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【教師の方へ】5分要約『一生使える仕事の基本』

『学校の先生や教育関係の方がビジネス書から学ぶ仕事の基本』

『一生使える仕事の基本〜トップ1%に上り詰める人が大切にしている〜』を読みました。学校現場の労働時間問題など、最近教師に対する風当たりやマイナスなニュースをよく見聞きします。
僕も教師を6年間している立場なので、現場のことは痛いほどわかります。今日読んだ本は、民間で働くビジネスマン対象の本でしたが、全ての仕事に通じることだと感じました。
仕事の基本を「姿勢・進め・備え」の3点に絞り、要約+活用をまとめました。

教師一年目で、不安がある方
2〜4年目で、働き方に懸念がある方
若手教師育成を抱える中堅教師の方

是非、この記事を5分で読んで一つでも活かしたり、伝えたりしてくださったら幸いです♪

仕事の姿勢『教師軸をもて!』

先生は日々、格闘しています。
毎日の授業準備、学級経営、行事の計画、会議、研究授業の話し合い、生徒指導、保護者クレーム...。

ただ授業をして終了〜♪なんてことはない。

目の前の仕事と突然降りかかる事件や指導で、1日の中で気が休めるのは、子どもが帰宅した16時半〜。
会議・部活があれば、気が落ち着くのは、18時から。
朝7時〜休みなしで18時まで当たり前に続く日々です。

だからこそ
教師としての目標・軸・ビジョンを
持っていない教師が多い。

①「あなたはどんな教師になりたいですか?」
②「教師として、譲れないものは何ですか?」③「目指している教師像を教えてください。」④「今年一年は、何を基準に評価しますか?」


この質問に、即答できる人は、普段からこれらを意識している教師です。

①は夢や理想像
②は信念や価値観
③は理想のロールモデル
④は振り返る基準と客観的な指標

です。

夢や理想があることで、教師の意識や取り組みに一貫性が出て、信念や価値観が定まることで、筋の通った指導と自信がもてる。
1年を通して振り返る項目があることで、月単位でも自分自身を見直すことができる。一番大切なことです。

子どもの前に教師の目標を正しく定める

仕事の進め『全て100点を取りに行くな!』

先生=真面目、一生懸命、努力。
そんなイメージがあるかもしれません。教師になる人は、ほとんどが該当します。これは強みですが、弱みにもなります。

完璧を求めすぎてしまう。。。

まさに自分のことでした。
授業がより良いものにしたいが故に、1時間の授業を考えに考えて2時間かかる、まだやるべき仕事がたくさんあるのに、もう9時。朝から鬼ごっこやドッチボールで体力が切れて、後回し。。。

これでは本末転倒です。

教師といえども『生産性』を考えるべきです。

生産性というと、「子どものためだから」という正義の剣を振りかざす方がいますが、生産性=サボるではないのです。

生産的=自分のある時間(リソース=資源や時間)で最大の成果を出すこと

やることは実に明瞭です。

①終わる時間を設定してアラームをかける。
②ゴールの状態と本質を考えて仕事をする。


この二つを行動すること。

授業で例えると、
「明日は理科の授業があるな。この単元は...全部で10時間か。再来週の金曜日にテストで評価だな。単元では...なるほど、この力とこれができればOKか。実験は...全部で5回か!振り子とストップウォッチは理科準備室にあるからあとで確認しよう。あと15分で、授業の構成を考えよう。」

時間を区切り、授業や単元のゴールの状態を明確にして準備することが大事。
「うまくできるのか?」
「大丈夫かな?」
その不安は、考えても変わらないので、準備してやるだけ。そこでの失敗や成功を次につなげるマインドにするだけで、生産性が上がる。

時間を決めて、ゴールをチェックする。そこから始めること。

仕事の備え『見通ししか勝たん!』

上の内容のように、「見通し」を教師が持つことがすベてだと感じる。
学校現場でよく出てくる「見通し」。

これをどこまで具体的に体現できているかで、全てがきまる。
自分が理想とする教師がどのように「見通しを持っているのか?」を観察するだけで、かなり変わると思う。

目の前の授業だけを考える教師

顧客先で挨拶の言葉だけを覚えているビジネスマン

だと思う。

ビジネスマンの場合
「この商品の効果や影響、顧客数や推移、半年後のビジョン」などを全く考えないビジネスマンはいないし、これを知らないの、ものが売れるセールスができるとは思わない。
ビジネスマンは『数値やノルマ』があるため、目標を明確に持っている。
だから必然的に「どうすれば?」「なぜ?」
を普段から考えているはずだ。


教師の場合
・その単元の目標を理解し本時の授業はどこに位置付くかを考える。
・一年後の子どもの姿を明確にイメージして、1〜3学期の指導を意図的に変える。
・運動会での連帯感を出すために、体育の時間に何を意識させるのか。

など、
その指導が
『何を持って(意図)』
『どこに繋がるのか(価値)』
『どう伝えるのか(位置)』
を考えた指導が『見通し』を持つことなのだ。

初任一年目の学校で、このことを多くの先生方から学ぶ機会があった。
自分から聞いたり、教えたりしてくださった先生方に、感謝しかなかった。

見通しとは『意図・価値・位置』付けのこと

まとめ

子どもの前に、教師の目標を正しく定める
時間を決めて、ゴールをチェック
見通しとは、『意図・価値・位置』付け

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教師からコーチになった僕は、
今多くのクライアントさんにコーチングを提供しています。
今後、教師の方にもコーチングを提供したいと思っています。
『教師軸』を決める手助けもできます。
気になった方は、是非、連絡してください😌♪
絶対に変われます!
最後まで読んでくださりありがとうございました‼︎

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【子育てに関わる全ての人に読んでほしい】
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