生乾き臭の消し方

生乾き臭の消し方。

1)洗濯前に60~70℃のお湯につけ置く
「モラクセラ菌などの雑菌は高温に弱いので、洗濯する前に大きめの容器に60~70℃程度の熱いお湯を入れて、洗濯物を30分ほどつけ置いて除菌することが有効です。ただし、沸騰状態に近い高温の湯だと、素材を傷めてしまうので注意してください。

2)中~高温で乾くまでアイロンがけ
「洗濯物の脱水直後に、アイロンをかけて熱を加えるのも雑菌の繁殖を抑えるのに効果的です。洗濯物に水分が残っている状態だと熱が繊維の内部まで伝わりやすく、除菌の効果が高まります。厚手の素材だと中まで熱が届きにくいので、薄手のYシャツやTシャツに有効な方法です。また、8~9割ほど乾燥した段階でアイロンをかけるとさらに乾きが早まり、しわになりやすい素材のしわとりにも役立ちます。

3)コインランドリーの乾燥機を使う
「乾燥機は洗濯物がすぐに乾かせるほか、生乾き臭の除去にも効果があります。とくに家庭用の乾燥機よりファンのサイズが大きくパワーも違うコインランドリーの乾燥機を使用すると、より効果が上がります。

4)重曹を使う
「重曹が生乾き臭を消すのに有効です。ふだん使っている洗剤に加えるだけでもある程度の効果がありますが、水に溶けにくいので先にお湯に溶かしておいてください。重曹の分量は35~40℃程度のお湯10リットルに対して大さじ1杯。洗濯前に洗濯物を20~30分つけ置きしておくと、より効果的です。

5)酸素系漂白剤を使う
「酸素系漂白剤も重曹同様に効果的です。表示などで適量を確認し、40℃程度のお湯に溶かして洗濯物を15~20分つけ置いてください。すぐに泡立って除菌されますので、泡立ちが終わったらそのまま洗濯を始めてください。

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