【0】シャニP担当P視点で振り返るWINGプレイ感想 ~ 導入編 ~
はじめに
日頃シャニP担当Pとしてシャニマスの物語を追っているのですが、SNS等で他の方の考察や意見を見ていると、つい最初の頃の記憶が抜けていたり、曖昧なところがあったりしました。
そこで初心を取り戻す、ついでに同志を集めるためにも、シャニP担当P視点から見たWINGの振り返りをしてみたいと思います。
また、この記事はWING全体の基礎的な確認を行うとともに、各アイドルの個別記事へのハブとして機能させたいと思います。
WING基礎情報
・『WING』(Wonder.Idol.Nova.Grandprix)
・新人アイドルの祭典ともいわれる、すごいライブ
・出場資格を手に入れるまでが厳しい
・全4回のシーズンごとに審査を受け、一定のランクに達しないと出場資格を失う
・設定上はユニットとしてWINGに出場しているっぽい?
・審査の結果は公表されているっぽい?
・WING準決勝・決勝=ラストライブ と呼ばれている?(霧子シーズン4敗退)
・朝コミュ・オーディション前コミュではシャニPにしては珍しいBADコミュが見られる。アイドルプロデュースしたての新人らしい一面が見られれる
・オデ前コミュのBGMオシャレで好き
・TV出演後コミュのBGMも好き。短いけどボーカル乗せたらそのまま王道なアイドルソングになりそう、このままだとサビの部分だけだけど。
・準決勝・決勝前コミュのBGMすき、トランス系?
コミュ基礎構造
冒頭
・書類審査(オーディション)組とスカウト組に分かれる。仕様上キャラクターの衣装はプロデュースアイドル衣装に依存するのでセリフと衣装があっていない状況が発生することもある。各アイドルによって大きくストーリー構成が違う部分。特に追加実装されたストレイ、ノクチルは顕著。冒頭コミュでなんとなくの共通コミュ全体の雰囲気が掴める。
・なお、スカウトから所属までの過程がない関係でやや強引な描写が見受けられる。このゲームの目的がアイドルのスカウトではなくプロデュースであることを考えれば無駄なリソースを省く必要があり、これもその範疇であったとも言える。特に咲耶に関しては他事務所からの引き抜きに近い形なので問題が起きそうだがその辺りのフォローは特には無い。
共通コミュ1
・アイドルとして駆け出したばかりに行った仕事についてのコミュ。挨拶回りや宣材写真撮影、レッスンなどがコミュの中心。シャニPが担当アイドルについてどのような印象の人物かを判断するストーリーが多い。プレーヤーにキャラクターがどのような性格かを仕事への取り組み方で表現するためのコミュといったところだろうか
共通コミュ2
・各アイドルの個性の深堀、どんな生活をしているかの紹介。コミュ1で語られた個性とはまた違った一面が見られる。
共通コミュ3
・アイドルとして努力するあまり休息をとらないことをシャニPが止める、といった内容のコミュが多い。また、それ以外にもシャニPと各アイドルのすれ違い、意識の違いを描いていることが多い。アイドルとして努力する上での壁を作り、なぜアイドルを目指すのかについて説得力を持たせるためのストーリーを展開していると思われる。
共通コミュ4
・ライブ本番直前というシチュエーションで、アイドルとしてライブにどのような姿勢で臨むのかといったストーリーが多い。人物のアイドルとしてライブに対する思い=ファンやPに対する思いがどのように変化・成長したのかを描いている。
各シーズンクリア、失敗およびWING本戦準決勝・決勝、優勝End、敗退Endコミュ
・シーズンが進むごとにアイドルとしての自覚や自信がつき、ファンやPへの感謝、信頼を大切にしていく様子が描かれる。その分だけ失敗したときのアイドルの悲しみも深くなっていく。
オーディション前(オデ前コミュ)
・新人らしいシャニPが見られる貴重な場面。πタッチと同じくプレーヤーの意思が直接反映される部分かつコミュの分量や話の展開の幅はあまりない。なので私はシャニP解釈のためのコミュとしては重視していないのですが皆さんはどうなんですかね。(各アイドルの解釈としてはどのような言葉を掛けられたらどのような反応をするかわかるので押さえておきたいところ)
・筆者としては基本的にシャニPはテンションが上がる選択肢を取っていることを前提に他のストーリーが構成されていると思っています。(テンションが下がるあるいは変わらない選択肢はあくまでも本筋ではない世界線の一つ)
オデ後コミュ&TV出演後コミュ
・メタ的に言えばゲームの結果の表示、その延長線上。オーディションのたびに見るコミュ。各キャラの仕事に対する思考や姿勢がわかる。
朝コミュ
・アイドル達の性格を知るうえで重要なコミュ。彼女たちがどのようなもの、言葉、行動を好むかがわかる。(一部例外アリ)もっと言えばどのようなPをアイドルが求めているかということがわかるということでもある。
・筆者がシャニP解釈をする中でちょっと扱いに困るコミュ。3つの選択肢のどれが本当のシャニPの言葉なのかはプレーヤーによって異なるのではないでしょうか。私の立場としてはPERFECT判定の選択がストーリーの正史でそれ以外の選択は違う世界線の選択だと思っています。つまりシャニPの性格の振れ幅はどのくらいかを表現しているコミュであるとシャニP担当の私は考えています。
・ノクチルの朝コミュから制作上の仕様が変わっているようで、いつもは選択肢前にシャニPの一言(心理描写またはセリフ)があるのが普通ですが、ノクチルの朝コミュはいちいち一言を挟まずに普通の会話描写のまま直接選択肢が表示される形式となりました。理由は不明ですがその方がシナリオ制作上都合がいいからではなのは間違い無いでしょう。読者目線だといちいち状況の確認用の一言が挟まるのはテンポが悪くなる感じがするので、ノクチルの朝コミュのスタイルの方が自然に感じるので良い変更だと思います。
・シーズの朝コミュからさらに制作上の仕様が変わっているようで、選択肢分岐後にシャニPのリアクションが描写されるようになった。シャニPのリアクションが楽しめ、シャニP担当としては嬉しい変更である。
シャニP担当P視点で振り返るWING編 ~個別記事~
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全体を振り返っての感想
当たり前ではありますが後発の方が有利ですので、WING編のクオリティは先行組よりも後発組の方が平均的に高いかなと思います。シャニP担当としての見どころも同様に後発組の方が多かった印象です。
これはおそらくシナリオ担当者の方がプレーヤーの持っているコミュに対するハードルが年々高くなるのに合わせて試行錯誤した結果なのかなと思います。それに加えて、プレーヤーの視点主であるシャニPの設定がある程度固まってきたことで、それを活かしたコミュを作りやすくなったからというのもあるかもしれません。
体感ですが、初期組WINGのシャニPは割と無個性気味な感じでしたが、ストレイ・感謝祭あたりで色が見え始め、ノクチル・GRADでもはやプレーヤーとは完全に離れた一人のキャラとして動き始めたと感じています、ざっくりですが。
ともあれ色々と再確認できてよりシャニPへの理解が深まった気がします。いつか感謝祭編やGRAD編、イベコミュなんかも記事にできたらいいなと思います。(カードコミュ追い出したら金と時間がいくらあっても足りない……)
おわりに
本記事は導入編みたいなものなのでぜひ各アイドル個別の記事も読んでいただけたらと思います。本記事が何かしら界隈に貢献できたらと思います。読んでいただきありがとうございました。