至極のスイーツ「メルバ」で至極の気分
私にとって思い出のスイーツは、暫く前に出会った「メルバ」です。
至極の気分を味わいました。
スイーツには、家にお持ち帰りができるものと、レストランやカフェで出てくるものがあり、お持ち帰りできるスイーツに比べて流動的です。
レストランで食べるデザートには、その場でだから出来るアレンジがあり、パフォーマンスを味わえます。
このメルバは、パリの一つ星レストラン「Apicius(アピシス)」で食べたので、その場でキャラメルソースをかけるパフォーマンスがありました。
「メルバ」は元々、オーギュスト・エスコフィエがソプラノ歌手、ネリー・メルバへ捧げ作ったデザートです。
シロップ漬けの桃を、カップ入りのバニラアイスの上にのせ、フランボワーズのクーリソース添えたものです。
その点、私が出会ったこのメルバは、桃ではなく、ナシのロティのアレンジです。
更に、フランボワーズではなく、キャラメルソースで、マスカラポーネの上に、ナシのロティを、その上にバニラアイスをのせ、その上から、キャレメルをかけています。
ですので、メルバと言い切らず、名前も「マスカラポーネのメルバ、ポワール・ロティ」と言っています。
感動したのは、このレストラン「Apicius(アピシス)」は一つ星で、シェフが、Mathieu Pacaudさんで、この他のレストランでもミシュランの星をゲットしている若手シェフです。
それもそのはずなのが、Mathieu Pacaudさんのお父さんは、有名な3つ星レストランのシェフで、パリのマレ地区で、同じ通りに、親子で別の星レストランで腕を奮っています。
オーギュスト・エスコフィエが作ったデザートはありますが、パリのレストランでも、そう出会うことはありません。
シェフに聞くと、クラシック過ぎると言われることが多いです。
ですので、このようなアレンジでメルバに出会えて、至極のスイーツの時を味わえ、とても幸せでした。
こちら記事もご参照ください。
フランス料理の定番デザートの種類と名前は?フランス語解説付き - Sakurakoのグルメなフランスブログ (sakurakodesu.xyz)
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