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本日の一曲 vol.357 荒井由実 翳りゆく部屋 (1976)

「荒井由実」は、松任谷由実さんの結婚前の名前であり、「ユーミン」さんのことです。荒井由実さんは、、1954年1月19日、東京・八王子の老舗呉服店「荒井呉服店」の5人兄弟姉妹の4番目の二女として生まれました。デビューや、本日ご紹介する「翳りゆく部屋」リリースの経緯は、このnoteにある荒井由実さんがかつて所属していたALFA MUSICさんの記事が詳しいので、こちらをご覧ください。

「翳りゆく部屋」は、1976年3月5日、荒井由実時代の最後の7枚目のシングルとしてリリースされました。レコーディング・メンバーは、松任谷正隆さんのパイプオルガン、大村憲司さんのギター、細野晴臣さんのベース、村上ポンタ秀一さんのドラム、ハイ・ファイ・セットと山下達郎さんのコーラスでした。

前述のALFA MUSICさんの記事によると、「翳りゆく部屋」の原型は荒井由実さん17歳のときにはすでに出来上がっていたとのことであり、シングル盤リリースの年である1976年11月29日に松任谷正隆さんと結婚式を挙げていますので、ご本人にとっても特別な曲だったのだろうと思います。

名曲ですので、いろいろな人がカバーしています。内藤やす子さん(1984)、島田歌穂さん(1991)、椎名林檎さん(1999)、園子温さん監督の映画「気球クラブ、その後」の主題歌として畠山美由紀さん(2007)、スターダストレビュー(2008)、つるの剛士さん(2009)、徳永英明さん(2010)などたくさんのカバーがありますが、男声によるカバーのきっかけとなったエレファントカシマシのバージョン(2008)だけご紹介します。歌はもちろん宮本浩次さんです。

松任谷由実さんについては、前に一度ご紹介したことがありましたので、こちらもご覧ください。

(by R)


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