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ゲキサポ!と転職活動の記録

はじめまして。さよと申します。

この記事は、タイトルの通り「ゲキサポ!の体験談と転職活動」の記録となります。

私も、noteやブログで転職活動の記録の記事を読んで励まされてた経験があります。もし今これを読んでいる転職活動やキャリアについて悩んでいる方や、
【”キャリアプラン”ってなんだよ!ってなっている。でも実はちゃんと考えたいとモヤモヤしている】方がいらっしゃれば、何か力に少しでもなれば幸いです。


早速ですが、私の簡単な基本情報。

↓↓

●大学を卒業後、新卒で前職に入社。某食品メーカーに勤めていました。約7年勤めて退職。
(経験部署は営業(事務)→製造部(生産管理))
前職と業界を変え、8月よりとある企業へ事務職(便宜上事務職と言っています)として入社予定です。
●転職“活動”は2回目。1回目は2年前です。
本格的に転職したのは今回が初。

以下、退職に至るまでと実際の転職活動終了までの時系列です。

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4月:上司と面談、今後の社内でのキャリア話し合う。 1週間後、自己都合退職の旨を伝える。ゲキサポ!の無料カウンセリングを受ける。
5月:ゲキサポ!の面談を開始。
6月:有給消化、前職の退職。求人の応募を本格的に始める。
7月:応募を進めながら面接へ。合計2社から内定をもらう。1社に絞ることを決める。
(40社応募/書類選考落ち33社、書類通過7社、面接4社(内2社お見送り)、面接辞退3社。)
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世間では、コロナでいろんなモノや、コトの先行き不透明な状態。
そして、在職中ではなく退職してからの転職活動。
自分で今考えても、思い切ったことをしてますね。

退職

そもそも、なんで7年もいた会社退職をしたのか。
製造部へ異動する前は、営業部で事務をやっていました。
(本当は営業となる予定で入社したのですが、成り行きで事務をやっていました。)
部署を異動して、当然ですが仕事の進め方が大きく変化。
加えて、会社全体として大きな動きもあり、去年の秋頃から年始にかけては正直怒涛で、しんどかったです。
出勤してきて、現場行って、事務所に戻ってくるのが退勤1時間前とか。
お正月に推しのライブに行けなかったら・・・どうなってたかと思うと怖いです。(そこでなんとか生きる力をもらう
自分の仕事の進め方の問題もありますが、思うようにいかないことも多く、精神的に参ってしまい、落ち込むことが多かったです。

そんな折、だんだんとコロナの影響で客先からの受注が大幅に減少。そんな状況を踏まえて、上司と面談を行うことに。
内容は、営業部・製造部での今までの実績を踏まえての、今後のキャリアの方向性についてでした。
詳しい内容は省略しますが、このまま製造部で頑張ってほしいと言われたことが退職の直接のきっかけです。

製造部で頑張ろうと思えなかったんですね。だけど、他の部署に行きたいとも思えない。(そもそも、もう異動もできない)
月末には回答を出してほしいと言われたため、そこから一週間で答えを出そう!と期限を設けて考え、退職を決意。
上司へ自己都合での退職の旨を伝えました。


そうと決まれば、本格的に転職活動しなければならない。
ということで、まず初めに「自己分析」のことが思い浮かびました。
以前転職活動で、自己分析がまっったくできていなく、転職の軸もブレブレでした。

退職するのはいいけど受けたい企業も、「自分がどうしたいのか」も全く分からない状態。
その悩みを解決するために、頼ったのがポジウィルさんの”ゲキサポ!”でした。


ゲキサポ!を知ったきっかけ

以前の転職活動の時、ゲキサポ!の前身となるサービスをやっているのをTwitterで見ていました。その時は、「そんなサービスをしている企業があるのか。」とさらっと見ているだけでした。

そして今回の転職。情報収集している中で、以前の記憶がよみがえります。そこで、どんなことをされているのかと調べたことが、知ったきっかけでした。
これは、すごく今自分が必要としているサービスなのでは?
という気持ちが生まれます。
なぜなら、前回の反省から絶対1人じゃ自己分析は無理・・・!!
と確信していたからです。
とりあえずどんな感じなのかなと気になる。

早々に無料カウンセリングを受けることを決めました。

カウンセリングでは、短時間ですが色んな話を聞いていただき、自分の仕事の現状と過去のことから、できていることや改善した方がいいことを言っていただきました。
そして最後に、ゲキサポ!を受けるかどうか聞かれますので、返答します。

唐突ですが、私は自分が価値があると思うものにはお金は惜しまないタイプです。
(推しのイベントや好きな舞台のチケットetc.、実質無料と思うやつ。)
ただ、さすがに今回は金額面で悩みました。約50万円。
もう1段安いコースもあるけど・・・ガッツリサポートしてもらうコースを選びました。
2年前のトラウマもありましたが、短期的に次の転職活動が成功させるだけじゃなく、長期的なキャリアのことを考えたい。ここで自分に投資する!!と思い、最終的にサービスを受ける決断しています。
有料だからこそ転職活動への覚悟を持てましたし、自分の判断に責任を持てたと思います。転職活動中無気力になりそうなとき、”お金かけてるんだし!”と自分を焚きつけていました。

※補足※
申し込むとき、前職は出勤ほぼしていなく時間が有り余っていた私は、ゲキサポ!の昼割を利用しました。
平日昼に面談実施、回数等の諸条件を満たしている場合、その回数に応じてキャッシュバックを卒業後に受けることができます。
※昼割プランは現在終了されているとのこと。期間限定のプランだそうです



面談開始までは、日程の調整を行ったりしながら少し時間があったので、事前に出された課題に取り組んだり、ストレングスファインダーをやったりしました。(私の場合、適応性、親密性、収集心、回復志向、慎重さ
と、上位 5位以内に慎重さが出てるんですが、これが後々の面接準備・対策でめちゃくちゃ活かされた。)

ゲキサポ!での面談開始

ゲキサポ!では、利用者の特性に合わせて専属のトレーナーさんを1人マッチングしてくれます。
そのトレーナーさんと共に自己分析や転職活動を行いました。

事前ワークに沿って面談。
幼少期の頃からの好きだったこと、いい思い出、嫌だったこと等過去の体験。家族や友人のことなどの自分にまつわることをじっくりと見つめ直しました。
(ゲキサポ!では、事前ワークで出された課題に対して考え、アウトプット→面談前に提出。それに対してトレーナーさんと面談し質問してもらう。答え
の内容の深堀や言語化してもらう形式で行ないます。)
面談はZoomで実施するんですが、それ以外の時間はSlackを通してやり取りを行えます。
悩んでることは、些細なことでも相談できる環境を整えてくれています。

面談開始してしばらく、過去の経験について一緒に振り返りしてもらった後の私、「なんか本当に話さないといけないことを言葉にできなかったかも・・・。」と悩みました。
すっごいモヤモヤして、その日寝れず。なので、自分の考えをまとめ直した上でメッセージを送りました。

自分のダメな部分をさらけ出すのは怖かったですが、メッセージを送ることができてよかったと思っています。もし、あの時「まあいいか」と思って自分気持ちを放置してたら、現在の状況はもっと違っていたなと思います。
どんな内容であっても、トレーナーさんは聴いて受け止めてくれます。なので、積極的に使った方がいいと感じました。


面談で言語化してもらって分かった自分のこと


①家族との関わりや、過去の印象深い嫌な記憶が、価値観を否定されたように受け取ってしまうことが多かったことから、「自分自身の価値観」を大切にしたい人。

②初めから完璧にやらなくちゃいけない、理想の姿にならないといけない。と考えに無意識に完璧主義になってしまう人。

③「キャリアプラン」という言葉に縛られすぎている。


②完璧主義
中学の頃から社会人になった後もずっと続いていて、何か失敗する度に、できない自分を否定する材料にしていました。
振り返るのが怖いから、辛い記憶だけを積み重ね、トラウマに。
という負のループを起こしていました。
この時、トレーナーさんに「”失敗は学び”という考え方があるんですよ」と教えていただきました。
学んだと思えば失敗にはならない、というのは目からウロコでした。
そして、失敗から何を学んだかきちんと振り返ることも大事ですが、同時にその中でもできたことを褒めることも大事ということも教えていただきました。
そうじゃないと、前に進めない。ということに気づかせてもらえました。
(”失敗は学び”の考え方は、転職活動を進める上でも精神的に楽にしてくれました。)

③のキャリアプラン
前職で“「何年後にはこんな役職について、こんなことをしている!!」ではないといけない。”と強く植えつけられることがあり、固定観念に悩まされていました。
上司と会話していて「キャリアプランはどう考えてるの?どうしたいの?」となることも、結構な頻度であり聞かれること自体が怖かった。
だから、ずっとキャリアプランを考えられないことに、後ろめたさを感じ続けていました。
トレーナーさんから、考え方は人によって様々だし、「何年後にどんな役職につくとか、内容をガチガチに固めても、その通り進むことの方が少ない。だから、『“自分がこうありたい”という考え方でいい。』」そう言っていただけて、本当に心が軽くなりました。

と、こんな感じで自己分析をじっくりと行いました。

自己分析は、並行して友人何名かに協力してもらい、他己分析もしてもらっていました。内容は、面接でめちゃめちゃ活用させてもらっています。
(自分への教訓でもありますが頼れるものは素直に頼ろう。 )

自己分析以外のこと

自分の理想の姿について考えていきます。
自分が理想とする人が誰か。自分が将来制限なく、何でもやっていいなら何をするか。仕事とプライベートのことを考えます。
(理想の人は芸能人でもキャラクターでも誰でもOKなのですが、数名尊敬する人をあげる→その人たちに共通する理想の部分は何か、を考えました。(これがこの後面接で話すことになる、5年後のキャリアプランの元になっています。)
この2軸によって、今回の転職活動の軸や今後のキャリアプランを決めました。

求人への応募

ゲキサポでは、求人紹介は行われないため、自分で転職エージェント登録、アポ取りして方向性の相談、紹介された求人へ応募しました。
また、求人サイトも登録してサイト経由での応募を行いました。

しかし、応募する(のボタンを押す)のがなんか怖い!!!
求人票見るだけでげんなりするし、疲れる。条件マッチする求人なんてあるの??ってなりがち。

“怖い”の中身を分析すると、
面接行くことになった時、ちゃんと志望動機言えるかなとか。
もし面接被ったり、連日だったら準備間に合うかなとか。
そういう気持ちがありました。
でも、私が応募していた職種は事務。
求人が出て当日に締め切られることもあるくらい倍率が高い。
なので、「転職軸に少しでも合致したものはすぐに応募した方がいい」とトレーナーさんに背中を押され、求人票の条件は確認しながら、勇気を出して応募進めました。

同時進行で面接対策


面接対策で一番大変だったのは、志望動機を作るための、企業研究でした。
途方もない”正解探し”をしてしまうので、めちゃめちゃ消耗してしまうので大変だったんです・・・。
トレーナーさんに、「理解しようとすることが大事、正解を出さないとダメだと考えなくていいんですよ。」と言っていただかなければ、迷宮から抜け出せなくて、投げ出していたと思います。

また、面接練習もがっつりやりました。
面接練習の前は怖くて、勝手に不安な気持ちが大きくなってしまっていました。失敗したらどうしよう、とか考えるんですよね。練習なんだから失敗した方がいい、と分かってても怖い。

これは、「指摘されたとしても自分を否定されている訳ではないし、失敗しても学びなんだから、大丈夫。」
と意識することで怖さを抑えました。
実際、自分では客観的に話す内容や話し方を判断できないので、練習はやって本当に良かったです。

本番の面接と振り返り

実際の面接に行きはじめ、想定外の質問にしどろもどろになることもありました。
でも、この時にはもうあまり落ち込まず、切り替えられるようになっていました。

面接の内容は、当日に振り返りを行ったのですが、絶対その日に振り返りをする。というの言うのは自分の中で決めていたことでした。
「次に同じこと聞かれたら、こう答えよう」と考え
、整理。言いたいことがまとまらないときには、トレーナーさんと相談しました。
(ストレングスファインダーの”慎重さ”がめちゃくちゃ活かされた瞬間。)

内定まで

面接や応募を進めていた、7月某日。
とある企業から、面接した数時間後に内定をいただきました。
即日内定とか都市伝説だと思っていた私、衝撃で動揺が半端ない。
そして人生で初めてのオファー面談へ。
この企業が面接日程の設定から、オファー面談迄のスケジュールが思っている以上に急で。面接でも回答が一番ボロボロだったし、何が評価されての内定か全然わからない。
この時点で、自分の中で若干の違和感を感じていました。

後日オファー面談をしてもらい、面接内容のフィードバックと入社後の業務の説明を受けました。
業務内容は、事前に求人票で見ていた通り。
条件で納得できない部分はない。しかも、転職活動して初めの内定。
それに、今1社しか内定もらえてない・・・。

本来なら喜ぶところなのに、全然嬉しくない。
むしろ内定辞退したいと思っちゃってる。
でも、そんな贅沢なこと言っていいの?
と、一気に悩みが押し寄せました。

(この企業に関しては、エージェント経由で応募した求人だったので、エージェントさんに面談の感想を伝えてたら大変なことになりました。かなりご心配をかけてしまい、とても反省しています。)

感情が不安定な中、その後すぐ別の企業の2度目の面接に行く予定がありました。
何とか切り替えて面接へ。

実は、書類選考で応募したときは、営業事務と記載があったものの、事務職の求人ではありませんでした。
(というのは、1次面接で知りました。)

でも、面接で話を聞いていても、まったく自分のスキルが活かせない訳ではない。経験も活かせるかもとなり、まあ結果が出てから考えればいいかと思い、辞退はしませんでした。
それに、一番リラックスして面接受けられた企業だったこともありました。

企業から、この面接に行く前に「経歴書のスキルを見て、別の仕事が合うと判断した。その内容を説明したいため、面接を再度させていただきたい。」とメールをいただいていました。

期待していいのか、どんなこと聞かれるのか・・・

ドキドキと不安な気持ちが同居する中、「なんにせよ、頑張るだけだ。」と思って面接に向かいました。


受付を済ませたところ、「代表が参りますのでお待ちください。」と伝えられます。

・・・?

予想していない展開に、言われた瞬間ビビりました・・・。

でも、始まってみると、冒頭からなんだか和やかな雰囲気だし、話も盛り上がる。
代表の方から、実は・・・と切り出された内容が、

「求人の職種は埋まっていたので、本来はお見送りの予定だった。
でも、別の職種で増員が必要と社内会議で決まった。1次面接の内容とこれまでの経験を見て、合致していると思う。その職種でもいいならぜひ内定を出したい。」
とのことでした。
いろいろ話を聞いて、転職活動の軸に合ってる。それに自分のスキルを活かせそうな業務内容でした。そのため、これはチャンスだと思い内定の承諾をしています。

オファー面談から2社目の内定まで、1日の内に起こったことでした。怒涛だったので、若干放心状態になりながらトレーナーさんへは報告をしてました。

内定が決まるまでの過程も全く違う2社ですが、比較したときに「会社内、社員の方の雰囲気。」が決め手になりました。

転職活動の軸は、今までの自分のスキルが活かせることでした。
でも、その他に大事にしていたこともあって、それは「自分がこの会社で働きたいと思えるか」どうかということです。
具体的ではないかもしれませんが、「そこで、自分が無理せず働いている姿を想像できるか」と言う方が分かりやすいでしょうか。

1社目の企業は、合わないって感じてるのに、内定出たからと焦って決めて、働く可能性がありました。

内定承諾の際、自己分析で言語化した「①「自分自身の価値観」を大切にしたい人」のことを思い出してハッとしました。
転職活動を始める前、2社、3社同時並行で応募して進めるなんて準備間に合うか不安だし、無理なんじゃ・・・と実はと思っていました。
でも、こうして納得して転職先を決められたので、複数社の選考を並行してよかったと、今回の転職活動を通して実感しています。

以上が転職先を決める迄の一部始終になります。

本当に運もよかった。色んなご縁があり、納得して転職先を決めることができました。


ゲキサポを経験して

ゲキサポ!のサービスを受けたことで、前は考えることをほぼ拒絶してたキャリアプランも、前向きに考えることができています。
最終的にこうなってたらいいな。というものですが、「自分の仕事の魅力を語れるくらい、やりがいをもって働けるようになる」というのが今後のキャリアプランです。
また、自分の大切にしたいことはそのままですが、仕事の取り組み方への考え方も変わりました。今回頑張った自分を褒めてもいいなら、精神的に少し成長できたのかなとも思います。

転職活動をするのは、私は絶対一人じゃ無理だったと思います。
支えてくれたゲキサポ!のトレーナーさんを含め、応援してくれた人がいたから挫けずに頑張れました。
本当にありがとうございました。
その感謝を、これから先も忘れないようにしたいです。


8月から、新しい職場に行きます。
なじめるかなとか、仕事ちゃんとついていけるかなとか不安はあります。
でも自分の決めた目標と、失敗は学び。という気持ちをもって、焦らず自分らしく頑張ります。

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました!

さよ