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チェルニー30番⑶ No.3.No.13 No.23


【原則】
軽快さや推進力を持って弾くこと。

この原則②はこの本に書いてあったことで、読んだ時にとても共感しました。

とある中学生の体験レッスンをした時、
チェルニー40番をやっていたというので弾いてもらったのですが…

ただゆっくりと音だけをなぞり、保持音もアーティキュレーションも適当で、
何より軽やかさが皆無な『よっこらしょ♪どっこいしょ♪』という、演奏とは呼びづらい代物だったので、
前の先生は、一体何を教えていたのかとガックリしてしまったことがあります…。

はじめはゆっくり正確に弾くことが大切ですが、慣れてきたら少しずつ速度を上げていき、
かろやかな推進力や疾走感を感じ、楽しい気持ちで練習できると良いですね♪


【No.3】 右手2345の練習

右のスラー、左のスタッカートの対比を明確にしましょう。
左手は旋律を大切に、しかし右手より弱く弾きましょう。
右手の第1指が、3連符の動きを主導しています。ソの音が、残らないよう気をつけましょう。
[2] 3,4拍めの「ソレドシドミ」で1つの動きをしているので、読み取ってみましょう。

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[7] 左手第5指の力はよわいですが、第2指よりも強い音で弾けるようにしましょう。
[12] 3拍めの右手は、手が開きづらいですが、指使いどおりに弾きましょう。
[17][18] 左手のレガートで弾きましょう。
[21][22] クレッシェンドは、左手の音階進行をしっかり弾きましょう。

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【No.13】

雪が降っているイメージの曲です❄️

腕と手首を楽にして、指先は鍵盤の近くで動かします。
右手第1指を弱く弾くために、手首の動きではなく、親指のつけ根から指をおとすように弾きましょう。
8分の6拍子なので、シ♭がアクセントに聞こえないようにしましょう。
左手は弱く弾きましょう。

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[23][30] 左手の付点4分音符をのばしましょう。
[25]~[32] 右手をよく練習しましょう。「ララシ♭シ♭ド」という旋律が聞こえるように弾きましょう。
[46] 右手の飛ぶところは、和音で練習しましょう。
[48] 意外とそろいずらいので注意です。

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【No.23】 3度6度10度と音階

手首のやわらかさを使い、レガートで、指使いに気をつけて弾きましょう。
「8分音符+16分音符の3連符」の音型でリズム練習してみましょう。

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[3] 左手の8分音符が、右手と作る音程をよく聴きましょう。
[17] 3拍めの左手8分音符は、強すぎないようにしましょう。
[23] 左手のスラーがきれないようにしましょう。

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チェルニー30番はいろいろな楽譜が出版されていますが、小さい子向けでは、この本を使ってみたいです。
1曲1曲に題名がついているので、動きや音色のイメージがしやすく、カラフルでイラストもかわいいです🎶


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

明日はNo.4、No.14、No.24について書いていきます♫


さくら舞



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