10月の三連休

7月の三連休がいちばん嬉しいと以前書いたが、もちろん10月の三連休も嬉しい。三連休はいつだって嬉しい。というか、休みは多ければ多いほど嬉しい。（THE会社員）
もちろん旅行するのも良いのだが、今回は2日だらだらして1日活動するという、わりと理想的な連休だった。

土曜日

9時ごろまで寝る。
気休めの白湯を飲んでから、朝ごはん。冷凍庫にセブンの焼きおにぎりと今川焼がひとつずつ残っていたので、チンして食べる。
久しぶりのオンラインピラティス。気持ちよかった。

あさって友人に会うので、渡すお土産なんかを買いに百貨店へ行く。この季節は日本酒のひやおろしが色々出ていて、選ぶのが楽しい。
大きめの書店に立ち寄ったら、文庫新刊の棚に江國香織の『旅ドロップ』という本があって購入。文房具コーナーで、いつも仕事用に使っているロディアのメモ帳も買う。
買い物の合間、イートインできるパン屋さんに寄ってチョリソーフランスとメロンパン。

帰宅して、TVerを見ながらだらだらと過ごす。
夜ごはんはロゼワイン、セブンで買ったチキンのトマト煮、ゆで卵。飲んでいるうちに調子に乗ってしまい、昼間のパン屋さんで買った鴨と葱のフォカッチャも食べる。結局ワイン1本あいた。

日曜日

9時ごろまで寝る。
朝は白湯、オートミールに水を含ませてレンチン（いわゆる「米化」）したもの、納豆、キムチ。デザートにかぼちゃプリン。これも昨日のパン屋さんで買ったやつ、素朴で美味しい。
オンラインピラティスのクラスに出る。2日連続でピラティスしててえらい。
汗をかいたので久々に長風呂した。
お昼、セブンの冷凍グリーンカレー。ちゃんと辛くてすごく美味しい。

仕事でどうしても仕上げないといけない書類があり、15時を過ぎてからしぶしぶPCをあける。
夜になっても全然進まなくてBさんにLINE。電話していい？と聞いたら飲み会中だったが、食べたものの写真（ブレブレで全然映えない）を逐一送ってくれた。
帰宅してから電話をくれて、1時間くらい話した。前半は書類の相談に乗ってもらい、後半は雑談。
「次は●日に大阪いくわ」
と言ったら、
「●日やな。その日に『ゆい来る』って入れといたらいいんやな」
と言っていて可愛かった。（Bさんはオンオフ問わず全ての予定をアプリに入れるタイプ）
書類はなんとかできた。あとは休み明けに印刷してみて、変なところがなければ大丈夫。

月曜日

友人ふたりが遊びに来てくれた。
いまはみんな別々の場所に住んでいる上、コロナもあったから3人で集まるのは実に3年ぶり。嬉しい。
あいにくの雨模様だったけれど、レンタカーで色々なところを回れて楽しかった。
車中で「自分のことを『おばちゃん』呼びするのに抵抗なくなったのはいつか」という話になった。友人のひとりは子どもがいるので、子どもの友達に対して「おばちゃんはねー」とか言うようになってからかなぁ、と。もうひとりは「自分のことをおばちゃんっていう機会があんまりないかも！でももうすぐ甥か姪が生まれるから、そしたらナチュラルに言うよね」と言っていた。ちなみに彼女（仮にSちゃんとする）は職場に若い女の子が多いのだが、先日スタッフのひとりから接客の報告を受けた際に「えーと、Sさんと同い年くらいのおじさんでした！」と悪気なく言われたらしい。「え！？って思っちゃったけど、まあ20代の子からしたらそうだよねー」と笑っていた。
私は5年ほど前、大阪に住んでいたころ、マンションのエレベーターで小学生と乗り合わせたときに「忘れ物？おばちゃんがドアあけといてあげるから取っておいで」とかなんとか、そういう感じのやり取りの中で初めて自分を「おばちゃん」呼びしたのを鮮烈に憶えている。「お姉さん」とはどうしても言えなかった。でもあれ、大阪だったからかもしれない。東京で生活してたら、34歳で「おばちゃん」がスッと出てくることはなかった気がする。知らんけど。

そんなたわいもない話をしながら、1日遊んで食べて飲んだ。昼は海鮮丼、夜はイタリアン。
Sちゃんは日帰りだったけれど、もうひとりはホテルを取っていたので、私も同じホテルの部屋を取って日付が変わる頃まで部屋飲みした。よく飲んだ。

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飲みすぎて翌日少しつらかったけど（二日酔いの昼に食べるラーメンはなんであんなにうまいのか）、会いたかった人たちに会えて幸せなお休みだった。

ここからしばらくは毎週末、誰かしらに会う予定がありそうで楽しみ。そして来週はハコヅメ新刊が出る。生きる！