帝都探偵奇譚ジゴマ2

※ネタバレというほどでもないが敢えて伏せたりとかしないので一応自己責任で。

別に推しが出ている訳でもない舞台を何故か有休ふんだくって観てきた。
（身も蓋もない）


しかも2。
前作観てないくせに2から観る。
我ながら何やねんと思わなくもない。


一応ね、知ってる役者さんは出てるんです。
小栗諒さんという方なんですけども。


最初に観たのは少年ヨルハの時。
四号めっちゃカッコええ！！！と思ってチェックはしてました。
（余談ですが、私の超弩級好みだったのは教官。カッコよすぎる教官。マント最高←そこかよ）
（でも、衣装として最強なのはマントと手袋やと思うねん。さらにいうと白手袋。海自の制服とか最高やない？）


……何か大幅に逸れた。


で、ヨルハの時は銃だったから分からんかったんやけど、そのあと劇ディアのコロちゃんと悪魔のときにさ！何でそこでそれやるん？というめっちゃカッコいい殺陣が！！
なんやこの人めっちゃカッコいいやんけ！
（すみません、中身河内寄りなんでガラ悪く聞こえますが、ケンカ売ってるわけでもなんでもありません）となりまして。
その時から「小栗さんの殺陣は『買い』や！」となったわけです。


で、ここで話が戻る（やっと）。

小栗さんが出るなら殺陣カッコいいんじゃね？と。
（前作は羽衣ちゃんが出てたから気になってたけど、予定が合わず観れんくて）
（だからどっかにひっかかってたんやな、多分）
で、何か調べたら怪盗サイドと探偵サイド
あるとかいうやん。
しかも話ちゃうとかいうやん。
せっかくなら両方観たいやん。

でも、土曜日はマイラバーみやこちゃんの舞台がもう入ってんのよ！
（日曜日は翌日から仕事やから、基本的に晩の公演は入れたくないねん）
やったらもう平日行きゃいんじゃね？と有休コースになりました。



で、観るまで知らんかったんやけど、殺陣つけてんのが小栗さん本人やってんね！
そら、振り付けれるくらいやもん。
カッコええに決まっとるがな。

というわけで、基本殺陣がめちゃ良かった！
銃よりはやっぱり刀がカッコよくてええよなー。
ジゴマは仕込み杖を利用した鞘使いって言うん？
あれが最強にカッコいい。
鞘に刀しまう姿って何であんなにカッコいいんやろね。
後ろ手にしまうとことか（ちょっと慎重さが見えたけどw）良かったなー。


殺陣のシーンは、梅屋と崇のシーンも凄く好き。
あれはいいのは殺陣だけやないけど。
崇がもう、古木大好きやからさー！
ご主人ラブ系の役は大好物です。

あ、同僚ラブとかも好きです。
（結局ラブが好き☆）


だからかな？
ラブというより心酔って感じやけど、須永さんめっちゃ好きなんよー。
あとね、立ち姿がカッコいい。
基本舞台とかやってる人って姿勢いい印象あるけど、衣装のせいもあるかな？凄くシュッとしてカッコよく見えた。
頭いいってのもポイント高いよね。

あ、私は賢い人と腹黒い人が相当好きですが（頭よくて腹黒でメガネだったら絶対ハマる自信ある）、同じくらいアホの子大好きです。
なので、古木は当然好きです。
アホの子万歳。


……なんかつらつら書いたわりに、全然ストーリーに触れてへんな、私。
（しゃーない。基本キャラハマり系なんで）

ストーリーで好きなところはね、蜥蜴と絢子のシーンかな。
自分が妹おるからかも知らんけど、姉妹のシーンってええんよなー。
兄弟とか親子とか、家族絡みのシーンは好きなことが多い。

あ、あと三笠探偵と幻夢のシーン！！！

あれは幻夢のイッちゃった感とあの聖書引用の長台詞。たまらんわー。
舞台映えっていう意味ではあそこが秀逸かも。

うん、いい。



とまあ、ここまでいいとこ並べてきましたが、褒めるばっかやないんよな。

素人が偉そうにと言われそうやけど、そこはさ、意見も言わせてもらいます。


まずなー、小栗さん、イッちゃった演技はいけてると思うんやけど（君死ニのときも似合ってた）、いかんせん笑うの下手よな。そこだけなんかめっちゃ嘘っぽいねん。
辛かったのは、いっちゃん出だしにあのイッちゃってる高笑い入るやん？
そこがなー。最初やからこそこう、入り込みたいのに入れない、というところ。

あと、個々のシーンはいいと思うんやけど、2時間の枠に収めるにはちょっと要素が多い気がする。
何せキャラハマり系人間なんで、いちいちキャラの気持ちに寄り添いたいんよね。
となると、あれだけ登場人物おって、それぞれに背景もあって、見せ場もそれなりに、となると、ついていききられへんようになる。
それやったら潔く休憩入れてもうちょい長めのお芝居にしたらええのにと思わんこともない。

つーか辛いねん、腰痛持ちに2時間座りっぱって！（そこ）


そんなわけで、面白いとは思ったけど、残念ながらDVD予約しよかー、にはならんかった。

次に期待。



期待、なので。

次あったらやっぱりそれは観に行くんやでー☆