1日1冊の読書を始めて50日が経った。


小さいころから読書が大好きだった。

私の読書熱は小学生の頃がピークで、暇さえあれば読書していた。同じく小学生の頃にブームだったプロフィール帳の「趣味」の欄には「読書」と書いていたし、「将来の夢」の欄には「小説家」とか「絵本作家」とか書いていた気がする。家では親に「もう本を読むのはやめなさい」と怒鳴られたこともある。

そんな読書熱もいろいろな要因が重なり合って次第に冷めていく。部活、勉強、習い事etc.

パソコンで友達とチャットをしたりYouTubeやニコニコ動画を見る時間が圧倒的に増えていき、読書は伊坂幸太郎をたまに読む程度になった。

大学生活は週6日ジムに通い終電までスカッシュの練習に明け暮れ、勉強やバイト、海外旅行で忙しく過ごしていたため読書は二の次だった。

社会人になり某金融機関で営業の仕事をしていたが日々それなりに忙しく、帰りの電車は立ったままうたた寝することもしばしばだった。それに加えてやれ資格を取れだの、相場の勉強をしろだの、商品を覚えてこいだの、まぁいろいろやらなければいけないことがあり、なかなか読書をする気持ちにはなれなかった。(読書をしないのには他の大きな要因もあったけれど、ここでは触れない)

そして仕事を辞め状況が変わった今(しかもコロナウイルスの影響で身動きが取れない!)暇だし読書でもするか~となんとなく本を読み始めた。最初は「1日1冊読むぞ!」とか「年間300冊!」みたいな目標も全く無く、気になっていたけど時間がなくて(厳密にいえば、“時間を作っていなくて“)読めていなかった本をぼちぼち読んでいこう~程度の気持ちだった。でも一人で読んでいても寂しいし、誰かと共感したりおすすめの本を教えてもらったり出来たらなと思いInstagramのストーリーに読んだ本を載せることにした。

面白い本は続きが気になってついつい1日で読み終えてしまうのが昔からの癖で、6日目に6冊目を読み終え、ストーリーに載せた時から「一日一読」「今日の一冊」シリーズが始まった。(このシリーズ、適当な思い付きで名付けたせいで「一読ってなんやねん」と自分でもツッコミたくなる。)

去年悩みに悩んだ末思い切ってKindleを買っておいて本当に良かったと思う。わざわざ書店に走らなくても1クリックで手に入ってしまうお手軽さは1日1冊の読書を続けられた大きなポイントじゃないかと思う。読んだ本の中で紹介されていた本も気になったその場で調べてすぐ買える。しかも電子書籍は紙の本に比べて割引されていることが多い。パソコンでもスマホでもKindleアプリをダウンロードさえすれば簡単に読めるからほんのちょっとしたスキマ時間にも読書ができる。

そんなこんなで元々大好きだった読書がふとしたきっかけで再びマイブームとなり今日で50日。

せっかく50日続いたんだからってことでこの50日間で読んだ50冊を簡単な感想とともにまとめてみた。(どこに需要があるのか分からないけど)

暇つぶしに読んでやってもいいよって方や、ステイホーム週間で暇だからおすすめの本知りたいって方はよろしければお付き合い下さい。







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