見出し画像

ハムより薄い?女の友情

Sakuです。

女性にとって、人との親しい関係は、友情というよりは、そのときそのときでできた関係性をなんとなく保つようなものだと思う。

高校の同級生の友人Aと話していて、彼女は22歳で結婚・出産したけど、独身の友達からは誘われなくなったと嘆いていた。

たしかに「赤ちゃんがいるから・・・」というふうに遠慮していたし、どうしても学生のときやみんな独身のときのようにはいかない。

友人Aも、話題として夫や子どものことばかり話すのも気が引けるけど、話したいことや相談したいことは夫や子どものことなので、うーん・・・うまくいかない。

共通の話題がなくなっていき、いつの間にか疎遠になる。


20代は結婚・出産というライフステージの大きな変化があり、人によってその時期はいろいろだ。

「結婚ラッシュ」が節目節目にあり、そのたびに結婚した人は浮かれちゃうし、結婚しない人は焦ったり、焦らない自分に焦ったりするものだ。

Sakuは25歳という、沖縄でも平均よりは早めに結婚したので、ラッシュで焦るという経験はないけど

人を焦らせているということはかなり感じる

実際、何人かの同性の友人に「自分はいつになるかなあ。。はあ」というようなことを言われた。

周りの人を焦らせるために結婚したわけではなく、自分たちの道を作るために決めたことだけど、結果としてそういうことになる。


男性の場合も、結婚してなかなか遊べないとか、子どもができて飲みに行けないとかはあると思うけど、ここまでクッキリとはしていないんじゃないか。

それは結婚・出産が女性主体のものだからだと思う。

結婚式なんてほぼ女性が決めて(夢をかなえて)いくもので、男性はその意向に沿っていく。妊娠出産は、女性の身体やキャリアに直に影響する。

そんな人生のステージの変化の中、とくに女性にとって同級生の友達はどんどん過去のものになっていく。毎日の生活をこなすことが女性の重要課題になり、友達付き合いしている余裕もなくなる


もちろん男性でも人によっては、「そろそろ結婚しなきゃ」「そろそろ子どもがほしい」という焦りも、周りをうらやむ気持ちもあると思うけど。


女の友情はハムより薄い、といわれるのも、友情を大切にする時間の余裕も心の余裕もなくなるほど、女性にとってライフステージの変化は大きなものだということだ。

とくに出産は命がけで、そのあとは子どもを毎日必死に守り育てていくわけだから、大人の友人を大切にするようなヒマはなくなる。


Sakuはこのところ、早く赤ちゃんがほしいと思いつつ、2年くらいは夫婦ふたりのほうがいいということで、オランダに移住して落ち着いてから・・・というところに落ち着いている。

けど、スマホではよく妊娠・出産・子育ての情報を見ている。結婚するまでは「いつか」だったものが、結婚してから「具体的にいつ」かハッキリしてきたのだ。

そうなると、いろいろと逆算してこなすこともあるし、体調の管理もある。

こうやって、だんだん友達とは疎遠になるのかと思いつつ、それでも自分の人生を必死に生きるしかない。











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?