冷えたコーヒーを飲むと思い出すこと
※18歳未満の方はお読みにならないで下さい。過激な描写がございます。
※コンプライアンスに配慮し、一部フェイクを交えています
「お客様のこと考えるとき、どこ触ってる?」
隣の席で先輩は静かに囁く。私と先輩しかいない夜のオフィスは妙に乱雑で、私はなんだか落ち着かなかった。先輩の後ろの席に無造作に置かれた、少し毛玉の浮いたブランケットが目につく。
「分かりません。でも困った事があると首筋を触ってしまうのが私の癖です。」
先輩は、ははと笑い、「ちゃんと触んないとダメだよ」と言うと