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このパンプスしか勝たん

今日はただただ愛を語らせてほしい!


大好きなパンプスについて。


出会いは高校生。
当時は母と姉に「これいいんちゃん」
と言われた服や靴を身につけるだけの生活やった。

そして、自分の意思で「これがいい!」
と決めたことはなかった。



そんな中、
母と梅田に出掛けたときにふらっと入った靴屋で、
人生で初めてビビッ!!!とくる感覚を味わった。

まさに感動的な出会い。

それがこのパンプス。
初めて履いたときの感覚は忘れもしない。

普通パンプスって。
パカパカなるか
つま先の方がギュッとなって痛いか
の2択やと思う。

そしてこの壁を乗り越えたパンプスだけが
購入するかどうかの検討対象になる。


このパンプスはどうだったか。

壁を乗り越えたどころか
悠々と飛び越えてきた。

パンプスなのに、
ふわっと包まれている感覚になった。

店内を一周してみても

うんうん!いい!

いいよ!このフィット感!!


もう一周してみる。

やっぱりこれですわ!


でも高校生が買うにしては少し高かったので、
さらにもう一周歩きながら考えた。


でもその一周でさらに
パンプスの履き心地の虜になってしまい、
購入の決断をすることになった。


好きすぎる。


フィット感意外にも好きなところがある。

それは

4色で構成されているところだ。


しかもその4色はちょうど
秋冬服の定番色の寄せ集めと言っても過言ではない。

ネイビー、少し深い赤、マスタード、グレー


私は靴と服を合わせるのが鬼下手だから
この4色が入っているのはありがたい。

というのも、
着物と帯の組み合わせ理論のように、
服の色のどれかとパンプスのどれかが同じであれば
統一感が出るからだ。


よく部屋で裸足で服を着て
鏡を見ている時はいけていても、
どうも靴を履いたらチグハグな感じがして
自信がなくなる時がある。

でもこのパンプスなら絶対の安心がある。

よい。最高。


パンプスと相性がぴったりすぎて、
これを買った靴屋さんのファンになった。

またいい出会いがあるかも!と思い、
お店を見つけたら立ち寄るようにしているが、
なかなかないものである。

運命的な靴に出会うのは
天文学的な確率かもしれない。
(だとしたら出会えてないから言いすぎ笑)


あと、

履きやすいパンプスに出会っても
なかなか買うには至らない。


なんでかというと、
家に今のパンプスと新しいパンプスが並んでいたとして
履こうと思うのは絶対的今のパンプスだからだ。


なので、今の以上に気にいるのがない限り
ずっと新しいのは買わないし
買っても履かないと思う。

意外と嬉しい悩みかも。笑


最後にパンプスエピソード。

大学時代、酔ったら楽しくなって
居酒屋から家までよく走って帰っていた。

その時はいつもこのパンプスだった。

このパンプスは
私の体も心も軽やかにしてくれる

魔法の靴やったみたい。


ふふん。

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