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懐かしい夏休みの宿題『貯金箱コンクール』を思い出して調べたら、令和の受賞作が予想を越えていた話。


子どもの頃、ちょっと好きだった夏休みの宿題がある。
当時郵政省が企画していた“貯金箱コンクール”である。


おそらく学校単位でみんなで応募する形で、当時は夏の課題として読書感想文に並んで定番だったように記憶している。今のように制作キットのようなものはあまり販売されておらず、一からどうしようかと考えるのが楽しかった。参加賞もあった気がする。


その頃の愛読誌は小学○年生という各学年にフィットした月刊誌(現在なんと創刊99年)。それにあるペーパークラフト的な付録を組み立てることに夢中になり、ひそかに毎月腕を上げていた工作。瓶に粘土を張り付けようかな?家に木片はあったかな?とアイデアを出して作っていた。こうして夏休みに作ったのは、かまぼこの板で屋根部分を作った家型の小さな貯金箱だった。

思い出して早速検索してみたら、ゆうちょ銀行公式動画がアップされているのを発見。そこには予想を越えた熱量の驚きの令和の受賞作があった。

とにかくみなさんと共感したくなる驚異のクオリティー。ぜひチェックして欲しい。凄すぎてどんな仕組みになっているのか大人でもよくわからない。さらに印象的なのが『制作のエピソード』。言葉が適切かわからないが、エモすぎる。小学生の体験に基づく動機づけがオリジナリティがあってどれも素晴らしい。きっとこれらのエピソード込みで“貯金箱コンクール”なんだ。もはや、ただの工作ではなかった。


本コンクールは、1975年からおよそ半世紀にわたって、小学校における工作課題の定番として親しまれてきました。
昨年度は、全国の約半数の小学校から約48万人の小学生に参加していただき、これまでの参加者累計は約6,100万人、寄付金額は累計約1億3,342万円(寄付は2008年から開始)となりました。
全国の小学校の約半数が応募するこのコンクールに、ぜひご応募ください。

ゆうちょ銀行公式サイトより


なんと1975年からあったのだ。ずっと続いていんだ。
今は学校からではなく個人応募も可能だという。工作から貯金を考える総合的な学習にもなっていた。恐るべしネバーエンディング“貯金箱コンクール”。

きっと今年も全国で小学生が何をつくろうかと思案し制作していると思うとなぜか感慨深い。この夏、新たなる驚きの創作貯金箱が、あなたのすぐ近くで誕生するかもしれない。そう思うとOGとして (みなさんも もしかしたらOB OG!? )次なる受賞作動画が楽しみなコンクールになった。

Have a nice “貯金箱コンクール”!






お読みいただきありがとうございました。



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