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人生の逃げ場の作り方

・日常から逃げ出したい。
・自分の部屋にずっといると気が滅入る。
・落ち込んでしまってスイーツとか食べても気分が上がらない。
・人に会う気分でもないけど心を癒したい。
・頭の中がごちゃごちゃしてしんどい

そんな時は誰にでもあるんじゃないだろうか。私はこういう時に立ち寄る人生の「逃げ場」的な場所がいくつかある。今日は段階別に逃げ場の作り方について紹介したい。

ここで言う「逃げ場」は人生から、日常から逃げて元に戻ってこないという意味ではない。むしろ、少しでもすっきりした気持ちでまた日常に戻るために立ち寄る「休憩所」のようなイメージである。

長い人生、いろんなストレスや人間関係のしがらみにもまれて生きる私たちには、メンタルヘルスを健康に保つということがすごく大事。

毎日の日常ベースから、時たまのメンタル爆発寸前の時まで、メンタルをリフレッシュするために私が行っている場所を紹介する。

日常ベース

①ジム
5ヶ月前からジムに行きだして、控えめに言って人生が変わった。日常のストレスや人から受けるマイナスのエネルギーだったりが浄化できる。

2日に1回行ってるのだが、筋トレ小一時間とランニング30分やると汗をかなりかく。この「汗をかく」ということがすごく浄化作用になっている。

生活で溜め込んだストレスや何かしらの有害物質?も汗とともに流れ出ている気がする。実際に筋トレをすると脳内に幸せホルモンが出ることは科学的にも証明されている。

仕事やプライベートでもやもやする出来事があっても、筋トレが終わる頃には少なからず「ん〜、まあ大丈夫か!」という気持ちになっている。イライラすることがあったら筋トレに精が出るので、「今日は盛り上がっちゃうな〜」とか思いながらジムへチャリを飛ばしている。

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②ティータイム
私は酒を一滴も飲まない。だからこそかもしれないが、毎日のお茶の時間を何よりの楽しみにしている。

インドで大学院に行っていた時は毎日18時ごろまでの授業が終わると真っ先に教室を出て家に直帰、すぐにチャイを作ってスパイシーなスナックを食べながら日本のYouTubeを見る時間が心の支えだった。

今はフリーランスなので基本家で仕事をしている。毎日、最高のお茶タイムを演出している。自分で配合したチャイのお供は、手作りチーズケーキやかぼちゃケーキ、またはケーキ屋のシュークリーム、頂き物のお菓子など日によってさまざまだ。

③公園
1日パソコンに向かっていると、緑が見たくなる。開放的な空間で思いっきり新鮮な空気が吸いたくなる。

そんな時は大きめの公園に行ってぶらり散歩している。福岡には私が「福岡市のオアシス」と呼び県外から来た友達を必ず連れて行く大濠公園がある。昼間は青い空と湖、きらきら緑が最高のハーモニーを奏でているし、夜はひっそりとライトアップされた水面を眺めながらベンチでカップルが語らったりする場に最適なのだ。

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ベンチに座ってカメが泳ぐ静かな湖を見つめていると、「ああ、なんて平和なんだろう、、、」と思える。

月1-2ペース

お次は私が月に1、2回体が重くなってきたり何か心がしんどいなあ、と思った時に行く場所を紹介する。

①マッサージ
パソコンやスマホの長時間使用で凝り固まった体をほぐすため、そして「誰かに心をこめて体をふれてもらえる」という意味でマッサージはすごくいい。変な意味じゃないよ?

パートナーがいる方は別として、日常生活で体にふれてもらう機会って無い。本当に変な意味じゃなく、体と体のふれあいってすごい癒し効果を持っていると思う。

私の行きつけのマッサージ店でいつも指名するAさんは、すごく物腰が丁寧でくノ一のような身のこなしの、30代後半の女性だ。彼女は、私がどんなにどんよ〜りした顔で行ってもいつも変わらぬ笑顔で迎えてくれる。

施術の一番最初に背中をスーッスーッと撫でてくれるのだが、毎回「ああ、これだけで来た甲斐があった」と思う。なんか心のつっかえが取れていく気がする。

撫でられたい生き物ですよね。人間は。

②サウナ
サウナ。これはもう騙されたと思って、全人類に一度は試していただきたい。まずサウナとか温泉ってスマホをロッカーに置いていくので強制的にスマホから離れてデジタルデトックスできる。サウナでゆっくり、自分と向き合ってああでもないこうでもないと考えるのはいい。

そして、サウナ→水風呂→外気浴(常温の場所で休憩)を繰り返すと「ととのい」と呼ばれる感覚がやってくる。これが言語化しにくいんだけど、全身の細胞がうわ〜っと元気になる、かつハンパない爽快感に包まれる、といったかんじ。

私はよくこの「ととのい」タイムに、悩んでいたことへの答えが降りて来たり、悩んでいたことが取るに足りないことだったなあ、と気づいたりする。

サウナの後は、足取りが5倍は軽くなる。そしてご飯も美味しい。肌もワントーン上がってすべすべ。いいことしかない。

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時たま(人生つらいつらいモードの時)

私は2~3ヶ月に1回くらい、「ああもう人生つらいよ.....悲しいよ....(涙ボロボロボロ)」となるタイミングがある。

それは仕事だったり恋愛だったり、両方のしんどいことが重なったり、人間というものに希望を持てなくなったり、色々な理由なのだが、そんな時にやっていること、それはおひとりさまホテルステイだ。

近場のちょっといいホテルの素泊まりプラン8000円。部屋からは綺麗な夜景と林が見える。小さいサウナと温泉もあるので、夜サウナ→広いベッドでスヤァ→朝サウナをしてチェックアウトの頃になると自然と元気になっちゃってる。

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夕飯と朝ごはんはデパ地下でお弁当とパンを買って行く。ここでコンビニおにぎりとかは買わない。本当に食べたい物を買うのだ。このホテルステイの醍醐味は「日常から離れた空間で自分を大切にする」ことだから、少しの出費は気にしないのがコツ。

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ホテルに向かう行きのシャトルバスの中は、「あ〜、もうつらいなあ、泣きそう」みたいなメンタルが帰りのバスでは「復活!また詰んだらここに来よう!✨」ぐらいになっているのでこれで8000円はコスパ安い。

心がしんどい時は今すぐ逃げて

日本人は我慢強い。
心がしんどいなー、つかれてるなー、って感じた時は、自分が思ってる3倍はしんどいし疲れている。今すぐ休んで。そこから逃げて。

人間界には嫉妬や欲望、敵意、不平不満、とげとげ言葉があふれてる。自分に向けられたものでなくても、ニュースやSNSでふれると嫌な気持ちになるよね。そういうのを知らぬ間に吸い込んで重たくなったスポンジをギューッと絞って天日干しする時間が必要です。

あなたらしい人生の「逃げ場」を見つけて、自分をいたわりながら生きていってほしいです。

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