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【4-2】シャニP担当P視点で振り返るWINGプレイ感想 ~ 大崎甜花編 ~

はじめに

    本記事はシャニマスの各アイドルのWING編をシャニP(ゲームの登場人物である『プロデューサー』の通称、プレーヤーとは別個の存在とする)を中心に振り返っていくシリーズの大崎甜花編。つまりシャニP担当P視点から見るWINGの大崎甜花編となります。

    シャニPに興味のある方や、甜花のWINGについて軽く知っておきたい人の参考になればと思います。

    加えて朝コミュ(プロデュースモードで週の切り替わり時にたまに発生する3択問題)についても取り扱っています。

    ネタバレ全開なのでその点に注意してください。

《 あらすじ 》

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「これが……アイドルなんだ…… 甜花はもう、アイドルなんだね……」(甜花WING共通コミュ3『誰でもない甜花を』より)

    大崎甜花は妹の甘奈に誘われ、283プロのアイドルオーディションに応募する。オーディションを受けている甜花は控えめな性格で自分に自信が持てていない様子でしたが、彼女に潜在的な魅力を感じたプロデューサーは彼女をアイドルとして採用する。アイドルを始めた甜花でしたが、なかなか仕事で成果を出せず弱気な面が見られた。しかし、プロデューサーや妹、ユニットの仲間に支えられ少しずつ自信が持てるようになった。そしてWING本戦で自身の魅力を存分に発揮し、優勝することができた。

《 感想 》

    プロデューサーが教育者のような面を見せることが多いかったように思う。それは甜花が他のアイドルたちよりも精神的にも肉体的にもアイドルとしての資質が相対的に劣っているからだと思われる。他の子よりも遅れているということは伸び代が多いと言えるので、だからこそシャニPの教育者としての面が強く表れたのだと考えられる。シャニPは甜花のプロデューサーというよりもお父さんかな?と思った。

    また、シャニPの心理描写の多さでもかなり上位のコミュ。理由は甜花はなかなか自分を前に出せない子なので彼が主体となって活動しているからだろう。そのおかげで彼の実力が発揮されている描写が多く、シャニP担当としては注目度、評価を上げてしまいたくなる。

    コミュ全体としてはパッとしない子が成長する系の物語なのでかなり分かりやすい構造。ただし、いきなり大きく成長するのではなく、あくまでも甜花なりの成長という具合に収められているのが面白いと思った。いきなり実は甜花は甘奈を超える才能があった、みたいなシナリオだと興醒めである。あくまで甜花の範囲での成長物語であるからこのコミュは面白いんだろうなと思った。

《 WING振り返り 》

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P「(周りから魅力を引き出してあげればすごいアイドルになるのかもしれない!)」(甜花WING共通コミュ冒頭『眠れる可能性』より)

    このオーディション時点で甜花の魅力を見抜いたシャニPは天才を名乗っていい。私だったら甘奈は合格でも甜花は多分オーディション不合格にしてしまうと思う。

    邪推するのであれば、甘奈が先にオーディション通過しており、この時点で双子両方を合格させることが決定、甜花に後からオーディションに来てもらっているが合格は半分決まっていたようなものだった……とすら思える。もちろんそんなことはないが。

    また、甘奈が先にオーディションに合格したのか、それとも甜花が先だったのかは明言されてません。シャニPが大崎姉妹を双子アイドルとして売り出していく気があったことは甘奈のWINGコミュで語られていましたが、甜花のコミュではそこについても明言されていません。

    ともあれWING、感謝祭、GRADと進むにつれて甜花は彼女なりのペースでアイドルとして成長していくのを既に知っているので、彼女のポテンシャルを見抜いたシャニPの先見の明が窺い知れるコミュと言えるかもしれない。

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P「(なるほど……ユニットの仕事だけだと、甜花に自信を付けさせるのは難しいのかもな)」(甜花WING共通コミュ1『最初の一歩』より)

    共通コミュ1は共通コミュ2へ繋げるための前フリに近いところがありますが、シャニPの視点が多いのでシャニP担当としては嬉しい。このセリフはこのコミュを要約したようなもので、比較的に仕事に遅れが見られる甜花を否定しないシャニPの優しさが見られる。

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P「甜花は磨けば光る子なんだ」(甜花WING共通コミュ2『だけど、それでも』より)

    お父さんかな?

    共通コミュ1に引き続き、共通コミュ2でも仕事で成果を出せず自信を失ってしまう甜花にも優しく導いてあげるシャニPですが、商売的には採算取れてるんですかね?まぁユニットとして売っているのでユニットとして利益が出るのであれば問題ないのかもしれませんが。即戦力として見込まれていないと言えばそうなんでしょうけど。シャニPの商売人としての側面よりも導き手としての側面が強く表れているコミュ。

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P「(それに、これだけ大きな舞台を経験できたら きっと甜花も大きな自信になるはずだ!)」(甜花WING共通コミュ3『誰でもない甜花を』より)

    甜花を不安にさせないように気遣って言わないでいるが、内心かなりの期待を寄せているシャニPの姿。普段、シャニPの心理描写がないところでも、やはり何かしらの思いがあって仕事を振ってるんでしょうね。

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P「難しく考えすぎるな」甜花「う、うん……簡単に……簡単に…… あれ……? このあと、どうするんだっけ……?」P「(落ち着きはしたけど、違うことを忘れちゃったみたいだ)」(甜花オーディション前3より)

    コントかな?記事の主旨から離れるがオデ前コミュで上位に好きなコミュ。

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P「俺は必要無さそうだな」(甜花オーディション前6より)

    シャニPの悪癖が出ている選択肢。シャニPの無意識に、自立したアイドルには自分が必要無いと思っているところがありそう。

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P「なにより……甜花がこれだけ  成長してくれたことが、俺は嬉しいんだ」(甜花優勝Endコミュ『お月様、きらり』より)

    ここほんとパパ。

《 Morning 》

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「家は楽だもんな」「出かけるのも楽しいぞ」(甜花Morning4の選択肢Perfect、Good)

    陰キャの巣ごもり体質に理解のある様子。出かけるのも楽しいぞっていうのはなんか引きこもりがちな子どもを外に誘う親のセリフみたいですね。

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甜花「今度、服買うとき…… プロデューサーさんに、選んでもらおうかな……」(甜花Morning7より)

    甘奈が聞いたら曇りそうな発言。これはデートのお誘いと解釈してもよろしいですか?甜花ちゃんのことだからそういった意識は無さそうだが。

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「俺も一緒に考えるよ」(甜花Morning8の選択肢Perfect)

    宿題でわからないところがあった甜花へかける言葉の選択肢の1つ。それなりに描写の多い、シャニPが誰かに勉強を教えている描写の1つでもある。

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「あとで一緒にやろう」(甜花Morning10の選択肢Perfect)

    なんのゲームかは分かりませんが甜花がプレーしてるゲームを一緒にやりたい様子。樹里の朝コミュでもゲームの話が出ていましたが、シャニPも人並みにはゲームをプレーするのかもしれません。

    なお、続くMorning11は甜花がゲームに誘ってくれる話で、シャニPも悪い反応ではない。

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「もう俺のサポートはいらないかな」(甜花Morning13の選択肢Nomal)

    WING編オーディション前6でも同じような選択肢が出てくる。甜花のコミュでは彼女の気質も相まって、シャニPが自立を促すような発言が多いような気がする。

終わりに

    以上となります。他の子のWING振り返りも行っておりますのでぜひそちらもチェックしてみてください。ハブとなる記事はこちらです。読んでいただきありがとうございました。

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