ショコラコレクターのチョコ記録③「ジャックジュナン」
ここまで、パリ・サロンデュショコラのお話をさせていただいていました。
スーパーで購入するちょっとしたタブレットチョコですら美味しいこの国。
探せば探すほど、見つけてしまうのです。
魅惑のショコラティエのチョコレートを!
その中でもパリで出会い、もう何度も通っているショコラトリーがあります。
「Jacques Genin 」ジャックジュナンです。
パリのマレ地区に2008年にOPENした、ジャック・ジュナン・フォンダンショコラ。
田舎育ちの職人気質あふれるショコラティエが、一粒一粒手作りで作り上げる、
繊細でアイディアあふれるショコラは、もう奇跡の美味しさ。
ジャックジュナンというと、フルーツゼリーをカラフルなパリの石畳にしたかのような美しさの「Pâtes de fruits パートドフリュイ」があります。
もちろんこちらも感動の美味しさ、そして可愛らしさですが、
私はやっぱりチョコレートが大好きです。
なんといっても、ボンボンショコラは皆さんに食べていただきたい逸品達です。
ジャックジュナンのシンボルマーク入りシルバーのボックスを開けると…
ボンボンショコラがピッタリと敷き詰められています。
見て。この小箱の中に、パリの美しい石畳があるのですよ!
とあるチョコレート通が「これを食べずに死んだら後悔しますね」と言ったとか言わないとか…。
クリーミーで濃厚、そして深いカカオの香りあふれるガナッシュに、
食感と風味が一口ごとに楽しいプラリネ。
記憶に残る一粒一粒を堪能しながらいただきます。
カカオのブラウンの表面には、繊細かつ楽しげなデザインも施されており、
蓋を開けた瞬間パラダイスに導かれる…そんなショコラが待っているのです。
私がパリから日本に帰国する際は、必ず買っていくジャックジュナンのボンボンショコラ。
店頭にはショーケースの中に様々な種類のショコラが並べられており、
その中から好きなものをチョイスすることができます。
After Coronaのパリで、ぜひ皆様にも堪能していただきたいひと時です。
私はよく6区の店舗を利用しますが、マレ地区にある店舗では、ジャックジュナン本人が朝から晩までせっせと働いています。
有名ショコラティエになってもあぐらをかかず、努力を続ける彼の魅力にも触れていただきたいです。
今回は、私の大好きなショコラティエ「ジャックジュナン」を紹介させていただきました。
それではまた、A bien tôt!
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