eスポーツチームから選手達が辞める理由
やっと入ってきたeスポーツ選手やマネージャー・アナリスト達が僅か1ヶ月で辞めてしまう。
自分たちのチームを大きくするために採用したのに、どうしてこんなことが起きてしまったのだろうか。
こうした悩みを持っているeスポーツチームの経営者は沢山いるのではないでしょうか。
eスポーツチームだけでなく、様々な組織体において人材が辞めてしまうという事態はできるだけ避けておきたいですよね。
様々な状況でeスポーツチームを脱退した人たちへ独自にインタビューを行ってまいりました。
そこで、この記事では選手達が辞めてしまう理由についてお話します。
1.これ以上の成長が見込めない
優秀な人間であればあるほど「自分の価値を高めたい」と思うものです。
故に「これ以上ここで成長できないな。」と思えば辞める理由となります。
具体的に言うと
・今ここにいる選手達のようになりたくない。
・同じような練習内容ばかりしていては成長できない。
というような不安を持つようです。
優秀な人間が力を発揮できずに不満をためていないかコミュニケーションを取っておきましょう。
2.評価されない、評価に不満がある
練習やスクリムの成果を正当に評価されていないと感じるとやる気が無くなってしまい、チームを辞めてしまう原因になります。
優秀な人ほど、やる気に満ちており、チームに対して汎ゆる利益を出してくれます。
しかし、出した成果に対して正当な評価がされていなかったり、成果を出していない人が評価されていると「頑張っても評価されないなら別のチームに移行しよう。」というマインドになります。
eスポーツ経営学でもお話しましたが、しっかりとした評価方法が必要になります。
3.条件が釣り合っていない
eスポーツ選手にとってそのチームで活動する必要があるのかどうか。
組織との均衡が保たれているからこそ、その組織に属している理由となる。
故に、不満≠脱退となります。
不満があっても、その不満が気にならないほどのいい条件があれば脱退する可能性が限りなくゼロに近い状況になります。
しかし、不満が蓄積して爆発してしまうと活動が難しくなってしまいます。
「活動の仕方を見直したい」とメンバーが思った時に、柔軟に対応できる環境かどうか人材をつなぎとめる要素となります。
では、メンバーの不満を察知するにはどうすればいいのか?
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