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構造思考のトレーニング

あなたの人生において大事なことは、
自分をマネイジメントすることです!

ですが多くの方がマネイジメントとは、
やる気を出して取り組むこと!
と思っています。

人生は良い習慣を多く取り入れたほうが、
圧倒的に幸福感が上がるわけなので、
気持ちで初めて、途中で挫折して自分の幸福度を下げていませんか?

もちろん気持ちは大事ですが、
歯磨きをするように良い習慣を手に入れることができれば、
あなたは自己肯定感が高まります。

何か始めるときに、
気持ちでスタートするのか?
気持ちがなくても当たり前にできるように構造を考えるのかが、
大きな差になりますので、
是非構造を意識できるようになりましょう。

では詳しく書かせていただきます。
現代は市場成熟化やデジタル化により、モノや情報は氾濫している時代ですよね。
それは言い方を変えれば「物事の複雑性が増している時代」ともいえます。
また、情報が流れ去るスピードが加速度的に増しているために、
つい「情報に追いすがること」に注力してしまい
「物事を整理して考えること」「その背景を深く考えること」が、
おろそかになりがちな時代でもあります。
圧倒的に答えを探しやすい時代ですが、それはあくまで表面です。
その構造がどうなっているのか?
自分が思い描いてる理想に対して、どの構造が間違っているのか?
を考える前に、答えを人は検索してしまいます。

もちろん仕事はスピードが大事ですので、
検索をすることが悪いわけではありません。
むしろ今の時代、
自分の頭で考えてるほうが時間を奪うので、
成功事例をどれだけたくさん短時間で集めるのか、
キモですよね。

そして簡単に答えを検索できる時代だからこそ
「物事を整理して考えるスキル」「その背景を深く考えるスキル」の
希少価値が高まりつつある時代でもあります。

情報や知識は目に見えるものです。
そして簡単に短時間で手に入れることができる今の時代。
しかし短時間で得られる競争力は、短時間で真似されやすい競争力でしかないありません。

一方で「物事を整理して考えるスキル」や「その背景を深く考えるスキル」は、目に見えないスキルであり、これらのスキルを地道にトレーニングしていけば、ライバルが追随できない長期的な競争力を築くことが可能になります。

なぜなら「目に見えないスキル」は、
目に見えない以上「真似されにくいスキル」であり
「長い時間をかけて身につけるスキル」であるということは
「今日明日では真似されない蓄積型のスキル」であることを意味しますよね。

この目に見えないスキルを育てるには、
構造がキーワードです!

これからの時代は「目に見えるスキル」より「目に見えないスキル」の方が重要です。
そして「短期的に獲得できるスキル」より「長期的に築き上げるスキル」の方が、持続可能な競争力を築ける時代だ。
何回かに分けて構造の話しをさせていただきますので、
あなたの「持続可能な競争力」に結び付けてもらえればと思います。

構造化思考を身につける上でカギを握るのが「仮説を生み出す力」!
なぜなら構造化には、物事を分解していく上での「切り口」が必要で、
その切り口を考えるには「仮説」が必須になります。
あらゆるマネイジメントは「仮説」こそが成否を握ります。

仮説を生み出せなければ、次の一手を見出しようがなくなる。
そして次の一手を見出せなければ検証のしようもなくなってしまう。
つまり、あなたの成長は止まってしまうことになってしまいます。

仮説思考のトレーニング方法

So What? Why So?を考えるクセをつけましょう!



「だからどうした」「なぜそうなのか」を考えるクセをつけましょう。
十分に掘り下げられていない仮説では、表面上の問題解決にしかなりません。
仮説の掘り下げは、So What? Why So?を、
日常的に意識することで鍛えることができます。
たとえば、「コミュニケーションが下手」なことが問題だとします。
「だからどうした?」を繰り返すことで、真の問題が見えてきます。

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上図の場合、最重要課題(イシュー)は
「コミュニケーションの取り方」というよりも、
「情報の伝達不足のせいで、余計な仕事が増えてしまっている」ことだとわかります。
情報の伝達不足が課題ならば、情報共有のルールを設けることでカバーできるかもしれません。

構造がわからない人は、
どのように改善をしようとするかわかります?
俺は喋るの下手だから勉強しよう
あいつが話を聞いてくれない。
あの人に報告すると怒られるかもしれない

など、人についての思考になってしまいます。

自分が興味・関心を持ったものに対して疑問を持つ


自分が興味・関心を持ったものに対して、疑問を持つことで仮説思考が鍛えられます。
なぜこれは流行るのだろうか?
なぜこの広告は心を打つのだろうか?
なぜ彼は仕事が早いのだろうか?
なぜこのデザインなのだろうか?
といった疑問を持ち、それらに対する仮説を持ちます。

人々の共感を得るフレーズを巧みに使っているから流行る!
仮説を立ててから業務に取り掛かっているから、彼は仕事が早い!
といった具合に、疑問に対する仮説をセットで持ちましょう。
疑問に対し仮説を持つことであなたの仕事に活かせる重要な示唆が得られるはずです。


おわりに
仮説思考は、トレーニングを繰り返すことで使いこなせるようになります。あなたが仮説思考を身につけ、仕事を効率化できればあなた自身もどんどん仕事が楽しくなりますよ。

罪を憎んで人を憎まず
というように、
仕事ができない部下、
モチベーションが低い同僚に文句を言うのではなく、
構造を変えるという視点を持ちましょう。

先日社内で業務中私語が目立つときがありました。
普通の人は、私語禁止など言うかもしれませんが、
私はそんなこと一言も言いません。
ただ向かい合わせに仕事をすることをやめましょう。とだけ伝えました。

向かい合わせで仕事をするから会話が生ませますが、
向き合ってなければ会話はしづらいです。
だから向かい合わせで仕事をしている構造が問題と思ったわけです。

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