もりこさん

メルボルン在住の日本人27歳。純ジャパ駐在員。 パートナーのモーリシャス人とその家族た…

もりこさん

メルボルン在住の日本人27歳。純ジャパ駐在員。 パートナーのモーリシャス人とその家族たちとの出会い、現在進行形での関係の発展と広がりをおもしろく紹介いきます。

記事一覧

東京に向かう夜行バスの中で、 ブランケットを被って、 座席の"ぼっちテント"を限界まで引っ張って、 一種のヨガのポーズのように脚を曲げながら、 思うことは... ** 昨日…

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去る3月31日、2017年度最後の日。 困ったことが起きた。 私は何かに取り組む時にはプランBを用意する。 常にもしダメだった時、最悪の状態を見込んで バックアッププラン…

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2015年9月のある日、私は波の上にいた。 ワンゲル部の合宿で私たちはツブラ島という無人島に来ていた。生まれも育ちも東京で、コンクリートに囲まれて18年間過ごしてきた…

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腓

東京に向かう夜行バスの中で、
ブランケットを被って、
座席の"ぼっちテント"を限界まで引っ張って、
一種のヨガのポーズのように脚を曲げながら、
思うことは...

**
昨日のビバラで飲ませてもらった
コブラとサソリと朝鮮人参を漬けた謎酒**

見るからにやばそうなボトルを見ていると、
アイコさんが、

「味見してみる?」

「はい」

お客さんが持ってきてくれたベトナム土産なのだそう。

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壁

去る3月31日、2017年度最後の日。
困ったことが起きた。

私は何かに取り組む時にはプランBを用意する。

常にもしダメだった時、最悪の状態を見込んで
バックアッププラン、逃げ道の入り口の目星をつけておく癖がある。だからいつも安全地帯を見繕っておく必要があるし、周りをきょろきょろしながら前に突き進んでいた。そしてそのお陰か、運良くこれまで、行き詰まりを感じたことはなかった。

ところが、プ

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波

2015年9月のある日、私は波の上にいた。

ワンゲル部の合宿で私たちはツブラ島という無人島に来ていた。生まれも育ちも東京で、コンクリートに囲まれて18年間過ごしてきた私は初めて経験する自然に惹きつけられ、
トイレがなくても
フナムシに脅かされても

街に帰りたいとは思わなかった。

最初の2日間

波は穏やかだった

突然リーダーの無線に連絡が入った。海上タクシーからだった。嫌な予感がした。

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