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bien Bake のこれから 2024.6

坂下寛志

パティシエを1名だけ募集することにしました。
※2名に増えました。


約2年前の新店舗ができる前の展望がこの記事です。

その頃と違うのは、パティスリーやドーナツ屋などの店舗展開を止めました。というのも、今自分たちの作っている焼き菓子の追求の底が見えないからです。

やればやるほど、まだ美味しくできる、または、新しいお菓子が生み出せそうで、私のキャパが足りないからです。

それと、作るだけではもちろんだめで、全国のお客様に当店のお菓子をお届けすることを、よりしっかりやっていきたいからです。

現状、お取り寄せもお待たせすることも多いですし、焼き立てとなると、どうしても金沢のお店にご来店いただくしかないのですが、
百貨店さまにご協力いただいて、各地で、焼き立てのお菓子を少しだけでもご提供できる機会を増やしていきたいと思っています。

各地で催事出店するときは、スタッフがさらに必要になります。催事会場はもちろん、本店でも催事のバックアップと本店営業があるからです。

催事に出ることによって、本店がおそまつになるようなことは、本店にご来店くださるお客様にあまりに失礼なので、そんなことは絶対にしません（前もって休日を設けることはありますが）。


スタッフの待遇や良い労働環境を保つのに、稼がなくてはならないのは現実としてありますが、必要以上に儲けるようとすることは、人員育成との兼ね合いが崩れ、商品の質が落ちかねません。

ですので、スタッフは増やしたいけれども、非常に慎重に雇用していきたいと思います。雇用したからには、そのスタッフにも良い暮らしができるように努めていきます。


細かいところでいうと、
・サブレリーのサブレやスコーンの強化をする
・スタッフのパソコンスキルを上げる
などがあります。

パソコンを貸与して、エクセルスキルの取得などを自学してもらうなどのこともしています。


お客様に喜んでもらえるようにすることと、自分たちの生活を良くすることは、相反することではなく、むしろ、生活を良くしないと、お客様に喜んでもらえるようなお菓子やお店にならない、とまで感じています。

そういう会社にしていきたいと思います。

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