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保育士資格を取っていない私が保育ピアノにガッツり向き合うことになった理由

 これからしばらく、私の本業ピアノ教師のうち「保育士・幼稚園教諭を目指す人や現職の人のレッスン」についてまとめて行こうと思います。

 のっけからタイトル長っ!ですが、私は音大卒で教職課程は履修して教員免許をとったものの、保育士の資格を持っていません。また、もともと取るつもりもありませんでした。

 そんな私がなぜ、10年前から「保育の音楽とピアノ」に向き合わなければならなくなったか。今回はそんな話をしたいと思います。


 きっかけは本当に些細なことでした。
もう12年ほど前になりますが、ひとりの高校生の女の子が私の教室へ入会しました。彼女はピアノを小学生の頃習った経験はあるけれど、保育士を目指すためにもう一度ピアノを習いたい、という希望でした。

 引き受けたものの、私は戸惑いました。
自分が受けてきたピアノのレッスンは、あくまで「音楽を専門にする」ためのもの。そして、当時まだ現在の地で教室を立ち上げたばかりの私は、指導歴は20年ほどありましたが、その間一度も、幼稚園教諭や保育士を希望する生徒を受け持った経験がありませんでした。

 私に一体何ができるのか?
 知らなければならないことはなんだろうか?

そこで、私はまず当時毎日ログインしていたmixiの複数参加していたピアノの先生向けのコミュニティの1つで質問をしたのです。

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