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ハイキング記録:岩戸山

2024年6月8日の記録。
湯河原駅からスタート。
街中を抜けて、トレイルヘッド(ハイキング道?)に入ると急な坂が続く。
大きな石が積み上げられている。城壁跡なのかな?
その坂が一段落すると海!
もう、すでに一汗かいている感じ。
このあたりは、ミカン畑が続いている。といっても、今は実はなくひたすら緑の木々。

どうして、海見ると気分があがるのかなぁ 

ここから岩戸山へ。
去年の11月ごろにも一度来たのだけれど、恐ろしく光景が違う。
草が育っていて、道がわからない。
何度か、ほんとにこの道であっているのか?
という疑問が湧いて、もしかして、迷った?と
地図を調べるなど。


あんまり歩かれていないハイキングの道

夏と冬でこんなに山の様子が違うんだな、と驚く。
冬に来た時は、木々の間から海を眺めながらのハイキングだったけれど、
そんなもの見えやしない。ぼうぼうの木に完全にブロックされている。
木が茂っているのは、木陰ができて、歩くには有り難いけれど。
後半、かなり上りがきつくなってくると、グループが縦に伸びる。
さっさと歩いていっちゃう人、のんびり行く人。その間に数人。
あぁ、疲れたなぁと思ったところで山頂。
しっかし、毎回思うけど、この岩戸山の山頂、小さいのだ。
山頂についたよ、と言われないとわからないくらい。

とはいえ、ビューはよい。熱海を望む爽やかな風景。

右側が熱海

この景色を望むところに、6人がけくらいのテーブルがある。
これなかったら、ほんとに山頂ってわからないくらいの感じ。
今回は、テーブルだけでは足りない人数だったので、
みんな地べたに座ったりしてランチ。
Sさんがワインを持ってきてくれていて、みんなにふるまってくれた。
ここまでワインしょって歩くの大変だよね、と思うけど、
Sさんは「たいしたことないよ」と笑顔。
いつもご馳走様です♥️

あれこれしゃべって、記念写真とったりして鋭気を養って後半戦。
木立の中を下っていくと、急に明るい平坦地に出る。
ここが分岐点。
日金山東光寺に行く道と、今来た岩戸山に続く道、そしてこれから熱海にむかう下り坂。これは、石仏の道というそうだ。熱海市観光協会のサイトを見ると、「200年以上前、名主・今井半太夫が亡くなった子息の菩提を弔うために石仏を寄進し、その後、熱海に縁のあった人々が熱海・泉方面から日金山東光寺まで一丁ごとに地蔵を寄進した」とある。
丁って長さの単位なのね? 調べて見たら「長さの1丁(町)=60間が約100m、面積の1町歩が1丁×1丁≒1ヘクタールに相当します」とのこと。ちなみに重さの単位でもあって、約350gくらいだとも。そうだよね、お豆腐、一丁二丁っていうもんね……と脱線。

何丁目と数字の入った石仏が続く

ちなみにこちら、それぞれのお地蔵さんの様子が大分違う。
そのお地蔵さん達と、目の前に広がる海に励まされながら、結構な段差のある坂を下り続ける。

最後は車道に出て、ハイク終了。
次のお楽しみは来宮神社。
ここは観光客ですごく混んでいる、大木がご神木の神社。

竹の小径にいやされて。友人達は、抹茶アイスクリームに舌鼓。
すぐ近くに温泉宿で日帰り温泉も受け入れてくれるところがあるのだけれど、電話をしたら今日はやっていませんとのことだったので、
少し歩いて、同じく日帰りで入れる温泉へ。
汗を流したあとは、ビールで乾杯。

そういえば、前回来た時は、最後花火大会に行き当たって、みんなでみたなと思いながら、帰路につく。
最後の駅までの道が、地味に上りで長いのだよね、熱海。




得意技は家事の手抜きと手抜きのためのへりくつ。重曹や酢を使った掃除やエコな生活術のブログやコラムを書いたり、翻訳をしたりの日々です。近刊は長年愛用している椿油の本「椿油のすごい力」(PHP)、「家事のしすぎが日本を滅ぼす」(光文社新書)