見出し画像

【第3回WS〜起こす「コト」を決めるまでの経過観察🐟①】

やさしさラボに参加している、さくらです🐟
さて、12月もいつのまにか中旬。ラジオを聴いていても、「今日は12月○日…今年ももう終わりますね〜」という挨拶に、毎回ドキッとします。
やさしさラボも、12/27の最終発表会が近づいてきました😲


今回は、第3回目のWSを終えてから、私が考えたり調べたりしてきたことについて書きます。

足どり①: 相談時のやさしさのズレを楽しむスケールをつくりたい


そもそも、やさしさラボへの参加動機は、「やさしさと甘さのはざま」でした。詳しくは下のnote↓

人にやさしくすることと、人を甘やかすことのちがいは何だろう?」と悩む事が多く、やさしさラボを通じて少しでも本当のやさしさについて知りたかったです。


やさしさラボのメンバー、みきてぃもnoteに書いてくれているように、人を励まそうとするときや、人にアドバイスをするときって、悲しいことにやさしさのズレが起きやすいシチュエーションですよね。
私は今年就職活動や卒業制作をしていて、人からアドバイスをもらったり自分がしたりする機会が多く、このズレにとても悩まされてきました。傷ついたこともあったし、相手を傷つけてしまったこともあったと思います。

そこで、「相談してくる相手の気持ちや状況は、想像しても分かりきらないから、双方でズレが起きるのではないか」という仮説を立て、「今日はこれくらいの厳しさでアドバイスがほしいです!」と自ら志願する、通称「10辛スケール」を作ろうと考えていました。

しかし、
・自ら厳しい意見を志願しても、厳しく言われると凹む時は凹む
・そもそも、「やさしさと甘さのはざま」という言葉では、自分の問題意識を的確に表せていない気がする
というモヤモヤが募り、やさしさを考えるシチュエーションを定めるために、次のステップに移ることにしました。

足どり②:「やさしさと言えるかどうか分からぬこと」収集


12/1~12/9ごろの一週間かけて、「これってやさしさ?それとも…?」と迷ってしまうシチュエーションを、Googleのスプレッドシートに書き溜めていました。
リアルタイムで起こったことも、思い出した過去のことも。自分自身が体験した話と周りの人から聞いた話をどちらも書いたところ、12個集まりました!

例えば、半年ほど前に、連絡なく打ち合わせに遅刻してきた友人に対して、「全然大丈夫だよ〜」と口では言いながらも、「起きていたはずなのに、なぜ返事もなかったんだろう…」とぐるぐる考えていたら、その場を少し悪い雰囲気にしてしまったこと。


これからも付き合っていきたい大切な友人だからこそ、「遅刻するのはいいから、遅刻すると分かった時点で連絡がほしかった!今度からはよろしく!」と最初に伝えることが「やさしさ」だったのかも。最初に伝えて、切り替えていれば、嫌な雰囲気も残らずお互いHAPPYだったかも…と後から反省していました。


その他には、「落ち込んでいる人の励まし方が分からない」「LINEの返信タイミングが分からない」など、さまざまな角度からの「やさしさって何だ…?!」案件が集まりました。


足どり③今の時代の「デジタル上のやさしいコミュニケーション」ってなんだろう?


12個集めたリストを眺めてみると、私が特に課題を感じているのは人とのコミュニケーション、特にデジタル上の言語コミュニケーションであることが見えてきました。


コロナの影響もあり、メールやチャットなど文面での表現能力が特に求められる今日この頃。皆さんは、文面でのやりとりは得意ですか?私は、相手の顔が見えず反応が分からない分、難しいなぁ〜と感じながら、毎日試行錯誤しています。素っ気ないメッセージとかも、ときどき気にしちゃうタイプです。


12個あげた中でも、特に気になっていたのが「ひらがな表記問題」でした。
ひらがなって、やさしい印象ありませんか?そもそも、「やさしさラボ」もひらがな表記ですね、これも理由がありそう。(今度ちゃんと聞いてみたい。)


私が大好きなある女性向けWEBメディアでは、ひらがなを多めに使う人が多く、前から気になっていました。会ったことのない人だけど、ひらがなを使う人は、やさしそう。そして私も、そこにコメントを書き込むときには自然とひらがな多めの表現になります。
でも、単にひらがなで表記することが、そのままやさしさに変換されているわけではなさそう。(そもそも、私はひらがなが多い文章を読むと、ときどき意識が遠のいていく感覚があり困っている〜〜😭)そんなモヤモヤが、心の中にずっとありました。


デジタル上でやさしいコミュニケーションをするポイントを探していたところ、もう一つ見つけたのが「クッション言葉」でした。


そこで、次の記事では、デジタル上のコミュニケーションにおける「ひらがな」と「クッション言葉」の効用について調べたことをざっくり書きます。

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?