2015年の「夢ノート」を見つけた。

うつ病再発により無職生活中のアラサー、かけるです。

今回の病状は前回よりはマシで、こうしてパソコンに向かって文字を打ち込める元気がある。

久しぶりにEvernoteを眺めていたら、2015年に書いた「夢ノート」なるものを見つけた！タイムカプセルを見つけたような気分。早速、現時点までで叶えられたのか否か、チェックしてみた。

2015年の夢ノートの中身と結果

× マリーナベイサンズに泊まる
〇 証券アナリスト合格（2次レベルまで）
× 30までに出産、すぐ復帰
〇 月に二冊は本を読む
× リビングを綺麗に保つ
× 出かける時は日焼け止めを塗る
× ハレクラニに泊まる
〇 一般職から総合職になる
〇 5kmマラソン完走
〇 10kmマラソン完走
×  頭の回転が早い人になる
〇 どこかで部長になったＡさんに呼んでもらう
〇 Ａさんに信頼してもらって、仕事を任せてもらったり、プライベートの愚痴を言ってもらったりする
× 仕事が出来る人になる（Ｂさんみたいに。）

結果：５０％達成

14項目しかなくて、簡単そうに見える項目もあるのに達成率50%とはちょっと残念。

具体的なのに達成できなかったものや、人任せっぽいのに達成できたものもある。何が違うのだろうと思い、当時の本気度順に並べ替えてみる。

本気度順にソートした夢ノート

〇 一般職から総合職になる
〇 証券アナリスト合格（2次レベルまで）
〇 どこかで部長になったＡさんに呼んでもらう
〇 Ａさんに信頼してもらって、仕事を任せてもらったり、プライベートの愚痴を言ってもらったりする
×  頭の回転が早い人になる
× 仕事が出来る人になる（Ｂさんみたいに。）
〇 月に二冊は本を読む
× ハレクラニに泊まる
〇 5kmマラソン完走
〇 10kmマラソン完走
× 30までに出産、すぐ復帰
× リビングを綺麗に保つ
× 出かける時は日焼け止めを塗る
× マリーナベイサンズに泊まる

考察

こうしてみると本気度が高ければ、具体的でなく人任せになってしまう夢も叶っており、本気度が低いと具体的でも叶えられていない、と整理できる気がする。

頭の回転が速いかどうか、は正直自己評価は難しいし、「Ｂさん（一回り以上年上のとんでもなく出来る上司）みたいに仕事が出来る人になる」というのは、高すぎる上に、自分がＢさんくらいの歳にならないと達成度を見られないものだと思う。

次、夢ノートを作る時の手順

①前回同様、とりあえず箇条書き

②本気度で並び替える

③本気度が高いものについては、具体的でなくても良いが、例えば1年後に評価するときの基準を明白に書き加える。（「頭の回転を速くする」→「人から『頭の回転速っ！』とこの一年で一度でも言われたか」等）

④本気度が低いものについては、本当に目標にしたいのかを考え直す

これで、「本気でやりたい」ことが並んでいながら、見返した時には「おっ！8割くらいクリアしてるじゃん」と思えるような物が出来上がる（といいな）と思う。

夢ノートを書くことの意義

余談だが、Ａさんは転職してしまった。私が退職したことを伝えると、良かったら一緒にやろうよ、と誘ってくれた。（その後、お付き合いもすることになった。）

本は月に10冊くらい読んでいるし、1km走って(;ﾟ∀ﾟ)=3ﾊｧﾊｧしていた所からスタートしたランニングは、ハーフマラソン2度完走までたどり着いた。

証券アナリスト試験の後は、中小企業診断士第一次試験7科目ストレート合格もできた（残念ながらその時にうつ病を発症し、２次試験は受験できなくなってしまったけど）。

無理めに書いたつもりだった目標。それ以上の未来に5年後がなっているなんて、想像してもいなかったけど、書くことで潜在意識に想いが刻まれ、小さな行動の積み重ねを生んだのかもしれない。

でも一番、夢ノートを書いて良かったのは、今この瞬間、本当に、タイムカプセルの中の自分への手紙を読んだような、このワクワクした気持ちを味わえることだ。