#26 スペイン行きて～

至極シンプルで感情駄々洩れのタイトルですが、
最近スペインに行きたくてたまらないです。

大学３年生のとき、８ヶ月間スペインで語学留学をしていました。
全然気の合わない学校の先生と毎日バトルしたり、
喜怒哀楽をしっかり表現するホストファミリーについていけなかったり、
ヨーロッパ人男性の体格ゴリ押し剣道に苦戦したり、
歩道を歩いていたら車に跳ね飛ばされたり、
交通事故のあとに処方された薬の副作用で入院したり、etc etc...
と、正直苦難も多くてインスタ映えするような留学ではなかったけれど、
あとから思い返してみるといい思い出になっている（ような気がする）

スペインって本当にごはんが美味しいんですよね。
日本でスペイン料理と言ったらパエリアとかアヒージョとかがポピュラーですが、
地元の人たちで溢れ返るようなバルのショーケースに並んでいる料理はいたってシンプルなものが多いです。あと種類豊富。野菜とチーズごちゃ混ぜにしてオリーブオイルと塩かけてたり、パプリカを酢漬けにしてたり、フライドポテトにピリッとしたなんか美味しいソースをかけてたりと。
しかも安い。どんなおかずもひと皿１～３€で食べれちゃう。
ビールも超お手頃値段。地域によって特色があって、夕方天気の良い日にテラス席でビール飲むの最高だったな。🍺スペイン行きて～。

あと、天候と風景がイイです。私のいたスペイン北東部は、晴れの日に気持ち良い日差しが降り注いでいました。お昼ごはんを食べた後のお昼寝タイムは２～３時。一番あたたかい。いつまでも寝ていられる気がしました。これまた地域によって天候に違いがあり、自然の姿も多種多様。砂漠みたいな荒涼とした土地まで車で行って、寝っ転がって友人と笑いあったのもいい思い出です。自然の風景だけでなく、どデカい教会もあったりして、中がとっても美しくて、クリスチャンじゃないけどイエスさまに何かお祈りしたくなったりしてました。スペイン行きて～。

とてもウマが合う人も多かったです。
私が仲良くなったスペインの友人たちは、
大半が開放的な性格で、優しくて、明るくて、いろんな場面で励ましてくれました。
困っているときだけでなく、会うとだいたい何かを与えてくれました。
コーヒーをおごるとか、服を譲るとか物的なGiveもあれば、
旅行先の宿として部屋を貸してくれたり、
車を運転してドライブに連れて行ってくれたり、
入院したとき、私の症状が落ち着くまでずっと傍にいてくれたり、
質的なGiveもたくさん経験しました。
「いやいや、正直そこまでしてくれんでええのに…ほんまありがとうな…」とスペイン語で何回言ったことか。
初対面でもお構いなしにペラペラしゃべりかけられる機会が多く(バス停で共に待つおじいさんおばあさんはよく話しかけてくる)、自ずとコミュニケーション能力は向上していったなぁ。あースペイン行きて～！

美味しいごはん×過ごしやすい気候×美しい風景×明るい人たち
素敵な４拍子がそろったスペイン、本当に大好き。

仕事休んで１ヵ月くらいスペイン行っちゃだめですか？だめっすよねハハハ～
最近は合法的に(?)、ヒンシュクを買わずにスペイン旅行に行ける方法を考えています。