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ストックイラスト2ヶ月で1000点以上登録してみた

 昨日、4月24日で、初めてのストックイラストをリリースしてから2ヶ月が経ちました。ので、またnoteにメモとして残してみようと思います。イラストと作風の話も中盤ですこししています。最後に2ヶ月目の収益をメモしています。

 1ヶ月で600点余りを登録、2ヶ月目でなんとPIXTAへの登録数が1400点弱になりました。我ながらすごい。2ヶ月ちゃんと続いているというだけでも驚きなのに、1ヶ月目の制作数を超えました。これはすごい。
 季節物を作ろうかと思っていたのですが、昨今の時勢を鑑みて、とりあえずこれが必要だろうな、これがあれば便利だろうな、と思う素材をたくさん作りました。見るだけでも楽しいイラスト集の様相を呈してきたので、ご覧いただけると嬉しいです!
(下の画像からPIXTAに飛べます)

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 2ヶ月で1000点以上のイラストをUPするのって、何をそんなに頑張ったんだと思われるかもしれません。しかしさほど頑張ったなとは思っていません。イラストを描いて楽しくなって作業しまくっていたら点数が増えてしまった、という2ヶ月でした。この点が、自分がストックイラストをやっていくにあたってもっとも向いている点なのではないかと思っています。
 無理をしていない、ということです。

 平日は夜しか作業できませんが、土日はほぼ一日中作業していたというのはあります。ただ「やらなきゃ」「毎日確実に続けなきゃ」といった、追われるような心境ではありませんでした。読みたい本を読むように、やりたいゲームをプレイするように、それらの代わりにストックイラストを制作するようになった、という感じです。
 もともとやりたくないことが一切続かないタイプなので、もともと好きなイラストをどれだけ描いてもいいというのは楽しい遊び以外の何物でもありません。
 ただ海外サイト用の英語変換や、タグ付けなどは無理矢理頑張った!という気持ちでした(笑)


 3ヶ月目に入るにあたり、売れ筋や季節物などの毎年コンスタントに売れそうなイラストを描いていくことも考えていますが、始めたばかりで描きたいイラストがまだあるので、これから半年ほどは売り上げではなく点数重視で進行する予定です。その方が個人的には続けられそうだなと思っているからです。気の向かない絵を描き続けることで、飽きてやめてしまったら意味がないので。
 また、タグ付けについてはいろいろな方を参考にしてやりやすい方法を見つけようと思っています。幸いにもBridgeを所持しているので使いこなしたい。UP先についても、現在4社に素材を出していますが、もう何箇所か増やそうかなと思っています。
 ストックイラストは素材として使っていただくということが大前提にあると思います。描きたいイラストがあるといっても、流行というか、今の時期や情勢に沿ったイラストをある程度描くようには心がけています。


 仕事として依頼されるイラストって、メジャーなイラストレーターとは違い、名前も作風も認知されていない場合、「こういう雰囲気・テイストに合わせて描いて欲しい」という、自分の得意ジャンルに沿わない要望が多々あります。例えば、自分はかわいい絵しか描けないのに、大人風のシンプルなテイストを求められる、等です。
 自分の作風と合わないイラストを描いて欲しいという依頼があった時、最初の頃は「なぜ自分の絵のタッチで描かせてもらえないのか」「違う雰囲気で描くなら描く意味は無いのではないか」と思っていました。最初からフリーでやっていたら描かないでいたかもしれませんが、会社で仕事として受けた案件なので、こんな言い方は失礼で申し訳ないのですが、正直言って「仕方なく」という気持ちでイラストを制作していました。(仕事として手を抜いたわけではありませんが、気持ちの問題として)
 そうやって仕方なくからでもイラストを描き続けた結果、今はその全てが自分の作風になっています。

 「いやだ〜こんなの自分の絵じゃない〜」と思いながら描いていたイラストの、コツを掴み始めたというか、単に描き続けて見慣れただけなのかもしれませんが、「どんな雰囲気で描こうが、自分が描いたものは全部自分の絵であることに変わりはない」というところに落ち着く瞬間がありました。

 もともとファンアートを描くときでも、頭身の高い絵、デフォルメ絵、さらに崩した絵など、数パターンで絵を描くということに慣れていたので、テイストを変えて絵を描くということの抵抗感が消えるのが早かったのかもしれません。
 今でもメインで描くイラストはかわいい寄りなのですが、描けるイラストの幅が広がったのでむしろよかったなと思っています。
 さらに、いろいろなタッチで描くことによって、自分がもともと得意で描いていたイラストが、どの年齢層やどの客層の場合に使いやすいかということが理解できたのも収穫でした。

 確固たる「自分の作風」というものが何もないなと思っていたのですが、何種類かのパターンで描けるというのも武器になるんだということを、ストックイラストをやることで改めて気づかされました。カメレオンイラストレーターとして頑張っていこうかなと思っています。
 あと、「絵柄を真似されるようになったら一人前の絵師」のようなイメージがどこかにあって、とあるお店の看板の手描きのイラストに「明らかに自分のあの絵を模写したな」と思われるものを発見した時は、とても感動したのを覚えています。あんまり似過ぎていると、「あれっ、これいつ描いたっけ?」と思ってしまうんですけど(笑)


 それでは最後に、3月24日〜4月23日の、ストックイラスト初心者の2ヶ月目の動向を簡単にまとめます。金額はEX販売分を加算していない&ドル円換算で累計が多少変動などありますがご参考までに。

1ヶ月目 約 1,700円
PIXTA 単品4点、定額制5点
adobe stock 9点
iStock 0点
他1社・非公開(修正いたしました。)

2ヶ月目 約 9,500円
PIXTA 単品5点、定額制37点
adobe stock 44点
iStock 0点
他1社・非公開(修正いたしました。)

 1ヶ月目よりだいぶ売れ行きが伸びて、とてもとても嬉しい!点数が多ければ売り上げもそこそこ伸びるということで、3ヶ月目もひとまず素材の点数重視で作っていこうと思います。
 ほぼ同じ点数を各所でUPしておりますが、中でもadobe stockは金額がかなり伸びているので、私のような初心者の方はぜひPIXTAと合わせて登録されることをおすすめしたいですね。タグも同じ日本語でいけるし、やらない手はないのではなかろうか。iStockは内容考えようと思います(笑)

追記:iStockはおそらくタックスフォームが未記入だったため、ロイヤリティに反映されていなかったようです。プロフィールページを見たら売れている数が出ていました。

 ではまた1ヶ月後にメモを残そうと思います。毎回長々とすみません。最後までご覧いただきありがとうございました。
 イラストも描いてるけど漫画も描いたりファンアートも描いたりしているので、どこかしらでお楽しみいただければ幸いです。

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