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りゅうこつ座:カノープス

カノープスは船の星、りゅうこつ座の主星です。
元々はアルゴ船という非常に大きな星座でしたが、
りゅうこつ座、ほ座、らしんばん座、とも座に分けられました。
北緯35度付近では9/12~9/21ごろに
ヒライアカルライジングになります。
 
カノープスはプトレマイオスの時代から
リーディングに使用されていました。水平線の近くに見える星で、
例えば土星とカノープスがともにあると
航海に危険があるとされていました。
シリウスの次に明るい重要な星です。
 
カノープスは緯度の低いエリアにある星です。
北緯37度から南緯37度のエリアでのみ使用可能です。
日本の場合、福島県いわき市(北緯37度03分)と
新潟県糸魚川市(北緯37度02分)が境目になっています。
2024年9月22日に一日だけカノープスが
ヒライアカルライジングになります。
それより北の柏崎市や郡山市ではカノープスは使用できません。
 
アラビアではアル・サール、「明瞭なもの」という意味があります。
別名、スハイルとも呼ばれていました。
ブレイディ氏の解釈では強力な指導者、独立心、頑固さを象徴しています。
 
古典解釈としては、旅行すること、保守性、英知、教育者
などを象徴しています。
MCにある場合は栄光、豊かさ、尊厳を表します。
乙女座時期には実は強烈な恒星がライジングの星になっています。
 
カノープス:黄経蟹座15度17分
 

 


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