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型染版画・龍(赤×黒)

型染の技法で和紙に制作した版画作品です。
デザインをして、渋紙に型を彫り、和紙に糊を置いて、豆汁で溶いた顔料を定着させてから
水で糊を落として絵を作る技法です。

龍が空を翔ける図です。
猛々しい恐ろしい龍というよりも、身近にいて守り神となってくれる龍です。
黒と赤の染め分けで空気感を出しています。

型染の型は、形と形がつながった状態で作る必要があります。
そのために「つなぎ」をつけますが、私はそれもデザインとして生かす方法を考えます。
技法の制約は作品の糧としてこそのものと思います。

私はひとつの型で様々な色を使って複数の作品を制作しています。
同じ絵とは言えませんので、厳密には「版画」ではないかもしれません。
エディション番号もふっておりません。
使う和紙はその時によって違います。
同じ作品は出来ません。


サイズ 442mm×605mm
素材  和紙、顔料

こちらで販売しています  https://zbame.jp/print-ryu01/

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