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飲食店のEC事業について

今回コロナ禍で、
飲食店は今までのやり方では今後生き残れなくなる!
と様々な事を春から進めてきたと思います。
もう秋になってしまいましたが成果は出ているでしょうか?

色々な事をしたけど、
売上が回復するまでジッと待つというのも、
もしかしたら一つの答えかもしれません。

株式会社朔は5年前からEC事業を始め、
昨年から軌道に乗り始めてたので、
今回のコロナ禍で更なる向上を目指しています!

春から一番多く相談に乗ってきたEC事業の始め方について書かせていただきます。

1EC事業はそんな甘くない!

店舗の売上が下がってきたからEC事業をスタートする!
店舗の看板メニューは大人気だからECすれば売れる!

とかそんなことではたぶん売れないです!
店舗を出すときは、
立地や内装、メニュー等、試行錯誤を繰り返して始めたのに、
もっと商圏が大きいEC事業は何も考えなくてスタートしますか?

利益率をどれくらいに設定して、
他社競合をどれだけリサーチしてEC事業をスタートしました?

もしリサーチしていない、これからEC事業始めるという方、
是非これから書く事を是非参考にしてください!

2飲食店と製造業の違い

1保健所から許可が必要です。
飲食店営業の許可だけですとEC事業はできません。
そして商品によって様々な許可が必要です。
ECに出店したい商品を保健所にまず相談しましょう。
そしてその許可をとれる製造施設を作りましょう。
(製造室は一つの部屋という括りでないと確実に取れません)
2食品検査をしましょう
飲食店は食品検査はなくても商品を提供できますが、
製造業は確実に必要です。
食品検査、賞味期限、カロリー表示、
そして来年からはHACCP対応

ここまではマストですし、
できないので有ればアドバイスできないです!

そしてここまではスタートラインの前ですね。
ようやくここまで終えて、
スタートラインに立てます!

3衛生管理の概念

飲食店は出来立てを美味しく食べてもらうことが一番大事ですが、
製造業の場合は、時間がたっても安全な料理であることが大事です。

そして加工品は特に賞味期限含めて味の変化等、
気にしなければいけないところが多々あります。
我々も2年前製造した商品を、半年、1年、1年半、
そして今回2年で食品検査を出しました。
それくらい検査には時間がかかります。

なので未来の事を考えた場合、
遅すぎるという事はありません。
始めることが早ければ早いほど、
検査自体も時間が有利になってきます。

4売りたい商品から求められる商品へ

商品を販売するには見られないと意味がないです、
店舗営業で10階で看板がない店と思ってください。
普通に考えて売れないと思いませんか?

ならあなたはそのまま10階に店舗を出しますか?
広告を使って人を呼びますか?
正直まず見られる商品じゃないと売れないです。
だからこそ、
まずしなければいけないことは、
競合他社を分析すること、消費者ニーズを探る事、
徹底的に調べてください。
ここで勝負できないと、
正直勝ち目がありません。

まずここで勝負できるとお客様目線で考えてみてください。
そして売り上げ目標などの粗利率を計算してください。
理論原価ではなく、実質原価で考えてください。
ここで何%利益が出せそうか?
利益が出せないのあれば、
別アイテムで考えてください。
ここで間違うと後戻りできなくなります。

5モール出店と自社出店の違い

私は、一番最初YAHOOショッピングに出店しました。
当時手数料も低く、ランニングコストもかからないため、
魅力的でした。
ですがYAHOOショッピングなどは、HTMLやCSSがスキルとして必要です。
もし仮にスキルがないのであれば、
現在は様々なサイトがあるので色々調べてみてください。
私に言ってもらえればアドバイスはできます。

自社出店
メリットは費用もほとんどかからずスタートできますし、
HTMLなどのスキルがなくてもできるサイトも多数あります。

ですが、
自店来てくれてるお客様に販売するのであれば
それでよいですが、
この自社出店は100階建てビルの58階の飲食店のようなものです。
路面から看板もなく誰か気づきますかね?
普通に考えて負け戦です。

なのでまずはモール出店をして、
ECに慣れてもらうほうが良いかと思います。

今朔は合計10弱ぐらいのサイトに載せています。
ですが最初から様々なサイトに載せるのは配送業務に不備が出てしまう可能性が出てきますので、
小さくスタートさせましょう。

6競合に勝つために


7まとめ

飲食店の可能性はまだまだこんなものじゃない!
街の明かりに絶対必要!
と私は常に思っています。

もしEC事業に興味がある方、
私に相談してもらえたら私なりにはアドバイスできますので、
1店舗でも多くの店がパワーアップできればと思っています。


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