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私の写真人生を広げてくれたのは、往復5時間の通学時間だった。

こんにちは!桜田 真碧( @sakurada_mao )です。

前回に引き続き、
写真一枚一枚のこだわりについて
丁寧に言葉を紡ぎます。

今回 取り上げるのは、こちら!

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私が高校3年生だった冬。
バス・電車・徒歩・自転車などの、
あらゆる交通機関を駆使した通学の途中にある青森駅で、朝に撮りました。

写っている女の子は、1つ年下の幼馴染です。
保育所、小・中学校、高校まで一緒でした。

この日はすごく寒くて、
白い息の流れがいつも以上に綺麗に見えて、感動したのです。

何度も同じ道を通ること = 実は、発見だらけ。


高校への通学時間は、
行きが、だいたい2時間
帰りは、バスや電車の待ち時間も合わせると3時間かかるときだってありました。

こんなに長かったら、
いつシャッターを切りたくなってもおかしくない ですよね。

何度か カメラを忘れて行ったときがあったのですが、
そんなときに限って 夕日 がすごく美しかったり、
素敵な場面 に出逢ったりしたんです。

私にしか気付けないような “ 素敵 ” を写真に残す
という 幸せ を見つけました。

もうこんな悔しい思いしたくない!
「 撮りたい!」と思ったときに撮りたい!

そう思ってから、
通学中にいつでも写真を撮れるよう、
当時 高校生だった私は、
カメラ を リュックに入れて持ち歩く ようになりました。

そんなこんなで生まれた一枚。
思い入れ しかありません。

私を育ててくれた、青森 という場所。
不便 とも受け取れる 通学環境(ちなみに私は、この通学が大好きでした)。

“ 誰でもその場所に行けば撮れるもの ” じゃなくて、
毎日の暮らしの中で、
私にしかない人生の中で、
“ 自分にしか撮れないもの ” を大切に していこう、と声を大にして言いたいです。

“ 撮る ” ということがどんどん 身近 になっている、今だからこそ 




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