされる

    ↓

従業員は自分はちゃんと仕事をした!と思い込んでいるのでどうしてクレームになるのかわからない

    ↓

二度三度クレームを入れるお客様に問題があると思うようになる。

従業員が本当は問題を解決してないのに、話を聞いただけで問題は解決したと思い込んで何も対応しないから不満の声やクレームがまた来るのだ。

話が通じず全くちぐはぐな対応をしてくる学校はそこに気付いていない。

そもそも、親は学校の先生に話だけを聞いてもらいたくて話し合いに来ているわけではない。

どうすれば問題を解決できるのか?どんな方法だといいのか?何をすれば子供のためになるのか?

それを先生方と一緒にやり方を考えてほしくて相談しに来ているのである。

そこのところが食い違っているので、この学校話が通じないぞ!?となり、学校は保護者に物申されることになるのだ。

保護者の望みは何なのか!? 生徒は一体何を望んでいるのか?

それを真摯に受け止めて、どうしたら問題を解決できるのか保護者と一緒になって二人三脚で対応している学校にはクレームなんて入らない。

しかし、先生方は保護者からのクレームが多いからこそ保護者が満足するだろうこと(不安を取り除くこと)に力を入れるので、保護者の対応一色になり、子供のSOSに気付かないのではないだろうか…

学校は子供の不登校対応をするはずが、実際は子供の保護者対応をしているのだからそれこそ本末転倒である。

子供の心の負担にならない家庭訪問の仕方

これはハッキリ言って子供の性格や先生との相性にかかっている。

先生が好きな子や嫌いじゃない子だったら家庭訪問はOK

先生のことが嫌いだったり、家まで来られるのは嫌がっている場合はNG

朝か放課後かといえば放課後の方が子供も安心していることが多い。

不登校の子に放課後登校から始めましょうという提案が来るのは、子供は夕方のほうが安心できるから。

私が不登校の時の担任の先生からの家庭訪問は

最初の家庭訪問で話をして

それから2週間くらい後に2度目の家庭訪問があって、

「先生待ってるからね!学校に行きたくなったら学校においで」

と私が学校に来るまで放っておいてくれたので、ほっとしたのを覚えています。

「もう5年生だから大人の対応をしたほうがいい」と母親と先生が話していたのを聞いていて、やっぱり先生は私のことをわかってくれるんだなと、とっても嬉しかった。

学校に行ける準備が整ったら1人で学校に行けるようになったので私のように自分のペースを乱されたくない子は放置型がおすすめ。

うちの子供たちも担任の先生が放課後家に来るのはOKのようで、

ラキューで作った作品や絵を描いたものや出されていた課題を〇つけしてもらうのが嬉しい様子。

子供の心に負担がかかっているとわかったら、すぐにやめさせること!

その際に「迷惑なので辞めてください」だけだと、話が通じない学校は特に後にモンスターペアレント扱いを受けるトラブルになりやすいので、

このやり方はとても感謝しているけど、

このやり方は子供にとって負担がかかっているからやめるようにと伝えると角が立たない。

それでも通じず「子供のため」と称してやめてくれないときは、キッパリ逆効果だからやめるように断り、その先生の対応を一切しないで、すぐに話を教育委員会に持っていくとよい。

子供の心を守るために強引なやり方をしてくる先生の訪問を居留守を使ったり無視してしまってもかまわないと私は思う。

話が通じない人間には権力者や上からのお達しが一番である。

先生だからと言って遠慮することは全くない。

むしろ指導者の立場を利用して子供に無理やり言うことを聞かせようとしてくる方に問題がある。

子供の心の負担になっているからやめてくれと直接言っても

「子供のため」と言いながらあーだこーだ言い訳をしたり、

なかなかやめてくれない先生は結局自分の都合のためだけに家庭訪問しているからだ。

そもそも親の要望をきちんと理解していて、話の通じる学校の先生は子供の心に負担をかける言葉がけはしないのだから…


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はじめてこのシリーズを読む人はこちらから↓↓

①不登校は子供の数だけ理由がある


+++あとがき+++
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