カミーノ・デ・サンティアゴ（巡礼）に挑戦します。

ご無沙汰しています！そしてスペインはブルゴスからこんにちは！

ハードロックダウンのため、ほとんどどこにも行けず、何もできなかったオランダ生活。今学期の課題も提出し終わったところで、（多分）夏休み到来。

ワクチン接種も進み、規制が緩和され、少しずつ「開けてきた」ヨーロッパ。日本に一時帰国する前に少しは旅をしてもバチは当たらないのではないかと思い、有効な滞在許可書のあるスペインに戻って、念願だったカミーノ・デ・サンティアゴという、ガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、カミーノ（巡礼）してくることにしました。

とはいっても、まだフランス・スペイン国境など、コロナの規制が微妙なところもあるので、今回はちょうど真ん中あたりのブルゴス（Burgos）という街からスタートすることにしました。というのも、以前住んでいたビルバオからなんと直通バスで１時間半という好立地。

勝手知ったるビルバオで諸々準備をしてから向かうのにちょうどよいのではないか、という判断で、バルセロナ・パンプローナを経由してビルバオに一時帰省（？）。お世話になったおばあちゃん家にまたお邪魔しながら、馴染みの人たちに会い、グッゲンハイム美術館に行き、好きだったものを食べ、慣れないスポーツ用品店でお店の人に相談しながら装備を整え、バスに揺られてやってきましたブルゴス。

人生の中で、漠然といつかやってみたいな、と思っていたカミーノ。コロナ渦中ではあるけれど、スペインに留学していて、まとまった時間がとれるのはきっと今しかない。奇しくも11年に１度の聖年。聖ヤコブの祝日である7月25日が日曜日に重なるとの年とのことで、まさにその日にサンチャゴ・デ・コンポステーラ入りするのを目指して１日20〜30kmのペースで歩いて行く予定です。

気づいたこと、感じたこと、綴って行きたいと思っています。では、行ってきます！