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ひとりたびの書きもの

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書くことがすき。 考えることがすきで、それを表現するすきな手段が「書く」なんだと思う。 日常のなんてことない瞬間や、その瞬間の頭の中も、「書いて」いきたい。旅の書きものは「ひとり… もっと読む
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記事一覧

元気だよ

彼女と私は特別仲良しとは言えず、複数人で会うことばかりで、2人きりで食事に行ったこともな…

sakura
3年前

『僕が旅人になった日』発売。 - それぞれの「#旅とわたし」 -

人生を世の中のせいにできるのは、いつまでだろう? 仕事を辞めた10日後。 私はひとり、スイス…

sakura
3年前
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8年越しの卒業証書

12歳だったあの子が、ハタチになった。 乾杯できるほど、時が経ったみたい。 もう10年以上前…

sakura
3年前
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梅雨への感謝を込めて、紫陽花愛を綴る日

紫陽花がスキ。 淡い色が、綺麗。 グラデーションのような、他の花でもありそうな、なさそう…

sakura
3年前
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「今しかできない執着オバケ」との決別〜黒島ひとり旅〜今しかできないワケがない。

石垣島への往復チケットを取った。 本音を言うと、色々考えた結果ミャンマーひとり旅を諦める…

sakura
4年前
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第一次不器用な旅絵日記ブーム②

日本の最南端にあるスーパー素敵な島で、ひとり遊びに明け暮れた記録の、黒島編だ。 ちなみ…

sakura
4年前
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第一次不器用な旅絵日記ブーム

日本の最南端で、ひとり遊びをしている。 石垣島と成田の往復チケットだけを取った。 その期間は12日間。 本当はずっと行きたかったミャンマーに、3週間くらい行こうと決めていたのだが、いろいろなことを検討した結果、海外は次回のお楽しみに取っておいた。 ピーチのバレンタインセールで石垣島直行便が、片道7千円代で残席があったため、今度はいろいろなことを検討しないで、決めた。 ひとり旅の自撮り旅 と称して、いろんな所で人にバレずにさりげなく自撮りする、という遊びに、去年のスイス以

岐阜旅日記2 - vol.1 - 結婚観じゃなくて、結婚式観

2020年が始まり、2ヶ月。 早くも、今年2回目となる岐阜旅をしてきました。 しかも今回は4泊5日…

sakura
4年前
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岐阜旅日記 - 後編 -

ものすごく太い大根を2本、土から引っこ抜いて「持ってくか?」となっちゃんに手渡した。 それ…

sakura
4年前
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岐阜旅日記 - 前編 -

新宿を出発し、名鉄岐阜駅に到着したのは朝6時半。 今回の旅の目的は、去年岐阜市へフウフで…

sakura
4年前
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どうしてもソファーにお礼が言いたくて。

実家に帰った。 と言っても、数年ぶりとかじゃなくて、たった2週間ぶりなんだけど。 リビン…

sakura
4年前
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大事な人の分まで来年の運勢が気になったnote感謝祭。

友だちが来てくれた。 岐阜からはるばる埼玉へ。 私がライターとして歩み出すきっかけをくれ…

sakura
4年前
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初めて「ただのわたし」の名刺を渡した日。

雨が降る肌寒い秋の夜、わたしは1枚の「名刺」を手渡した。その、この世の中にありふれている…

sakura
4年前
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大人の家族旅行は心配が絶えない。

11月の3連休最終日、高速道路は大渋滞。 わたしは「大人の家族旅行」の帰り道だった。 子どもの頃は、夏休みに新潟の海にキャンプへ行くのが定例行事だった。 実家の古いアルバムには、若者のようなちょっとイケてる父と、今はベリーショートだが当時ロングヘアーの母、そして無邪気な子どもたちが砂浜で遊ぶ写真が並んでいるのを、見たことがある。 覚えているのは、暗いキャンプ場で米をとぐ手伝いをしたこと、飯ごうで米を炊いたこと。犬のコロが海で泳いだこと。ヨチヨチの弟が火傷をしたこと。そして