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ビタミンCの副作用2つとその対策3選

こんにちは、サカトです。

先日、ビタミンCについてツイートしました。

この note ではこちらのツイートをさらに掘り下げていきます。

このnoteの対象読者は以下の通りです。

・ビタミンCのストレス軽減作用について詳しく知りたい
・ビタミンCの副作用について知りたい
・ビタミンCの副作用を防ぐ方法を知りたい

私は普段、ブログやツイッター、オンラインサロンなどで健康・栄養関係の情報発信をしています。

ビタミンC の摂取量は1日〜10g 程度で、もう3年くらい続けているかなというところです。

ビタミンC という栄養素はとても有名なのですが、Twitter を見ているとなかなか十分な理解まで至っている人は少ない様子です。

なのでnoteにまとめることにしました。

副腎疲労や美肌・美白、抗酸化やコラーゲン合成など多岐にわたる効果を期待できる嬉しい栄養素ですので、正確に理解しつつ利用していきましょう。

先に当noteに感想をくださった方のツイートを紹介します。

コメントありがとうございました^^

では、始めていきますね。

ビタミンCはストレスを減らします

ビタミンCはストレスに対抗するために重要な栄養素です。

ではここで教科書を開いてみましょう。


副腎疲労

「ビタミンC」の項目から引用してみます。

ビタミンCが足りないとストレスに対抗できず、「副腎疲労」が起こります。

ビタミンC は副腎がストレスに対抗するためのホルモンを作ることに使われます。

つまり、ストレスがかかるとビタミンCが大量に消費されることが考えられるのですね。

ここでビタミンC が足りなくなると、ストレスに負けてしまいます。それが「副腎疲労」と呼ばれる症状を引き起こす一因となっていると考えられます。

ちなみにほとんどの動物は自分の体内でビタミンCを合成することができます。

教科書によると、ストレス下のラットが体内で合成したビタミンCはヒト換算で13g に達するそうです。

ヒトはビタミンC 合成能力を捨てることで「代謝的負担」を減らす戦略をとったと考えられます(さらにちなむとその原料はグルコースです)。

コルチゾルの低下

さらに、こちらの論文。

こちらによると「ビタミンCで運動後のコルチゾル低下」が確認されています。

コルチゾルはストレスに対抗するためのホルモンですね。これが低下しているということは「ストレス自体」が消えたということが推測されます。

先の副腎疲労は「コルチゾルを作れるようにする」ことが作用でしたが、こちらは「ストレス刺激そのものが減っている」と考えられるわけですね。酸化ストレスの現象でしょうか。ちょっと違う視点です。

つまり『ダブル効果』でストレス対策になっていると考えられますね。

ビタミンC はストレスや副腎疲労対策になる。

これは十分に期待して良さそうです。


ビタミンCの主な副作用はこの2つ


とはいえ、過剰摂取には問題があるんじゃないのか?と考えられる方も多いと思います。

ですので次に、ビタミンC の「副作用」について考えていきましょう。

細かいことを言うと色々とあったりするのですが、特に私が重要と考える以下の2つを取り上げて説明します。 

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