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LifeBookという会社に出会うまで

LifeBookはどんな会社なのか

株式会社LifeBookは、恵比寿にあるWEBの制作会社です。
現在、私含めて18名程所属している会社です。
業界内としては、小さすぎず、かといって大きいとは言えず…という規模となるのでしょうか?(この辺あんまり詳しくなくてすみません。)
会社の概要につきましては下記↓リンクをご覧ください。

このLifeBookの企業理念を抜粋しますと、
・人々の生活(Life)に、より良く変化させる媒介(Book)を生み出す会社を創りたい。
【中略】
・ライフスタイルを変えるアイディアや意志を、コミュニケーションにより形にし、生活に良い変化を与えていく。LifeBookでそういうことを実現していきたい。

つまり、『関わる人の人生をより良く変化させる媒介となっていく会社でありたい』ということですね!
なので、私のような働き方(パラレルワーク)にとっても寛大です。
私はアルバイトにて所属しておりますが、正社員となっても副業が全面的にOKされています。

そして、個人的には代表の奥様がお花のお仕事をされていて、めちゃくちゃ親近感があったりもします。

今回は花屋さんに勤め始めて、パラレルワークしようと決めてから、Life Bookに出会うまでを書き溜めたいと思います。(派遣社員 → フリー → アルバイト)

このままじゃ生活が苦しい…

晴れて(?)大手生花店のバンケット部門に勤め始め、
3ヶ月がたったころ、わかっていたし、覚悟もしていたけど
この収入じゃ…破産してしまう…
実際に体験してみると、収入が減るってめっちゃくちゃ辛い!!!!!
前職もさほど高給取りでもなんでもなかったけど、
世の中の平均とされる(だろう)くらいはいただいていた。
仕事は対して辛くもなかったし、つまらなかったけど、安定はしていた。
周りの人もいい人だった。

だいたい、約8年もいたらそこは居心地の良い場所になってしまうのだ。

収入が減るのの何が辛いって、
自分の今までが全部否定されたような気持ちになって、
もうどうしようもなく不安になってくる。
この先何をやってもダメなんじゃないか…という気すら湧いてくる。
額面が減って落ち込むのにさらに追い打ちをかけて精神的に辛くなった。
自尊心って大事だ。仕事のやりがいは金額に関係ないなんて全くのキレイゴトだ。大袈裟と言われるかもしれないけれど、もっと辛い経験をしてる人は五万といるだろうが、この一度上がってしまったものがガクンと落ちる恐怖は体験したことない人には想像しづらい辛さかもしれない。

そうだ、仕事を2つすればいいんだ…!
というか最初からそのつもりだったじゃん

と言う訳で、早速仕事探しを始めます。
【希望条件】
・生花店の勤務の休みの日(シフト制になるので平日)にできる
・週2勤務
・WEBのデザイン、コーディングの経験が活かせる職業

派遣だと、時給高い!週2案件もある!

週2勤務可能!高時給!とかの広告キャッチコピーにするすると導かれて派遣会社に何箇所か登録させてもらいました。
派遣会社に登録すると、WEB上のフォームにて簡潔な登録の後、履歴書とポートフォリオ(あれば)を持参し、派遣会社のオフィスにてお仕事紹介エージェントと面談がありました。
こちらの条件をお伝えしても、週5日での勤務はお考えないですか?とだいたいの場合で聞き返される。花屋で働いていることを伝えると、それ以上強くは言われなかったけれど、どうしても世の中は週5で働いてくれる人を探してるんだな、と勘ぐってしまった。
(世の中と言うか、派遣会社はそのマージンで稼いでいるから、高単価でいっぱい働いてくれる人が必要と言うだけの話だけれども、寄り添ってくれる相手ではない。派遣会社にそこまで求めてはいけない。)
時給は、一般的な事務のお仕事が1,600円くらいなのに対して、だいたい200〜800円くらい高いと言うのが印象でした。(あくまでも私が職を探していた際の市況です。)

派遣会社の中には、働きたい人側のお世話役の立場の人と、
働き手を探す企業から枠を獲得してくる側の人がいるらしいとなんとなく理解した。

一度登録し、面談が終わると、条件に合うお仕事をご連絡させていただきますね、とメールやら電話やらでお世話役の人と連絡をとり、良さそうな働き口があったら、派遣会社の企業から枠を取ってくる側の人と一緒に先方企業へ面談に行きます。

そうこうしているうちに登録してから約1ヶ月の後(確か3社くらいと面談した)都内にある会社の中で派遣社員として働かせていただくことになりました。

ライフワークバランス?フリーになるぞぉ…!

派遣として働く際、あらかじめ出勤する曜日を固定して1日あたり何時間働くかを契約書に残します。週に2日、火曜と木曜を毎週派遣で働くことにしました。

生花店では契約社員なので、1ヶ月あたりの働く時間と休日の日数が決まっていて、だいたい9日/月です。(繁忙期・閑散期のある業種なので、もうちょいお休み増える月もあります。)

花仕事で月のお休み9日のうち、8日を派遣の仕事に充てる生活

そんなことを説明すると、だいたいの人に「なんで?」って引かれた。そりゃそうだよ。だけど、体力的にはもちろんギリギリだったけど、精神的には安定していたんです。
・収入が増えた。
・「できること」を仕事にすることで、自尊心が回復した。

異業種に転職すると、もう出来ないことばかりで、年下の先輩とか必ずいるわけで、時にはなんでそこまで言われないといけないのだ…。と沈んでしまうこともありました。いろんなバックボーンを持っている人がたくさんいる環境で、教える立場の人も成熟してなかったり、狭いコミュニティの中でいじめのような状況になったりする場合も時に出てきて、結構落ち込むことも。
そんな時に、自分ができることを仕事にしてお金を稼げるようになると、今までやってきたことは無駄じゃなかったんだな、とかみしめることが出来きたんです。

とは言いつつも、月のお休み1日とかでずっと生きていくのはさすがに無理だと自分でも感じていて、周りの友達からもとても心配された。5kg痩せた。

そんなことを考えつつも派遣先にも慣れてきて1年経った頃、
「フリーランスになりたい」そんなことを考えていた。

人生そんなにうまくいかないよ

「ご相談があります」
派遣先の上長にそう切り出すと、うつむき加減にそわそわしていて、目を合わせてくれない状況がしばし続く。意を決して
「フリーランスになりたいんです」
そう告げると、今までのそわそわが嘘みたいに晴れ、ニコニコ笑顔で快諾。どうやら辞めたいと切り出されるのではないかと危惧されていたようです。派遣から直雇用に切り替えるというのはよくある話のようでしたが、直雇用ではなく業務委託にする前例はほぼなく、方法を上長が一緒に考えてくれました。それだけではなく、出勤しない時もリモートでできる時は仕事しますというのも許可してくれて、いい人でよかった…と思ったのも束の間、個人として業務提携契約を結んだ後から
今、頼める仕事がないんで、とりあえず仕事出来たら出勤してください
そんなこんなで約半年でその会社の部署からは全く仕事がもらえず、業務委託契約も白紙となりました。

アルバイト探そ!

またも振り出しに戻る。そんな時インフルエンザにかかり、花屋に出勤出来ない日々があり、1ヶ月の手取りが10万円以下に…。これ家賃払ったらもう生活出来ないやん。無理だ…。
だからといって、再び派遣で仕事を紹介してもらって、月1回のお休み生活に戻れる気もしない…。

…アルバイトでよくない?

とりあえず、一刻も早く(手っ取り早く)収入源を得たい一心でgoogle検索に希望条件を打ち込んでみた。

アルバイト WEBデザイン リモート可 週2日勤務可

無理だろ!って思わなくもなかったけれど、(特にリモート可の部分)
何社か条件が合いそうだったので、応募して、3社に面接に行ってきました。(1日で)
その中で、2社目に面接を受けたのが今お世話になっているLife Bookでした。(正直、1社目でも内定?をもらえていたので、ずぼらな性格の私は面接すっぽかしちゃおうかな…と邪悪な心がよぎったのですが、最初の会社と同じ駅に事務所があったので、踏みとどまることが出来ました。)

あの時すっぽかさなくて、本当によかった。

面接で話した内容も、
面「どうして我が社に関心を持って下さったのですか?」
私「働ける条件が決まっていたので、その条件に合うところで面接を受けさせていただきました」
面「正直ですね…!ははは(乾いた笑い)」
落ちたかと思った。
面「この面接の後、何か予定あるんですか?」
私「これから友達と野毛に飲みに行きます。(ここは恵比寿)」
完全にヤバイやつ。

Lifebookとしても、私のような働き方(リモートで仕事する)を受け入れるのが初めての試みだったので、仕事の割り振り方やコミュニケーションの取り方は最初からスムーズだったわけではありません。
どのようにコミュニケーションを築いていったのか、次回以降で綴っていこうと思います。

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