欧州日本人選手多すぎて全部観きれない問題について
はじめに
欧州サッカーリーグが続々と開幕して今シーズンも多くの日本人選手が欧州でプレーを繰り広げている。
そして、これはもう嬉しい悲鳴だけど
にしても、多すぎて追いかけきれない……
一応、2024-25シーズンの視聴環境をまとめてみたが
チョット観きれなさすぎる……
裏被りストレスの発生とその根本原因
この観きれない問題の根本にあるのは裏被りが発生することにある。
複数のサブスクに加入して複数デバイスを駆使して何とか観ようとしても限界が生じるほど日本人選手の数が多すぎる。
目当ての選手がいる場合は「観たい試合」の優先順位を決めるのは比較的容易にできるが「観ない試合」を決めるのが意外と難しい。
「観ない試合」に決めた試合で日本人選手が得点していると「観た試合」がハズレ試合を引いたように感じてしまうから厄介だったりする
で、このストレスの原因はサッカーLIVE配信事業者が
「1画面1試合」のサービス提供しか行っていないことにある。
これだけの日本人選手がプレーしているのだから当然、同時刻開催の試合が多数発生する。
欧州日本人選手が増えれば増えるほどこの問題は大きく複雑になっていく。
1画面複数試合視聴UIの開発と実装
なのだから、サッカーLIVE配信事業者は、
ユーザーインターフェイス(UI)が1画面2試合(もしくは3画面)のサービス提供を開始すべきだと主張したい。
メイン画面①とサブ画面②(+③も欲しい)が同時視聴できるUIを開発して複数の試合を同時視聴できる環境を実装してもらいたい。
詳細は以下のとおり
スキップできないCMって誰得なの?
アジアカップの時にDAZN独占配信の試合が観たいと加入した新規加入者は試合前に流れるスキップできないauのCMに憤慨し、auも田中みな実も嫌いになったと思う。
数多あるサブスクの中でも月額最高金額のコンテンツに加入してスキップできないCMが流れて観たい試合がすぐに観れない視聴環境はユーザーを馬鹿にしていると思われても仕方がないほど酷いと感じる。
auは高い広告費を支払って企業イメージが下げる方法でCMを流されていることに不満を感じないのだろうか?
アジア3次(最終)予選もアウェイ試合はDAZN独占になっているが、auに続いて高い広告料を支払って企業イメージを下げるのはドコの会社になるのだろうか?
もちろん言うまでもなくDAZNが一番最悪なのだけれども
動画配信サブスクにおける正しい広告のあり方
言わせてもらうが、サブスク課金しているのにスキップできないCMが流れるのが許せない。とかいうつもりは別にない。
何の工夫もない視聴環境を邪魔するような広告方法が気に入らないという話なのだ。
1画面で複数試合が視聴できる新しいサービスを展開する代わりに画面に広告枠が常時設定されているということであれば、ある程度納得できる。
低価格で広告展開するのであればyoutubeで同時視聴配信している配信者が広告枠を買って自分のチャンネルに誘導したいと思うかもしれない。
選手が顔面を押さえて倒れたら形成外科の広告が流れ、シュートがポストやバーに当たった直後にクレ5-56の広告に切り替わり、ロングスローを投げようと準備している時には今治タオルSALEの広告が流れる。
これまでになかった、サッカーの試合状況に合わせた新しいマーケティング展開が発明されるかもしれない。
おわりに
欧州日本人選手数が今後どのくらい増えていくのかは分からないが、方向として5大リーグの日本人選手数が増えていくことは必然だと思う。
欧州各国リーグとしては試合日・時間をズラして同時刻開催の試合を無くして視聴者を増やす方法を探っているようだがUNEXTやDAZNのように複数リーグの放映権を持っていると、どうやっても裏被りは発生してしてしまう。
サッカーLIVE配信事業者にはユーザーの視聴ストレス解消のためにUIの複数画面設定はぜひ検討していただきたい。
「視聴可能なデバイスを追加するためには課金しなければならない」
なんていうコア会員から搾取するクソみたいなビジネスモデルは淘汰されるべきだ。
(文中敬称略)
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