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【小学校で帰国】帰国子女が感じる日本とアメリカの違い【学校編】

こんにちはThe Splendid、SAKUです!
普段は整形外科医として働きながら、音楽活動しています!

本日は、90年代に小学校4年生でアメリカから日本に帰国した僕が感じた(あるいは感じている)日本とアメリカの違いについて述べてみたいと思います。

今回は、主に学校で感じた違いについてです。

※日本批判のようになっているところが多々ありますが、実際自分が大人になってみて歴史や現代社会の成り立ちを理解すると、仕様が無い部分が多いと僕自身感じています。
なので批判しているわけではなく、ただ一つの情報として書いていることをご理解頂いた上で、読んでくださると幸いです。

■教室の雰囲気が違う

日本は「先生」対「生徒」がとてもはっきりしていますね。そしてあくまで先生は「目上の存在」。教壇があるのも影響しているのかもしれません。

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対してアメリカは、先生と生徒は時に友達のように近しい存在です。(ハグとかもしょっちゅうします。)

先程のように教室を例に出すと、多くの場合教壇はありませんし、机の置き方も整列していないことも多いです。

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僕が通っていた小学校は、先生が真ん中で同心円状に生徒の机が並んでいました。(調べたけど、アメリカでもこれは稀みたいですね。画像もありませんでした。)

ちなみにアメリカ人は、自分のに対しても友達のような感覚を持っています。(良くアメリカ人は自分の子供に「あなたのbest friendになりたい」と言います。)

歳上だから目上の存在である、という文化はあまりない印象です。

■「みんな一緒が良い」という日本人の感覚はアメリカにはない

日本ではやはり未だ、あまり個性が重要視されていない印象です。

学歴社会からまだ抜けきれていないところに、特に顕著に感じています。(個々の個性的な能力ではなく学力という1つのものさしで人を選別する点で、です。)

個性が重要視されない背景には戦後、復興のために「没個性だけど能力の高い人を多く必要とした」という歴史が影響している、という説もあるようです。

対してアメリカは

「それぞれに才能の種があるから、それを伸ばしましょう」

のような、はなさかてんてんくんみたいなことを常に先生や周りから言われます。(懐かしい笑)

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これはそっちの方が、色んな能力の人が生まれ、結果的にアメリカ社会が豊かになることをアメリカ人が理解しているからかもしれませんね。

ちなみに「未来を担うのは子供」という認識がアメリカには強くあるので、子供はとても大切にされています。(「歳上は目上の存在である」と説かれることの多い日本とはある意味逆ですね。)

■空気を読むことが大事かどうか

上記と似てますが、日本では「はみ出ること」は許されない感覚があります。

著名人をとりあえず叩く雰囲気なども、その一部のように感じます。「出る杭は打たれる」「村八分」などに代表される「人と違うことは悪」という風潮は、未だ強いですよね。

同調圧力が日本人はとても強いのかもしれませんね。それはそれで、まとまりは出るのですが「変化が起きにくい → 低成長になる」は否めないのかなと感じています。

■海外ではセンシティブ。外見をいじるジョーク

外見やウィークポイントをジョークにするのは、アメリカにもあるにはあります。皮肉いわゆるサーカディズムという奴です。

ただ日本とアメリカだとちょっとニュアンスが違うように感じます。(説明はしにくいのですが…)

日本人の外見にまつわるジョークは表現によっては、アメリカ(ひいては海外)だと「いじめや差別」と捉えられる可能性があります。

これは日本が単一民族国家であることが影響していると思います。日本は単一民族でみんな似てるので体型や顔立ちで、差異をもたらすしかないんですよね。だから外見至上主義だし、自然とそこにまつわるジョークが生まれやすい。

対して他民族国家のアメリカからすると「外見は違って当たり前」です。要するに外見いじりはそのまんま「差別に直結する」ことがあるのです。

今は、僕もダウンタウンさんなどのお笑い芸人によるキレのある外見いじりジョークは大好きです。しかし帰国した当時は、日本のテレビは差別に満ちていると感じていました。今じゃ考えられませんが。笑(元来、割とセンシティブに色々感じやすい自分の性格も影響していると思います。)

■まとめ

いかがでしたでしょうか。

日本とアメリカ「どっちが良い / 悪い」はありません。ただ僕としては「パクれるところは、積極的にパクろうよ!」と思っている派なので、是非参考にしてみてください。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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