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人材育成は、褒める✖、叱る✖

飲食店はアルバイトそして社員とも若年層のスタッフが多いですよね。
若いスタッフは未来に可能性を感じると同時に、
まだまだ知らいないことが多くありますよね。
なので役職者の人は勉強して伝える力を身につけないといけません。

よく飲食店は料理やドリンクを売る店ではない、
人材教育産業だといわれる由縁ですね、
多感期に身につけなければいけないこと、
バイトを通して人間力を磨く、
労働の楽しさを知ってもらう、
人に喜ばれるうれしさを身に着けてもらう、

飲食店で学べることはたくさんあります。
時給をもらうだけのために働くことからの脱却は誰が教えるのでしょうか?
そうです!
店長が教えるのです!
店長の人間力が、
飲食店で働いて巣立っていった人たちに多大な影響を与えてます!
あなたはどんな店長ですか?
あなたの生き様は何ですか?
あなたは何を教えてますか?
ただ作業を教えていませんか?


リーダーとは、
みんなのやりたいことを引き出すわけではありません。
みんなが初めはやりたくないことを、
それに向かってもらうと、それをすることにより、
スタッフみんなの達成感を感じてもらうこと、感謝されること、
これが大きな仕事です!

みんながやりたいことを言うことを聞いて、
みんなでやることではありません!
店長の目標にみんなついてきてもらって充実感を感じてもらうことが
店長に一番大事なスキルです!

あなたは学んでいますか?
人材育成に携わっていると、大事な色々な言葉に出会います。
「承認」「信頼」「心理的安全性」「コーチング」「ティーチング」
「褒める/叱る」「will/can/must」 etc...
言葉の定義を腹落ちさせていないことで起こる間違ってる解釈
例えば、
心理的安全性を高めるためにメンバーの言うことをすべて聞く!
承認がベースにないといけないので、怒ってはいけない!
など。今回承認について書かせていただきます。


・1承認の正体とは?

承認の正体とは?
承認とは
対個人では、「いつも見てくれているという感覚」
対チームでは、「自分はこのチームにいていいんだという感覚」
だと思っています。
「承認=褒める」は勘違い?
「承認と褒めるって何が違うか分からない」って思っている人は多いと思いますし、
自分自身も勘違いしたことで失敗したことが多かったように思います。
承認は「土台」であり、
その上に「褒める」「叱る」がのっかっているということです。

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承認という土台がしっかりされた上で、「褒める」や「叱る」が効果的に働きます。
土台が小さい中で、
「褒める」「叱る」を使っても本当の意味での効果が発揮されません。

例えば、普段全然会話もしない自分に興味なさそうな上司が、
急に褒めてきたら、「え?何?気持ちわるっ」って思いますし、
逆に急に叱られたら「は?なんなん?現場のことも何もしらんくせに」って思います。

逆に、普段自分のことを見てくれている上司に「すごいやん!やるやん!」って言われたら素直に嬉しいし、もっと頑張ろう!
この人の期待に応えよう!ってなります。
「どうした!お前らしくないじゃないか!」と叱られたら、
「うわー。。やってしまった。次はやらないようにしないと」と
その人の言葉は「愛」へと変わります。

なので、承認という土台があるかどうかで同じことをしても、
相手の捉え方が変わるということです。

5つの承認

5つの承認とは
承認には5つの段階があると言われています。
①成果承認
②プロセス承認
③行動承認こう
④意識承認
⑤存在承認



①結果承認・・・結果に対する承認
どうしてもここで判断しやすいですよね。
ですが自分よりできない部分が多いので部下なのです。
部下だからこそ結果でと思っても結果が出せません。
残念ながら結果で承認をしようとすると、
褒めることよりも叱ることが多くなってしまいます。

②プロセス承認・・・結果におけるプロセスを承認
結果を出すために行動をし、上司から方向性を承認されていること
上司の望む結果を部下が進めている状態です。

③行動承認・・・結果を出してなくても行動したことを承認
これからやろうとしていることを承認することですね。
遅刻してるけど走って会社に向かってる状態、
ミスはしたけどチャレンジしてくれてる状態
など、
部下が正直一番不安なところですよね。
この行動を承認することが上司の役目です!
これやっていいんだと安心感を部下にもってもらえます。

④意識承認・・・行動していなくても意識したことを承認
まだ始めてないけどこれからやろうと思ってくれてることを承認
発注まだしてないけどこれからしようとしてくれてる状態、
準備まだ不完全だけど、確認して完璧な状態をしようとしてくれてる状態、
など、
行動していなくてもこれからやる意思を感じる状態ですね。

⑤存在承認・・・その人がいること自体を承認
これは我が子に思いやすい承認ですよね。
この子がいるだけで愛おしい、

①から⑤に従って難しくなります。
①②は結果が伴っているので、簡単。
③④⑤は成果が伴っていないので、観察力が大事になります。
ただ、数字が上がれば上がるほど効力は上がっていきす。


上司であるあなたは、
承認には5段階ある事を知ってることが大事だと思います。
あなたは普段どの承認アンテナが高いですか?

部下に自発的に頑張ってほしい、
部下が意欲的に取り組んでほしい、

それを引き出すのも殺すのもあなたの承認力のステージで決まります!
他人は変えれません!
自分の承認力を上げれば上げるほど、
周りが勝手に変化していきます!

あなたの承認力を上げるためには、
まず自分のことで精一杯になっていませんか?

自分の事に余裕を持ち、
矢印を部下に対しての承認に向けましょう!!
その人に、そのチームに面と向かって向き合っているか常に意思を持ちましょう!
「いつも見てくれているという感覚」を対メンバーと築き
「自分はこのチームにいていいんだという感覚」をチーム間で作れるように日々工夫していきたいと思います!

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